電気剃刀
独特な幸福感
体調が100%ではなくて、週末に仕事が控えていた平日のある日。
本当は鞭を打とうとしていたけれど、そんな状況だから那智さんは別の遊びを考えてきた。
「脱いで」
裸になる指示。
鞄から電気剃刀を出す。
「?」疑問に思っていると「体調が良くないから鞭も使えないだろう?だから、あんまり体力を使わないでいいことしよう。」
「おまんこの毛を剃ろうね。」
ちょっと、待って!!
いきなりそんなこと言われても!!
私は主人と仲が悪いわけではない、むしろ良いほうだと思う。
お風呂にも一緒に入ることだってある。
ここのところセックスは減っているから可能性は低いけれど、それだってわからない。
お尻にできた痣はなんとか隠すことができたとしても、ツルツルになった下半身は目立ってしまって隠しようがなだろう。
「え!?」と言ったきり黙る私。
「無理?だって最近は(セックス)しないんだろ?」
「ツルツルにしてあげるよ、きっと可愛いだろうな。」
そんなことを言われたら、恥ずかしく可愛い姿になった自分を想像してしまって、嬉しくなってしまう。
だけど、やっぱりそれは無理だ。
いつか那智さんのもとにいってしまう日が来るかもしれないけれど、それでもいまそんな方法で気付かれて、家族を傷つけるわけにはいかない。
那智さんは、私が最近セックスをしていないことを知っていて「大丈夫」と判断したのかもしれない。
「生え揃うのに、どれくらいかかると思いますか?」
即「no」は言いたくない、可能性を模索する。
「2ヶ月はかかるかな〜。」
那智さんもそこははっきり断言できないみたい。
2ヶ月間を想像する。
お風呂は誤摩化せるだろう、だけど、その2ヶ月の間に子供が泊まりの行事がある。
もしかしたら、その時に夫が私を抱こうとするかもしれない。
何度も言うが、痣は暗くすれば見えにくくなるけど、セックスをするのに毛がないのは言い訳のしようがない。
だめです、できない。
事情を説明して、拒否する。
那智さんのしてくれることは、何でも喜びだ。
でも、家族を傷つけてしまうかもしれないことは避けなければいけない。
那智さんのお望み通りおまんこの毛がない私を想像して、その恥ずかしい姿を可愛がってくれることを想像して、それを拒否しなければいけない状況が悲しくなってしまう。
剃ってもらいたい。
その姿は恥ずかしいだろう、それでも、それは「那智さんのもの」という印のひとつに感じられるなら、剃ってもらいたい。
でも、それができないことが悲しくて、泣いてしまう。
「できなくて、ごめんなさい。」
「そうか、それは無理できないね。」
そう言って、持ってきたスポーツ新聞を広げて、そこに私を腰掛けさせる。
「じゃあ、少しだけね、足を広げて。」
言われるままに新聞紙の上で股を広げる。
電気剃刀のモーターの音が響いている。
「痛かったら言うんだよ。」
毛に触れてモーターの音が変化する。
正面からはわからないように、おまんこの周りをツルツルに剃り、正面は少し短く刈って形を整える。
途中煙草を吸いながら、淡々と作業する那智さんを見ている。
手や剃刀が当たって気持ちよくなってきてしまう。
「濡れて剃りにくいよ 笑」
こんなことでも濡れるのね。
可笑しくて恥ずかしくて、嬉しい。
「立ってみて」
出来上がったから立って見せる。
「可愛い♪鏡で見てきてみ。」
照れくさいけど可愛いと言ってもらえてことは嬉しい。
急いで鏡の前に行く。
鏡に映った私の下半身は、普段は毛深く黒々としているけれど、きれいに刈られて短く薄くなっている。
印象として黒々しているよりは頼りなさげで可愛く見える。
「か、かわいい♪」
さっき泣いていたことが嘘のように、気分よくなってしまった。
那智さんが触ると、毛がないということは指が当たる感触も違って、新鮮で気持ちが良い。
那智さんが気に入ってくれたことが嬉しい。
また想像してしまった。
全部ないと、もっと可愛くてもっと喜んでもらえて、もっと気持ち良いかもしれない。
私の事情で全部剃ることはできなかった。
でも、少し剃ることで、那智さんも満足して私も悲しさから救われた。
いつかそうしたいと思ったら、那智さんはなんとかして全部剃るようにするでしょう。
それまでは、この「少々剃毛」を続けるそうです。
「俺が面倒臭くならなければ」続くようです。
那智さんの好みに変わっていくことは、とても嬉しいこと。
だけど、現実問題として、無理ができないことはちょっと悲しい。
バランス必要で大切。
いつもずっとこのバランスを那智さん頼りにしている。
この「那智さん頼り」は、那智さんに負担なのではないかと、最近思っている。
今度、お話し聞いてもらおう。
体調が100%ではなくて、週末に仕事が控えていた平日のある日。
本当は鞭を打とうとしていたけれど、そんな状況だから那智さんは別の遊びを考えてきた。
「脱いで」
裸になる指示。
鞄から電気剃刀を出す。
「?」疑問に思っていると「体調が良くないから鞭も使えないだろう?だから、あんまり体力を使わないでいいことしよう。」
「おまんこの毛を剃ろうね。」
ちょっと、待って!!
