なんのオーラ?
独り言
他の人と比べたことないけど、多分わりと私は「声を掛けられやすい」タイプだと思う。
道を訪ねられることからはじまって、パンツ売ってとか「二万円で」とか、「ヌード写真を撮らないか」とか…。(んん?若い頃は普通にナンパもされたけど、最近は特に「商売」に偏ってる!?巷では熟女流行?)
この商売に関わる声かけは、那智さんは喜ぶけど、私は複雑だ。
それと、あとよくお声が掛かるのが「宗教の勧誘」。
その手の声掛けには特徴があって、面と向かって声は掛けないの。
狙いを定めて近寄って、すれ違う一歩手前で「すいません」とか小さな声で呼び止めるのだ。
多分私の推測なんだけど、それで立ち止まる人は「無意識に何か乾いてる」と判断されるんじゃないかな。
だから、弱味に付け込める?
私は、長年の接客業の癖でなのか、過剰な自意識故にか、「すいません」とささやかれると、ふと立ち止まってしまうのだ。
だから、余計に彼らの「カモ」になりやすいみたい。
「すいません」
すれ違い様に小声で聞こえた声に反応して立ち止まる。
私より少し若い女性だ。
那智さんと知り合って一年くらい過ぎた頃。
その日はデートでいつもの街に来ていた。
少し早く到着したから、スタバにでも入っていようと駅前をのんびり歩いているところだった。
なんかの勧誘だな〜とわかったから、いいや暇つぶしに付き合ってしまおうと「何ですか?」と返事をする。
「すみません、私いま占いの勉強をしているんです。それで歩いてたらあなたがちょっと気になったから…。もしよかったら少しみさせてもらえませんか?」
「はあ…。」曖昧に答える。
「私ね、ちょっと霊感もあって、それでそれを人の役に立たせたいと思って、占いの勉強をはじめたんです。だから、感じるんだけど、あなたいま人生の転機ですね。ご自分でも転換期だと感じていませんか?」
「そういえば…そうですね…。」(確かに那智さんに出会って、転機と言えばそうかしら、とりあえず肯定してみる)
「これから、あなたの人生を左右する重要な人との出会いがあると霊気が示しています。その人があなたの人生を好転させてくれますね。」
「はあ、そうですか?」(那智さんとは出会ってるし、これより凄い出会いが待ってるの!?)
「だから、いま、とても大事な時期です。…だけど、ひとつ気にかかるものが見えます…。」
「なんですか!?」(ちょっと慌ててみる^^)
「あなたは自ら運気を逃がしているところがある。それは自分に自信がないからです。」
「ああ、そうですか…。」(当たってなくもないけど)
「誰も自分をわかってくれないと思ってませんか!?」
「こんなに一生懸命やってるのに、誰も認めてくれないと思ってませんか!?」
「空回りしていると感じませんか!?」
これでもかってくらい、「何かポイント」を突いてくる。
こういう言葉って、ちょっとグラッとくるよね。
「今日はちょうど私の占いの師匠が、近くの事務所にいます。そのあなたの運気を逃がしてしまうところを払ってもらいませんか?」
そうきたか〜!!
ちょっと行ってみたい気もするけど、そろそろ待ち合わせの時間だわ。
いい暇つぶしができました、ありがとう^^
「ごめんなさい、待ち合わせをしていて、時間がないんです。」
「ああ、そうですか…、それは残念です。では、ひとつだけ良いことを教えてあげましょう。今日お話したことは、誰にも言ってはいけませんよ。運気は口から逃げて行くのです。話したら全部逃げていきますよ。そして、そこから来る災いは、数年後あなたが孤独になるという形で表れますから…。」
へぇ〜、運気は口から出ちゃうの〜!!
「私はうんこをお口に入れてるけど」、なんてお下品な暴露をしたくなってしまうけど、我慢してその場を立ち去る。
もう、面白くてすぐ那智さんにも話す。
別なときに友達にも話す。
いろんな人に話しまくり、仕舞にはブログのネタにもしちゃってる。
だから、その人の言うことが正しかったら、私の運気は逃げちゃって孤独が待っていることになる。
それが間違ってるって証明するためにも、私が孤独にならないように那智さんにお願いしなくちゃ^^;
それが「正しい」かどうかはわからないけど、私は信じようとは思ってない。
だけど、「誰もわかってくれないでしょ?」なんて言葉は、心がちょっと弱ってるときならつい引き込まれてしまうそうな、甘い言葉だ。
つい、それにすがりたくなってしまう気持ちもわからないでもないかな。
それでも、なんだか「災い」とか「孤独」とかって、後味が悪い。
後味悪いのは、信じないほうがいいですよね。
でも、私、占いで、あんまり良いこと言われたことないのよね。
石を買うの勧められたり…。
要するに、私の「何かオーラ」が招いているということなのか!?
