諦念2(まとめ1)
非日常的な日常
この日は体の快感の反応はあまりなかったように記憶している。
濡れていたはずだから快感がなかったわけではないのだけど、わかりやすい快感の反応はなかったはずだ。
ただ、とにかく目一杯だった。
鞭に怯え、諦め、途方に暮れる。
それぞれの感情のコップがどれも全部満杯になり溢れ出しているような状態だった。
脳が混乱して、思考停止、手も足も出ない。
とにかく目一杯、必死だった。
だから、終わった後、ものすごく疲労していた。
ヘトヘト。
特別酷く打ったわけではないので、終わってから動けず飲みに行ってもいつもほど飲み食いできず(これ、わたしには重症 笑)、翌日まで疲労を引きずるわたしを那智さんは不思議そうに感じていたけど、脳の混乱は肉体にも影響するということだと思う。
ただ、唯一の頼みの綱は那智さんがしてくれていること。
そんな安心の土台の上に立った思考停止の混乱は、じつはかなり甘美だ。
とにかく、目一杯だった。
何も考えられないほど混乱していた。
痛いし、ヘトヘトだし、体の快感はないに等しいほどだった。
だけど、那智さんの腕の中で作り出される混乱は、日が経つと、また求めてしまうような中毒性のあるものだ。
日々をすごしながら、ふーっと、あのパニックを恋しく思うわたしがいる。
この日は体の快感の反応はあまりなかったように記憶している。
濡れていたはずだから快感がなかったわけではないのだけど、わかりやすい快感の反応はなかったはずだ。
ただ、とにかく目一杯だった。
鞭に怯え、諦め、途方に暮れる。
それぞれの感情のコップがどれも全部満杯になり溢れ出しているような状態だった。
脳が混乱して、思考停止、手も足も出ない。
とにかく目一杯、必死だった。
だから、終わった後、ものすごく疲労していた。
ヘトヘト。
特別酷く打ったわけではないので、終わってから動けず飲みに行ってもいつもほど飲み食いできず(これ、わたしには重症 笑)、翌日まで疲労を引きずるわたしを那智さんは不思議そうに感じていたけど、脳の混乱は肉体にも影響するということだと思う。
ただ、唯一の頼みの綱は那智さんがしてくれていること。
そんな安心の土台の上に立った思考停止の混乱は、じつはかなり甘美だ。
とにかく、目一杯だった。
何も考えられないほど混乱していた。
痛いし、ヘトヘトだし、体の快感はないに等しいほどだった。
だけど、那智さんの腕の中で作り出される混乱は、日が経つと、また求めてしまうような中毒性のあるものだ。
日々をすごしながら、ふーっと、あのパニックを恋しく思うわたしがいる。