大人3
独特な幸福感
『大人1』をアップした日、那智さんの感想はなかった。
続きもののときはまとめてくれることもあるから、今回もそうなのだろうと思いつつ、もしかしたら更新をお知らせしたことを忘れちゃっている可能性もゼロじゃないので、いちおう朝のお電話タイムで再度お知らせをする。
お返事は『読んだ』そうなので、それは納得なんだけど。
書かなかった理由を話してくれた。
『許し合う』という言葉を使ったのははじめて(くらい)かもしれないと思って、『許し合う』って、ちょっと注意が必要な言葉だから、真意をちゃんと理解してから感想を書こうと思った
そうだ。
那智さん曰く。
『許し合う』『許す』という言葉は、『相手に悪意はない』という前提から一度許すか許さないかの判断を経由して『許し合う』の結論に至っているというイメージがする。
那智さんの『相手に悪意はない』というものは、許すか許さないかの判断のテーブルにあげるものではない。
相手を『裁判』にかけることはしない
のだそうだ。
なので、那智さんが『相手に悪意はない』前提ができたら、許すも許さないも存在しない。
相手に対する怒りも悲しみも湧かないそうだ。
ごく稀に、わたしの言葉選びに『あれ?』と思うことはあるけど、きっと何かの間違いだろうと収めることができるそうだ。
(で、時間が経ってから、つながるような話題が出たとき『あのときは何だったの?』と聞かれることがたまーにある)
昔、ご主人様の行動に怒りを覚えわたしにアドバイスを求めた方がいて、その話を那智さんにも聞いてもらったときに
怒るってことは相手を信用してないってことだよね
と言っていたことがあった。
『相手に悪意はない』と思って信頼していたら、怒りは湧かないものだというのだ。
『なぜ、そういう言葉を使うのだろう?』とか『なぜ、そういう行動になるのだろう?』という疑問は沸くけど怒りにはならない、と。
うーん、でも人間の感情なんて自然に湧くものだし、どんなに信用していても怒る場合もあるんじゃないかなぁと、そのときは思ったことがあったけど、どうやら、一連の話を聞く限りでは本当に怒りの感情は湧かないみたいなのだ。
だから、那智さんにとって『許し合う』という表現には違和感を感じていたらしい。
許す→『許すか許さないか判断のテーブルにあげる』ことになるからね。
那智さんとしては、たとえば、わたしが買ってもらった鮭を忘れたとして、『りん子はわざと忘れたわけじゃないし、俺が買ってあげたいという気持ちは満たされたし、ホテルに忘れ物しちゃうことはたまにあることだし、また今度買ってあげよう』という思考回路になって、マイナス感情にはならないのだそうだ。
(そもそも鮭を忘れて怒る人は少数かもしれないけど、多少がっかり感とか『ちぇっ』みたいな空気も出ないのよ)
だから、許し合うとは違う表現はないかな~ということだった。
でもさ、本当に、人って、そんなシンプルに思えて、マイナス感情は生まれないものなのだろうか。
那智さんだって、人の子、わたしにムカついたり、責めたくなるようなことだってあるんじゃない?
とは、思うけど、これが、本当にないんだよね(笑)
わたし、人の発する空気にかなり敏感な方だと思うのだけど、これだけ長く密着していても、ほとんどない。(14年で2回くらいは、マイナス空気出たことあったかもしれないな)
ちょっと、ノロケにしちゃあ壮大な表現になっちゃうけど(笑)
ここ、本当にすごいと思うんだ。
相手に悪意はないと信じたら、怒りなどのマイナス感情は湧かない、徹底して湧かない。
この徹底ぶりがすごい。
それも、『そのように努めている』のではなく『自然とそうなっている』のよ。
これは人間性のなせる技なのだ(壮大な表現のノロケ^^;)
疑問に思って聞いてみた。
那智さんは最初からわたしのこと信頼して、マイナス感情湧かなかったのですか?
