普通のひとで愛し合おう3
月日は流れ、2014年5月。
最初の異変はゴールデンウィーク明けだった。
夕方、那智さんのお仕事場の近くまで行き一杯飲んだのだけど、ここでゴールデンウィーク中に大きなケンカになったと聞かされた。
ケンカと言っても、時々聞く限りでは一方的な爆発の被害に遭う形のようだけど、今回はそれの規模が大きかったようだった。
那智さんの中でなんとか修復していきたいと画策してきた数年だったけど、これは譲れないという線を超えてきたそうだ。
そこではじめて「ああ、別れてもいいのかもしれない」と肩の荷をおろすような気持ちのなったそうだ。
(のちに理解するのだけど、一方的な情報になるけど、どうやら深刻なモラハラだったようだ。
モラハラの詳細や根拠についてはいまは書きません。
とにかく『ただ感情的な人』というだけでは片付けられない人権侵害だったと思って読み進めてください)
だから、別居すると。
幸い那智さんが個人でお仕事をしている事務所には居住空間もあるので、そこにひとまず住むことにするそうだ。
驚いた。
たしかに、あまり良好ではないことは感じていたけど、そこまで深刻だったとは想像できていなかったし、一方で別居に踏み切る確固たる根拠がいまひとつ伝わっておらず、なんだかモヤモヤした気持ちにもなった。
那智さんも自分の感情や判断が正しいのか、責任感のかたまりのような人だから、どちらかというと自分の行いを責めてしまうばかりで、でも、いまひとつ感情が整理できていないようだった。
即離婚ということではないようだったし、わたしはどうやったら、今後那智さんが家庭で有利に快適に過ごせるか。
那智さんの性格、一般的な『女』の感情、などを鑑みて、かなり踏み込んだアドバイスをした。
ほら、那智さんってきちんと素直に甘え頼ればとてもよくしてくれるでしょ^^
ただ、Qさんもプライドなんかがあると素直になれない部分もあると思うから、まず、那智さんが『よしよし』してあげるようにしたら、好循環を生むんじゃないかなとか。
お互いに快適に過ごすために、那智さんの『悪意はない』という考え方なども伝えるようにとか。
わたしも感情的にされることがすごく苦手だから、長年そのようにされ続けていると話しをすることさえ避けたくなる気持ちも理解できるので、そこまでするかと思われるかもしれないけど、わたしなりのアドバイスをテキストにして渡したりしてフォローした。
そのアドバイスを元に話し合いをしたようで、結局、もう一度やり直すことになった。
那智さんが家庭で快適でいるといいな。
Qさん、機嫌良くしていてほしいな。
そんなふうに願いながら、半年ほどすぎた10月の終わり頃。
次の違和感を感じる。
この日は朝から観光をしてホテルのコースだったのだけど、那智さんは観光中から持参した焼酎を飲みはじめていた。
まあ、朝から飲むこと自体はめずらしいことではないし(笑)
その後も、いつも通りわたしを気づかってくれていて(エントリーになってる^^)、いつも通り楽しくすごしたのだけど、なんだか少し様子がおかしいと感じていた。
ただ、このときはわたし自身に厄介なことが起きていたので、そちらにばかり意識はいってしまっていた。
<関連エントリー>
エントリーになってる日
こんな日もある〜1 2
最初の異変はゴールデンウィーク明けだった。
夕方、那智さんのお仕事場の近くまで行き一杯飲んだのだけど、ここでゴールデンウィーク中に大きなケンカになったと聞かされた。
ケンカと言っても、時々聞く限りでは一方的な爆発の被害に遭う形のようだけど、今回はそれの規模が大きかったようだった。
那智さんの中でなんとか修復していきたいと画策してきた数年だったけど、これは譲れないという線を超えてきたそうだ。
そこではじめて「ああ、別れてもいいのかもしれない」と肩の荷をおろすような気持ちのなったそうだ。
(のちに理解するのだけど、一方的な情報になるけど、どうやら深刻なモラハラだったようだ。
モラハラの詳細や根拠についてはいまは書きません。
とにかく『ただ感情的な人』というだけでは片付けられない人権侵害だったと思って読み進めてください)
だから、別居すると。
幸い那智さんが個人でお仕事をしている事務所には居住空間もあるので、そこにひとまず住むことにするそうだ。
驚いた。
たしかに、あまり良好ではないことは感じていたけど、そこまで深刻だったとは想像できていなかったし、一方で別居に踏み切る確固たる根拠がいまひとつ伝わっておらず、なんだかモヤモヤした気持ちにもなった。
那智さんも自分の感情や判断が正しいのか、責任感のかたまりのような人だから、どちらかというと自分の行いを責めてしまうばかりで、でも、いまひとつ感情が整理できていないようだった。
即離婚ということではないようだったし、わたしはどうやったら、今後那智さんが家庭で有利に快適に過ごせるか。
那智さんの性格、一般的な『女』の感情、などを鑑みて、かなり踏み込んだアドバイスをした。
ほら、那智さんってきちんと素直に甘え頼ればとてもよくしてくれるでしょ^^
ただ、Qさんもプライドなんかがあると素直になれない部分もあると思うから、まず、那智さんが『よしよし』してあげるようにしたら、好循環を生むんじゃないかなとか。
お互いに快適に過ごすために、那智さんの『悪意はない』という考え方なども伝えるようにとか。
わたしも感情的にされることがすごく苦手だから、長年そのようにされ続けていると話しをすることさえ避けたくなる気持ちも理解できるので、そこまでするかと思われるかもしれないけど、わたしなりのアドバイスをテキストにして渡したりしてフォローした。
そのアドバイスを元に話し合いをしたようで、結局、もう一度やり直すことになった。
那智さんが家庭で快適でいるといいな。
Qさん、機嫌良くしていてほしいな。
そんなふうに願いながら、半年ほどすぎた10月の終わり頃。
次の違和感を感じる。
この日は朝から観光をしてホテルのコースだったのだけど、那智さんは観光中から持参した焼酎を飲みはじめていた。
まあ、朝から飲むこと自体はめずらしいことではないし(笑)
その後も、いつも通りわたしを気づかってくれていて(エントリーになってる^^)、いつも通り楽しくすごしたのだけど、なんだか少し様子がおかしいと感じていた。
ただ、このときはわたし自身に厄介なことが起きていたので、そちらにばかり意識はいってしまっていた。
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エントリーになってる日
こんな日もある〜1 2
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