口説き文句
独特な幸福感
髪を切った。
今回は那智さんが好んでくれそうな髪型だ。
仕事柄、あまり極端にイメージチェンジをするのはよろしくないかと思って、3段階くらいにスッテプを踏んで変化させていった。
それでも担当者に「切りましたね!!」と指摘されて、若干居心地悪い^^;
(そんなに気にすることないはずなんだけどね)
美容院に行く前日に会っていたので、その週はお見せすることはできなかったけど、ビデオ通話で切りたてを見てもらって、おおむね喜んでくれた。
でもね、切りたてってイマイチしっくり来ないんだよね。
翌週はお休みで会える予定だったから、そのちょうど一週間経ったくらいで馴染んでくれることを願っての段取りでもあった。
翌週の会えた日。
大判のストールをマフラー代わりに巻いていたから、「髪型どうですか?」と聞いても会った時点では「わからないよ」というだけ。
まあ、たしかにそうです^^;
テキトーに褒めておかない那智さんらしい。
ホテルに入り、いつも通り。
上着をかけすこし話し
洋服、脱いで
どこまで脱ぎますか?
なんていつも通りのやり取り。
すでに欲情していたから、ベッドでキスをするだけで欲情と那智さん恋しいが溢れる。
全部脱がしてもらい、鞭。
最初の数発、けっこう強め。
那智さん、最初に強くするやり方ですね!!(笑)
笑いながらクレームをつける。
でも、こんなふうに笑いながら言えるのは、もう、体が感じることを予感できているからだ。
打たれるたびに痛みと体の快感と両方が押し寄せるけど、すぐに快感が苦痛を上回る。
キスをせがみ、乳首を潰され歓喜の声を上げる。
洗濯バサミをつけられ、おまんこを触られ、痛いことを気持ちいいことが雪だるまのように膨れ上がる。
勢いよく、それを引っぱり外す。
ぎゃっと一瞬の痛みに叫ぶ。
痛さに首を振る頬に、快感にうつむく視界に、短く切った髪がかかる。
切りたてのボブがボサボサだ。
いつもと違う髪の乱れ方をしている。
これは那智さんの目にどんなふうに映るのだろう。
新鮮な景色として映ってくれることを、乱れる髪に自己陶酔しながらわずかな理性で思う。
背中に鞭が入る。
背中への鞭は衝撃がダイレクトで軽いパニックを起こす。
肋骨に当たった部分が後からも刺すように痛い。
でも、そのパニックがさらにわたしをおかしくさせる。
流れは曖昧だけど、最後にはおまんこに鞭だった。
最初は正面から、しばらくしてわたしを跨いで。
跨ぐほうがちゃんと当たる。
恐怖によろこびの声を上げているわたし。
徐々に力と狙いが核心に迫る。
クリトリスとおまんこの真ん中にバチンと入る。
痛くて痛くて、ガクガクと震える体を那智さんが愛撫する。
摘まれた乳首が、おまんこを鞭で打たれて強烈に痛いのに感じてしまうおかしいわたしを許すスイッチ。
信じられない快感に頭が変になりそうだ。
もう一度跨ぐ那智さんを目で追い、わたしは嬉々として股を開く。
さっきよりすこし力が増す。
柔らかい部分を確実に当たる。
今日の中で一番のヒット。
気持ちいい!!!
信じられない、ぜったい痛いはずなのに、実際痛いのに、今日一番の快感かと思うほどの気持ちよさ。
大きな声を上げ、そのまま体がビクビク波を打ち快感が後から後から押し寄せた。
交代〜
と横になった那智さんに寄り添う。
キスをして片手はおちんぽさまに促される。
ああ、早く、抱いていただきたい。
那智さんの体に奉仕をしようと、キスから顔を離した。
快感に乱れた髪が頬にかかる。
…髪型、かわいい
独り言のような口調だった。
ああ、いまわたし口説かれた。
切った髪を褒める、あらゆる言葉の中で最上級のシチュエーションだ。
落し文句は、作為のなく、不意に出たこのタイミングだから胸を掴む。
そして、わたしはまた何度目かの恋に落ちた。
「等式」感想です。何かを評価する時は真剣にしたいと思う。当然だけれど、りん子が評価を望む時には。髪型、洋服、メイク、所作、料理、仕事、人に対しての交渉や自己主張等々「おだて」でない誉めはりん子の力になり戻って来る!(笑)
髪を切った。
今回は那智さんが好んでくれそうな髪型だ。
仕事柄、あまり極端にイメージチェンジをするのはよろしくないかと思って、3段階くらいにスッテプを踏んで変化させていった。
それでも担当者に「切りましたね!!」と指摘されて、若干居心地悪い^^;
(そんなに気にすることないはずなんだけどね)
美容院に行く前日に会っていたので、その週はお見せすることはできなかったけど、ビデオ通話で切りたてを見てもらって、おおむね喜んでくれた。
でもね、切りたてってイマイチしっくり来ないんだよね。
翌週はお休みで会える予定だったから、そのちょうど一週間経ったくらいで馴染んでくれることを願っての段取りでもあった。
翌週の会えた日。
大判のストールをマフラー代わりに巻いていたから、「髪型どうですか?」と聞いても会った時点では「わからないよ」というだけ。
まあ、たしかにそうです^^;
テキトーに褒めておかない那智さんらしい。
ホテルに入り、いつも通り。
上着をかけすこし話し
洋服、脱いで
どこまで脱ぎますか?