だって、そんなにきちっと線引きできるものか疑問だし、根拠がないと信憑性がない。
最初からじゃないよ
前に言っただろ、『りん子は話せばわかる』って
そのときからだな
そうそう、それもかなり初期の頃だけど、言われたことがある。
いちいちつまずくわたしに『りん子は話せばわかるから、大変だけど苦労は感じない』と言われたことがあった。
那智さんが『話せばわかる』と思った女性はわたしが初めてだったらしいのだけど(うふふ)、それが那智さんが信頼する根拠になったらしい。
那智さんが最初から『合う』と言っていたのは、こういうことに表れているのだろう。
わたしは那智さんほどできた人間ではないので徹底ぶりは劣るけど、少しは那智さんと同じように『信頼している→マイナス感情に繋がらない』になれているはずだ。
だけど、やっぱり、最初に『合う』と見抜き、最初に『信頼している→マイナス感情に繋がらない』を実践してくれた(し続けてくれた)那智さんは本当に尊敬するし、やっぱり最初にそれをしてくれた人はいつまでも『上』だ。
怒りの感情が湧き、それを相手にぶつけ合うことでお互いが充実する付き合いもあるだろう。
何が正解かは、わからないけど、那智さんの思う良好な関係は、これで、わたしもそれがすごく心地良いと思うのです^^
ということで『許し合う』じゃない表現を考えなきゃ^^
「等式」「大人123」感想です。私の好きな友人もよく「どうしたの?」のフレーズを使います。私もある程度信用している人にはマイナスの感情を抱く前に事情を聞くような、余裕と自信がほしいですね。理想を言えばそんな心構えで仕事が出来たら嬉しいですが、それはなかなか難しいです。(笑)
『大人1』をアップした日、那智さんの感想はなかった。
続きもののときはまとめてくれることもあるから、今回もそうなのだろうと思いつつ、もしかしたら更新をお知らせしたことを忘れちゃっている可能性もゼロじゃないので、いちおう朝のお電話タイムで再度お知らせをする。
お返事は『読んだ』そうなので、それは納得なんだけど。
書かなかった理由を話してくれた。
『許し合う』という言葉を使ったのははじめて(くらい)かもしれないと思って、『許し合う』って、ちょっと注意が必要な言葉だから、真意をちゃんと理解してから感想を書こうと思った
そうだ。
那智さん曰く。
『許し合う』『許す』という言葉は、『相手に悪意はない』という前提から一度許すか許さないかの判断を経由して『許し合う』の結論に至っているというイメージがする。
那智さんの『相手に悪意はない』というものは、許すか許さないかの判断のテーブルにあげるものではない。
相手を『裁判』にかけることはしない
のだそうだ。
なので、那智さんが『相手に悪意はない』前提ができたら、許すも許さないも存在しない。
相手に対する怒りも悲しみも湧かないそうだ。
ごく稀に、わたしの言葉選びに『あれ?』と思うことはあるけど、きっと何かの間違いだろうと収めることができるそうだ。
(で、時間が経ってから、つながるような話題が出たとき『あのときは何だったの?』と聞かれることがたまーにある)
昔、ご主人様の行動に怒りを覚えわたしにアドバイスを求めた方がいて、その話を那智さんにも聞いてもらったときに
怒るってことは相手を信用してないってことだよね
と言っていたことがあった。
『相手に悪意はない』と思って信頼していたら、怒りは湧かないものだというのだ。
『なぜ、そういう言葉を使うのだろう?』とか『なぜ、そういう行動になるのだろう?』という疑問は沸くけど怒りにはならない、と。
うーん、でも人間の感情なんて自然に湧くものだし、どんなに信用していても怒る場合もあるんじゃないかなぁと、そのときは思ったことがあったけど、どうやら、一連の話を聞く限りでは本当に怒りの感情は湧かないみたいなのだ。
だから、那智さんにとって『許し合う』という表現には違和感を感じていたらしい。
許す→『許すか許さないか判断のテーブルにあげる』ことになるからね。
那智さんとしては、たとえば、わたしが買ってもらった鮭を忘れたとして、『りん子はわざと忘れたわけじゃないし、俺が買ってあげたいという気持ちは満たされたし、ホテルに忘れ物しちゃうことはたまにあることだし、また今度買ってあげよう』という思考回路になって、マイナス感情にはならないのだそうだ。
(そもそも鮭を忘れて怒る人は少数かもしれないけど、多少がっかり感とか『ちぇっ』みたいな空気も出ないのよ)
だから、許し合うとは違う表現はないかな~ということだった。
でもさ、本当に、人って、そんなシンプルに思えて、マイナス感情は生まれないものなのだろうか。
那智さんだって、人の子、わたしにムカついたり、責めたくなるようなことだってあるんじゃない?
