『当然』
独特な幸福感
一年前のいまの時期のこと。
GWを目前に控えた平日最後の日だったと思う。
ランチをしに那智さんのお仕事場近くまで行った。
しばらく通常営業じゃなくなるな〜と、那智さん見納め(笑)
和食屋さんでご飯を食べて時間になったから別れる。
那智さんはお仕事場に、わたしは駅に。
「今日はありがとうね」
「はい^^午後もお仕事がんばって」
携帯で話しながらお仕事場に到着した那智さんは電話を切る。
わたしは駅へ。
ふと、駅前のショップを覗く。
いつもはほとんど、そのまま改札に直行するのに。
たしか、飾ってあった帽子が可愛かったから手に取ってみたくなったんだ。
ついでに他の帽子も被って遊んでみた^^
携帯が鳴った。
那智さんだ。
「はい、どうしました」
「りん子、いまどこ?」
「○○です」
「あ〜、よかった、今日はまだ時間大丈夫?」
「はい」
「じゃあ、戻って、う〜んと○○の方向に向かってきて」
「はい??」
どうしたのかな?
わざわざ駅から戻るようにいうなんてめずらしい。
時々、ランチの後寄るところがあって、そのままお付き合いすることはあるけれど。
しばらく、『いまどの辺?』『あと20mほどで○○通りの角ですよ』『じゃあ、俺は○○通りにいるよ』なんて位置確認と落ち合う場所設定のやり取り。
落ち合って。
そのまま銀行へ。
『待ち時間のかかる仕事だったから、付き合えよ』
ってことだったらしい^^
おしゃべりしては、呼ばれ、また待ち、また呼ばれ、そんな時間を一緒に過ごす。
用事が済んで帰り道。
「りん子、どうやって帰る?」
もといた駅まで戻ってもいいし、ここなら探せば地下鉄もあるなぁなんて思っていたら。
「う〜ん、時間大丈夫なんだよな。じゃあ、いいか」
そういって歩き出す。
しばらく歩くと、目印になる建物。
これを起点に那智さんのお仕事場は左、わたしが来た駅は右。
だけど何も言わず那智さんは左に歩き続ける。
わたしも何も言わず、それについて行く。
次の角もお仕事場方向、また次も。
どんどん駅は遠くなる。
わたしはついて行く。
ふと、嬉しくなって、聞いてみる。
「那智さん、なんでこちらまで、わたしも一緒に?」
「そりゃあ、りん子と少しでも長くいたいから〜(笑)」
うふふ、嬉しい♪
そんなことを言ってくれることも当然嬉しいけど。
もうひとつ嬉しいことは、『当然』にしてくれたこと。
那智さんの暇つぶしにりん子は『当然』付き合う。
那智さんの行く方向に『当然』りん子はついて行く。
那智さんが一緒にいようと思うのだから『当然』りん子も同じ。
時間が大丈夫ということさえ確認できていれば、あとは那智さんの好きなようにするのは『当然』^^
わたしのような女は、この俺のもの扱いの『当然』が嬉しい。
GWを前にしてしばらく連絡取りにくくなるけれど、なんだかちょっと気分上向きになった記憶の思い出^^
今日からGW突入です。
ここの更新もお休みします^^
突然現れるかもしれなけど、基本お休みだと思ってくださいませ^^
では、では。
お休みの人もお仕事の人も、帰省して嫁業する人も?皆さん楽しいGWをお過ごしくださいね〜♪
那智さ〜ん、それでもおたがい『当然』だけど、いて当たり前にはならないでいましょうね。
GW明けても当然わたしはおりますが、空気のような存在になんてこれっぽっちもなりたくないのですからね〜^^
いつまでも新鮮に。
GWの繋がりにくい期間もそのスパイスになるように、精進いたします(笑)
一年前のいまの時期のこと。
GWを目前に控えた平日最後の日だったと思う。
ランチをしに那智さんのお仕事場近くまで行った。
しばらく通常営業じゃなくなるな〜と、那智さん見納め(笑)
和食屋さんでご飯を食べて時間になったから別れる。
那智さんはお仕事場に、わたしは駅に。
「今日はありがとうね」
「はい^^午後もお仕事がんばって」
携帯で話しながらお仕事場に到着した那智さんは電話を切る。
わたしは駅へ。
ふと、駅前のショップを覗く。
いつもはほとんど、そのまま改札に直行するのに。
たしか、飾ってあった帽子が可愛かったから手に取ってみたくなったんだ。
ついでに他の帽子も被って遊んでみた^^
携帯が鳴った。
那智さんだ。
「はい、どうしました」
「りん子、いまどこ?」
「○○です」
「あ〜、よかった、今日はまだ時間大丈夫?」
「はい」
「じゃあ、戻って、う〜んと○○の方向に向かってきて」
「はい??」
どうしたのかな?
わざわざ駅から戻るようにいうなんてめずらしい。
時々、ランチの後寄るところがあって、そのままお付き合いすることはあるけれど。
しばらく、『いまどの辺?』『あと20mほどで○○通りの角ですよ』『じゃあ、俺は○○通りにいるよ』なんて位置確認と落ち合う場所設定のやり取り。
落ち合って。
そのまま銀行へ。
『待ち時間のかかる仕事だったから、付き合えよ』
ってことだったらしい^^
おしゃべりしては、呼ばれ、また待ち、また呼ばれ、そんな時間を一緒に過ごす。
用事が済んで帰り道。
「りん子、どうやって帰る?」
もといた駅まで戻ってもいいし、ここなら探せば地下鉄もあるなぁなんて思っていたら。
「う〜ん、時間大丈夫なんだよな。じゃあ、いいか」
そういって歩き出す。
しばらく歩くと、目印になる建物。
これを起点に那智さんのお仕事場は左、わたしが来た駅は右。
だけど何も言わず那智さんは左に歩き続ける。
わたしも何も言わず、それについて行く。
次の角もお仕事場方向、また次も。
どんどん駅は遠くなる。
わたしはついて行く。
ふと、嬉しくなって、聞いてみる。
「那智さん、なんでこちらまで、わたしも一緒に?」
「そりゃあ、りん子と少しでも長くいたいから〜(笑)」
うふふ、嬉しい♪
そんなことを言ってくれることも当然嬉しいけど。
もうひとつ嬉しいことは、『当然』にしてくれたこと。
那智さんの暇つぶしにりん子は『当然』付き合う。
那智さんの行く方向に『当然』りん子はついて行く。
那智さんが一緒にいようと思うのだから『当然』りん子も同じ。
時間が大丈夫ということさえ確認できていれば、あとは那智さんの好きなようにするのは『当然』^^
わたしのような女は、この俺のもの扱いの『当然』が嬉しい。
GWを前にしてしばらく連絡取りにくくなるけれど、なんだかちょっと気分上向きになった記憶の思い出^^
今日からGW突入です。
ここの更新もお休みします^^
突然現れるかもしれなけど、基本お休みだと思ってくださいませ^^
では、では。
お休みの人もお仕事の人も、帰省して嫁業する人も?皆さん楽しいGWをお過ごしくださいね〜♪
那智さ〜ん、それでもおたがい『当然』だけど、いて当たり前にはならないでいましょうね。
GW明けても当然わたしはおりますが、空気のような存在になんてこれっぽっちもなりたくないのですからね〜^^
いつまでも新鮮に。
GWの繋がりにくい期間もそのスパイスになるように、精進いたします(笑)