なんていつも通りのやり取り。
すでに欲情していたから、ベッドでキスをするだけで欲情と那智さん恋しいが溢れる。
全部脱がしてもらい、鞭。
最初の数発、けっこう強め。
那智さん、最初に強くするやり方ですね!!(笑)
笑いながらクレームをつける。
でも、こんなふうに笑いながら言えるのは、もう、体が感じることを予感できているからだ。
打たれるたびに痛みと体の快感と両方が押し寄せるけど、すぐに快感が苦痛を上回る。
キスをせがみ、乳首を潰され歓喜の声を上げる。
洗濯バサミをつけられ、おまんこを触られ、痛いことを気持ちいいことが雪だるまのように膨れ上がる。
勢いよく、それを引っぱり外す。
ぎゃっと一瞬の痛みに叫ぶ。
痛さに首を振る頬に、快感にうつむく視界に、短く切った髪がかかる。
切りたてのボブがボサボサだ。
いつもと違う髪の乱れ方をしている。
これは那智さんの目にどんなふうに映るのだろう。
新鮮な景色として映ってくれることを、乱れる髪に自己陶酔しながらわずかな理性で思う。
背中に鞭が入る。
背中への鞭は衝撃がダイレクトで軽いパニックを起こす。
肋骨に当たった部分が後からも刺すように痛い。
でも、そのパニックがさらにわたしをおかしくさせる。
流れは曖昧だけど、最後にはおまんこに鞭だった。
最初は正面から、しばらくしてわたしを跨いで。
跨ぐほうがちゃんと当たる。
恐怖によろこびの声を上げているわたし。
徐々に力と狙いが核心に迫る。
クリトリスとおまんこの真ん中にバチンと入る。
痛くて痛くて、ガクガクと震える体を那智さんが愛撫する。
摘まれた乳首が、おまんこを鞭で打たれて強烈に痛いのに感じてしまうおかしいわたしを許すスイッチ。
信じられない快感に頭が変になりそうだ。
もう一度跨ぐ那智さんを目で追い、わたしは嬉々として股を開く。
さっきよりすこし力が増す。
柔らかい部分を確実に当たる。
今日の中で一番のヒット。
気持ちいい!!!
信じられない、ぜったい痛いはずなのに、実際痛いのに、今日一番の快感かと思うほどの気持ちよさ。
大きな声を上げ、そのまま体がビクビク波を打ち快感が後から後から押し寄せた。
交代〜
と横になった那智さんに寄り添う。
キスをして片手はおちんぽさまに促される。
ああ、早く、抱いていただきたい。
那智さんの体に奉仕をしようと、キスから顔を離した。
快感に乱れた髪が頬にかかる。
…髪型、かわいい
独り言のような口調だった。
ああ、いまわたし口説かれた。
切った髪を褒める、あらゆる言葉の中で最上級のシチュエーションだ。
落し文句は、作為のなく、不意に出たこのタイミングだから胸を掴む。
そして、わたしはまた何度目かの恋に落ちた。
「等式」感想です。何かを評価する時は真剣にしたいと思う。当然だけれど、りん子が評価を望む時には。髪型、洋服、メイク、所作、料理、仕事、人に対しての交渉や自己主張等々「おだて」でない誉めはりん子の力になり戻って来る!(笑)
COMMENT
う~む
りん子フィルターの威力はすごい。
これでまた那智ファンが増えるのでは?
と思ってしまう。
フィルターというより、表現やいいまわし
文章の構成力の方が正しいのかな。
どちらにしても、このタイミングでそんなこと言われたら
しかもそれが独り言のようだなんて
いいねぇ…
うん、いい。
見ていてくれるんですねぇ
りん子フィルターの威力はすごい。
これでまた那智ファンが増えるのでは?
と思ってしまう。
フィルターというより、表現やいいまわし
文章の構成力の方が正しいのかな。
どちらにしても、このタイミングでそんなこと言われたら
しかもそれが独り言のようだなんて
いいねぇ…
うん、いい。
見ていてくれるんですねぇ
あこさん
『そう思わない限りは言わない』那智さんなので、この不意に出た感じは真実味があってよかったです^^
たかだか髪型を褒められたってだけなんだけど、わたしにとっては切り取っておきたいシーンでした^^
それをエントリーにしたらこうなった(笑)
これでも小学生のとき姉に読書感想文代筆してもらっていたくらいなので、文章を気に入っていただけるならきっと作文能力とは違うやっぱりりん子フィルターのなせる技だね^^;
小学生のわたしに教えてあげたいよ「将来、文章褒めてもらえるよ!」って、ありがとうね(笑)
『そう思わない限りは言わない』那智さんなので、この不意に出た感じは真実味があってよかったです^^
たかだか髪型を褒められたってだけなんだけど、わたしにとっては切り取っておきたいシーンでした^^
それをエントリーにしたらこうなった(笑)
これでも小学生のとき姉に読書感想文代筆してもらっていたくらいなので、文章を気に入っていただけるならきっと作文能力とは違うやっぱりりん子フィルターのなせる技だね^^;
小学生のわたしに教えてあげたいよ「将来、文章褒めてもらえるよ!」って、ありがとうね(笑)