とは、思うけど、これが、本当にないんだよね(笑)
わたし、人の発する空気にかなり敏感な方だと思うのだけど、これだけ長く密着していても、ほとんどない。(14年で2回くらいは、マイナス空気出たことあったかもしれないな)
ちょっと、ノロケにしちゃあ壮大な表現になっちゃうけど(笑)
ここ、本当にすごいと思うんだ。
相手に悪意はないと信じたら、怒りなどのマイナス感情は湧かない、徹底して湧かない。
この徹底ぶりがすごい。
それも、『そのように努めている』のではなく『自然とそうなっている』のよ。
これは人間性のなせる技なのだ(壮大な表現のノロケ^^;)
疑問に思って聞いてみた。
那智さんは最初からわたしのこと信頼して、マイナス感情湧かなかったのですか?
だって、そんなにきちっと線引きできるものか疑問だし、根拠がないと信憑性がない。
最初からじゃないよ
前に言っただろ、『りん子は話せばわかる』って
そのときからだな
そうそう、それもかなり初期の頃だけど、言われたことがある。
いちいちつまずくわたしに『りん子は話せばわかるから、大変だけど苦労は感じない』と言われたことがあった。
那智さんが『話せばわかる』と思った女性はわたしが初めてだったらしいのだけど(うふふ)、それが那智さんが信頼する根拠になったらしい。
那智さんが最初から『合う』と言っていたのは、こういうことに表れているのだろう。
わたしは那智さんほどできた人間ではないので徹底ぶりは劣るけど、少しは那智さんと同じように『信頼している→マイナス感情に繋がらない』になれているはずだ。
だけど、やっぱり、最初に『合う』と見抜き、最初に『信頼している→マイナス感情に繋がらない』を実践してくれた(し続けてくれた)那智さんは本当に尊敬するし、やっぱり最初にそれをしてくれた人はいつまでも『上』だ。
怒りの感情が湧き、それを相手にぶつけ合うことでお互いが充実する付き合いもあるだろう。
何が正解かは、わからないけど、那智さんの思う良好な関係は、これで、わたしもそれがすごく心地良いと思うのです^^
ということで『許し合う』じゃない表現を考えなきゃ^^
「等式」「大人123」感想です。私の好きな友人もよく「どうしたの?」のフレーズを使います。私もある程度信用している人にはマイナスの感情を抱く前に事情を聞くような、余裕と自信がほしいですね。理想を言えばそんな心構えで仕事が出来たら嬉しいですが、それはなかなか難しいです。(笑)
COMMENT
すごいなぁ。
那智さんすごい。
わたしなんてね
『着きましたよ~』
『いまから降りる』
なんていうやり取りのあと
15分経ってから顔をあわせる彼に
イライラしてしまう。
マンションの11階に住んでることを考慮しても
かかり過ぎでしょ?って感じ
些細なことと思いつつも
心穏やかに待っていられないわたしです。
ところでいま、東京に家族でいます。
行列に並んでお寿司食べるのです~
と、関係ないことをごめんなさい。
那智さんすごい。
わたしなんてね
『着きましたよ~』
『いまから降りる』
なんていうやり取りのあと
15分経ってから顔をあわせる彼に
イライラしてしまう。
マンションの11階に住んでることを考慮しても
かかり過ぎでしょ?って感じ
些細なことと思いつつも
心穏やかに待っていられないわたしです。
ところでいま、東京に家族でいます。
行列に並んでお寿司食べるのです~
と、関係ないことをごめんなさい。
あこさん
コメントありがとう!
お待たせしました^^
いや、それは心穏やかに待っていられないよ〜。
那智さんだって『いまから行く』と聞いてから想定外に時間がかかったら、『遅い!!』っていうだろうし。
ただ、きっと『どうして?』という方向に話を持っていくかな。
どうしたの?って聞ける環境なら、こっそり聞くのを習慣にしてみてもいいかもね。
おお、東京に来ていたのね!
行列のお寿司、楽しめたかな〜^^
コメントありがとう!
お待たせしました^^
いや、それは心穏やかに待っていられないよ〜。
那智さんだって『いまから行く』と聞いてから想定外に時間がかかったら、『遅い!!』っていうだろうし。
ただ、きっと『どうして?』という方向に話を持っていくかな。
どうしたの?って聞ける環境なら、こっそり聞くのを習慣にしてみてもいいかもね。
おお、東京に来ていたのね!
行列のお寿司、楽しめたかな〜^^