他の人と比べたことないけど、多分わりと私は「声を掛けられやすい」タイプだと思う。
道を訪ねられることからはじまって、パンツ売ってとか「二万円で」とか、「ヌード写真を撮らないか」とか…。(んん?若い頃は普通にナンパもされたけど、最近は特に「商売」に偏ってる!?巷では熟女流行?)
この商売に関わる声かけは、那智さんは喜ぶけど、私は複雑だ。
それと、あとよくお声が掛かるのが「宗教の勧誘」。
その手の声掛けには特徴があって、面と向かって声は掛けないの。
狙いを定めて近寄って、すれ違う一歩手前で「すいません」とか小さな声で呼び止めるのだ。
多分私の推測なんだけど、それで立ち止まる人は「無意識に何か乾いてる」と判断されるんじゃないかな。
だから、弱味に付け込める?
私は、長年の接客業の癖でなのか、過剰な自意識故にか、「すいません」とささやかれると、ふと立ち止まってしまうのだ。
だから、余計に彼らの「カモ」になりやすいみたい。
「すいません」
すれ違い様に小声で聞こえた声に反応して立ち止まる。
私より少し若い女性だ。
那智さんと知り合って一年くらい過ぎた頃。
その日はデートでいつもの街に来ていた。
少し早く到着したから、スタバにでも入っていようと駅前をのんびり歩いているところだった。
なんかの勧誘だな〜とわかったから、いいや暇つぶしに付き合ってしまおうと「何ですか?」と返事をする。
「すみません、私いま占いの勉強をしているんです。それで歩いてたらあなたがちょっと気になったから…。もしよかったら少しみさせてもらえませんか?」
「はあ…。」曖昧に答える。
「私ね、ちょっと霊感もあって、それでそれを人の役に立たせたいと思って、占いの勉強をはじめたんです。だから、感じるんだけど、あなたいま人生の転機ですね。ご自分でも転換期だと感じていませんか?」
「そういえば…そうですね…。」(確かに那智さんに出会って、転機と言えばそうかしら、とりあえず肯定してみる)
「これから、あなたの人生を左右する重要な人との出会いがあると霊気が示しています。その人があなたの人生を好転させてくれますね。」
「はあ、そうですか?」(那智さんとは出会ってるし、これより凄い出会いが待ってるの!?)
「だから、いま、とても大事な時期です。…だけど、ひとつ気にかかるものが見えます…。」
「なんですか!?」(ちょっと慌ててみる^^)
「あなたは自ら運気を逃がしているところがある。それは自分に自信がないからです。」
「ああ、そうですか…。」(当たってなくもないけど)
「誰も自分をわかってくれないと思ってませんか!?」
「こんなに一生懸命やってるのに、誰も認めてくれないと思ってませんか!?」
「空回りしていると感じませんか!?」
これでもかってくらい、「何かポイント」を突いてくる。
こういう言葉って、ちょっとグラッとくるよね。
「今日はちょうど私の占いの師匠が、近くの事務所にいます。そのあなたの運気を逃がしてしまうところを払ってもらいませんか?」
そうきたか〜!!
ちょっと行ってみたい気もするけど、そろそろ待ち合わせの時間だわ。
いい暇つぶしができました、ありがとう^^
「ごめんなさい、待ち合わせをしていて、時間がないんです。」
「ああ、そうですか…、それは残念です。では、ひとつだけ良いことを教えてあげましょう。今日お話したことは、誰にも言ってはいけませんよ。運気は口から逃げて行くのです。話したら全部逃げていきますよ。そして、そこから来る災いは、数年後あなたが孤独になるという形で表れますから…。」
へぇ〜、運気は口から出ちゃうの〜!!
「私はうんこをお口に入れてるけど」、なんてお下品な暴露をしたくなってしまうけど、我慢してその場を立ち去る。
もう、面白くてすぐ那智さんにも話す。
別なときに友達にも話す。
いろんな人に話しまくり、仕舞にはブログのネタにもしちゃってる。
だから、その人の言うことが正しかったら、私の運気は逃げちゃって孤独が待っていることになる。
それが間違ってるって証明するためにも、私が孤独にならないように那智さんにお願いしなくちゃ^^;
それが「正しい」かどうかはわからないけど、私は信じようとは思ってない。
だけど、「誰もわかってくれないでしょ?」なんて言葉は、心がちょっと弱ってるときならつい引き込まれてしまうそうな、甘い言葉だ。
つい、それにすがりたくなってしまう気持ちもわからないでもないかな。
それでも、なんだか「災い」とか「孤独」とかって、後味が悪い。
後味悪いのは、信じないほうがいいですよね。
でも、私、占いで、あんまり良いこと言われたことないのよね。
石を買うの勧められたり…。
要するに、私の「何かオーラ」が招いているということなのか!?
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