いきなりそんなこと言われても!!
私は主人と仲が悪いわけではない、むしろ良いほうだと思う。
お風呂にも一緒に入ることだってある。
ここのところセックスは減っているから可能性は低いけれど、それだってわからない。
お尻にできた痣はなんとか隠すことができたとしても、ツルツルになった下半身は目立ってしまって隠しようがなだろう。
「え!?」と言ったきり黙る私。
「無理?だって最近は(セックス)しないんだろ?」
「ツルツルにしてあげるよ、きっと可愛いだろうな。」
そんなことを言われたら、恥ずかしく可愛い姿になった自分を想像してしまって、嬉しくなってしまう。
だけど、やっぱりそれは無理だ。
いつか那智さんのもとにいってしまう日が来るかもしれないけれど、それでもいまそんな方法で気付かれて、家族を傷つけるわけにはいかない。
那智さんは、私が最近セックスをしていないことを知っていて「大丈夫」と判断したのかもしれない。
「生え揃うのに、どれくらいかかると思いますか?」
即「no」は言いたくない、可能性を模索する。
「2ヶ月はかかるかな〜。」
那智さんもそこははっきり断言できないみたい。
2ヶ月間を想像する。
お風呂は誤摩化せるだろう、だけど、その2ヶ月の間に子供が泊まりの行事がある。
もしかしたら、その時に夫が私を抱こうとするかもしれない。
何度も言うが、痣は暗くすれば見えにくくなるけど、セックスをするのに毛がないのは言い訳のしようがない。
だめです、できない。
事情を説明して、拒否する。
那智さんのしてくれることは、何でも喜びだ。
でも、家族を傷つけてしまうかもしれないことは避けなければいけない。
那智さんのお望み通りおまんこの毛がない私を想像して、その恥ずかしい姿を可愛がってくれることを想像して、それを拒否しなければいけない状況が悲しくなってしまう。
剃ってもらいたい。
その姿は恥ずかしいだろう、それでも、それは「那智さんのもの」という印のひとつに感じられるなら、剃ってもらいたい。
でも、それができないことが悲しくて、泣いてしまう。
「できなくて、ごめんなさい。」
「そうか、それは無理できないね。」
そう言って、持ってきたスポーツ新聞を広げて、そこに私を腰掛けさせる。
「じゃあ、少しだけね、足を広げて。」
言われるままに新聞紙の上で股を広げる。
電気剃刀のモーターの音が響いている。
「痛かったら言うんだよ。」
毛に触れてモーターの音が変化する。
正面からはわからないように、おまんこの周りをツルツルに剃り、正面は少し短く刈って形を整える。
途中煙草を吸いながら、淡々と作業する那智さんを見ている。
手や剃刀が当たって気持ちよくなってきてしまう。
「濡れて剃りにくいよ 笑」
こんなことでも濡れるのね。
可笑しくて恥ずかしくて、嬉しい。
「立ってみて」
出来上がったから立って見せる。
「可愛い♪鏡で見てきてみ。」
照れくさいけど可愛いと言ってもらえてことは嬉しい。
急いで鏡の前に行く。
鏡に映った私の下半身は、普段は毛深く黒々としているけれど、きれいに刈られて短く薄くなっている。
印象として黒々しているよりは頼りなさげで可愛く見える。
「か、かわいい♪」
さっき泣いていたことが嘘のように、気分よくなってしまった。
那智さんが触ると、毛がないということは指が当たる感触も違って、新鮮で気持ちが良い。
那智さんが気に入ってくれたことが嬉しい。
また想像してしまった。
全部ないと、もっと可愛くてもっと喜んでもらえて、もっと気持ち良いかもしれない。
私の事情で全部剃ることはできなかった。
でも、少し剃ることで、那智さんも満足して私も悲しさから救われた。
いつかそうしたいと思ったら、那智さんはなんとかして全部剃るようにするでしょう。
それまでは、この「少々剃毛」を続けるそうです。
「俺が面倒臭くならなければ」続くようです。
那智さんの好みに変わっていくことは、とても嬉しいこと。
だけど、現実問題として、無理ができないことはちょっと悲しい。
バランス必要で大切。
いつもずっとこのバランスを那智さん頼りにしている。
この「那智さん頼り」は、那智さんに負担なのではないかと、最近思っている。
今度、お話し聞いてもらおう。