わたしの瞳に恋してる
りん子的独り言(エラそう)
う〜ん、そんなに『りん子的独り言』でもないけど、このカテゴリで^^
平日の打ち合わせ。
駅から会場までショッピングセンターを通り抜けていく。
普段休日に仕事が多いから平日訪れると人口密度がぜんぜん違う。
休日には親子連れやカップルでごった返す通路も、こんなに広かったんだ〜と改めて思う。
たくさんのガラスからゆったりした通路に明るい光が差している。
エスカレーターを上がるとなにやら音楽が。
ブラスバンドだ。
どうやらイベントスペースで演奏しているらしい。
ちょうどわたしが乗っているエスカレーターはそのイベントスペースを遠く斜め後ろから見ることができた。
動いているエスカレーター、数秒だけブラスバンドの一部が見える。
すーっと。
目で追う。
最後列の数人の背中。
女の子だ。
お揃いの黄色いTシャツを着ている。
どうやら高校生の発表会らしい。
2、3人の打楽器担当の子がマレットを両手に持ちぴょんぴょんリズムを取りながら大きく手拍子をしている。
『君の瞳に恋してる』
ちょうどサビのところだ。
観客に一緒に手拍子を誘っている。
わあ、なんで?
わたしったら、泣けてきてる。
だって、なんだか一生懸命に見えたんだもん。
平日のショッピングセンターは夏休みとはいえ、人はまばら。
おそらく観客は保護者や関係者がほとんどだろう。
そんな中、手拍子を誘ってぴょんぴょん跳ねている女の子の背中が、ちょっと切なくて、でも無性に応援したくなるようなエネルギーに満ちていた。
きっとたくさん練習したんだろうな。
大人数の部活はいろいろイヤなこともあるよね。
でも、彼女にとっての晴れ舞台を迎えたわけだ。
例え観客が少なくても芸能界のような華やかな舞台じゃなくても。
なんだかね、ぴょんぴょん跳ねているその子の背中には、その子だけのスポットライトが当たっているって感じちゃったんだ。
数秒の知らない女の子の背中を見て、勝手にシンパシーでじわじわ涙が出てしまった。
まったく、これから仕事だっていうのに。
お化粧落ちちゃうから必死に目尻をハンドタオルで押さえて会場に向かうのでした。
わたしたちは、それぞれの人生の主役だ。
そんな言葉、いままでいろんなところで目にしてきた。
とてもステキな考え方だけど、いつでもそんな気持ちでいられるかというとなかなか難しいものでもある。
そんな立派な人間じゃないもの。
大きな舞台に憧れるし華やかな衣装も人気も羨望する。
じゃあ、こんな発想どう?
わたしの人生の一片が、見ず知らずの誰かの目に『あの人の人生は、あの人が主役だ』って映る瞬間があるかもしれない。
あのぴょんぴょん跳ねた少女のように。
そんなふうに思ったらちょっといい気分にならないかな。
いや、単に自意識過剰のなせるわざ、かもしれないけど^^;
たまには反対側からの視点になってみるのもおもしろいかなと思うのでした。
それにしても最近涙もろいなぁ、年のせい?^^;
う〜ん、そんなに『りん子的独り言』でもないけど、このカテゴリで^^
平日の打ち合わせ。
駅から会場までショッピングセンターを通り抜けていく。
普段休日に仕事が多いから平日訪れると人口密度がぜんぜん違う。
休日には親子連れやカップルでごった返す通路も、こんなに広かったんだ〜と改めて思う。
たくさんのガラスからゆったりした通路に明るい光が差している。
エスカレーターを上がるとなにやら音楽が。
ブラスバンドだ。
どうやらイベントスペースで演奏しているらしい。
ちょうどわたしが乗っているエスカレーターはそのイベントスペースを遠く斜め後ろから見ることができた。
動いているエスカレーター、数秒だけブラスバンドの一部が見える。
すーっと。
目で追う。
最後列の数人の背中。
女の子だ。
お揃いの黄色いTシャツを着ている。
どうやら高校生の発表会らしい。
2、3人の打楽器担当の子がマレットを両手に持ちぴょんぴょんリズムを取りながら大きく手拍子をしている。
『君の瞳に恋してる』
ちょうどサビのところだ。
観客に一緒に手拍子を誘っている。
わあ、なんで?
わたしったら、泣けてきてる。
だって、なんだか一生懸命に見えたんだもん。
平日のショッピングセンターは夏休みとはいえ、人はまばら。
おそらく観客は保護者や関係者がほとんどだろう。
そんな中、手拍子を誘ってぴょんぴょん跳ねている女の子の背中が、ちょっと切なくて、でも無性に応援したくなるようなエネルギーに満ちていた。
きっとたくさん練習したんだろうな。
大人数の部活はいろいろイヤなこともあるよね。
でも、彼女にとっての晴れ舞台を迎えたわけだ。
例え観客が少なくても芸能界のような華やかな舞台じゃなくても。
なんだかね、ぴょんぴょん跳ねているその子の背中には、その子だけのスポットライトが当たっているって感じちゃったんだ。
数秒の知らない女の子の背中を見て、勝手にシンパシーでじわじわ涙が出てしまった。
まったく、これから仕事だっていうのに。
お化粧落ちちゃうから必死に目尻をハンドタオルで押さえて会場に向かうのでした。
わたしたちは、それぞれの人生の主役だ。
そんな言葉、いままでいろんなところで目にしてきた。
とてもステキな考え方だけど、いつでもそんな気持ちでいられるかというとなかなか難しいものでもある。
そんな立派な人間じゃないもの。
大きな舞台に憧れるし華やかな衣装も人気も羨望する。
じゃあ、こんな発想どう?
わたしの人生の一片が、見ず知らずの誰かの目に『あの人の人生は、あの人が主役だ』って映る瞬間があるかもしれない。
あのぴょんぴょん跳ねた少女のように。
そんなふうに思ったらちょっといい気分にならないかな。
いや、単に自意識過剰のなせるわざ、かもしれないけど^^;
たまには反対側からの視点になってみるのもおもしろいかなと思うのでした。
それにしても最近涙もろいなぁ、年のせい?^^;
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