『◎×▲#』で『$$$$〜〜〜』
独特な幸福感
夜、電話で話しをしていると、那智さんはときどきわたしをからかって遊ぶ。
お仕事も一段落、ちょっと一杯ひっかけて、ちょっと遊んでやってから帰るかな〜みたいな感じだろう。
可愛がる。
遊んであげる。
かまう。
からかう。
どれも、那智さんにとっては同義語なんでしょうね。
で、「からかう」バージョンのときは、こんな感じ。
あのね、普段ほとんど撮らないのだけど、少しだけ在庫(?)あって、そのわたしの映像を流すのだ。
パソコンに取り込んであるんだよね、それを流す。
会話をしていると、不意に人の声が聞こえてくるから、最初は驚くの。
だって、那智さんひとりしかいないはずなのに、誰かいるの?
まさか心霊現象!?
なに?なに?なんですか!?とちょっとビビっていると。
さらに、また。
ん?なんか、かすかに喘ぎ声?
やーだー、那智さんエッチ動画見てるのですか〜?
やめてくださいよぉ、わたしと電話中にぃ〜。
なんて、トホホでいると。
また。
んんん?
聞き覚えのある声…。
那智さんと…わたしの声じゃないですかーーー!!
ぎゃーーーー、やめてーーーー。
もう、のたうち回る。
『●×$”して』
『できません…』
『するの』
『…はい…』
『$$…$$$…』
『こっち、見て』
『ああ、×○*##…』
『どう?』
『▲#!&ですぅ…』
『聞こえないよ』
『…▲#!&ですぅ…あ、あ、$$$$$$$$!!!』
だーーーーーーー。
なんじゃーーーー、この女はーーーーーー!!!!
信じられない事を口にして、あり得ない喘ぎ声!!!!!!
「那智さんんんんん!!!!やめてくださいいいいいい!!!」
「なんで?りん子、気持ち良さそうだよ〜」
「いいえ、それわたしじゃありません」
「そんなことないよ、じゃあ、今度見てみる?」
「ぎゃあああ、見るのは厳しい」
『$$$$$$〜〜〜〜』
「あ〜ほら、○○してる」
「うわぁ、やめて、那智さん!!」
『$$$$$$$〜〜』
「ほら、○○して$$だって(笑)」
「やめてーーーーーーー」
うるさいぞーー、どっちのわたしもーー。
「このときのりん子の手って、○○なんだよな〜」
「知りません!!知りませんんんんんん!!!!」
「なんで?かわいいよ」
かわいいという言葉に一瞬ヨロッとしそうだけど、そこは即否定。
だって、絶対かわいいはずないもん。
もちろん『那智さんにとって』ということ限定であれば、ありかもしれないけど。
どう考えても『$$$$$$!!』のわたしが、お腹のぽこや鼻の穴の見え具合に注意を払ってるようには感じられない。
キレイなAV女優さんのそれと重ねてみようとするけど、まったくもって無理がある。
映像は画像以上に、現実的なはずだ。
実は、わたしは、その手の『わたしの動画』をほとんど見たことないんだ。
付き合いはじめのころに一度と那智さんがいないときにこっそり未遂に終わったときくらいしかないの。
だから、こうやって音声だけ聞かされると、もう想像の羽が広がりまくりで大変。
見てみたい気持ちはあるけれど、見たらショック受けそうだし、機会もなくて、結局見ずじまいでいる。
だから、那智さんの言葉で一喜一憂、右往左往。
手って、なに!?
○○してるって、どれくらい!?
かわいい?(ムフ♪)…いいや、あり得ない!!(打ち消し!!)
どこかに救いはないか、無理クリ想像してみても、あり得ない図しか思い描けない。
だから、もう、のたうち回るしかないのだ。
でも、これが厄介なことで。
わたしは、崩れるわたしを嫌悪するところがある。
羞恥心をなくさない、いつまでもはじらいを持って。
こう言葉にすると、とてもかわいらしい女ではあるけど、わたしの場合、これと自己嫌悪が表裏一体なんだ。
本気で恥ずかしいから、『いやん、那智さん♪』じゃ済まされなくなってしまう時もあるの。
そんなになるわたし、きらい!!
段々落ち込んできてしまうのだ。
だから、『那智さん、これ以上続けるとわたし落ち込みそうですよ』と申告する。
那智さんは、わたしが落ち込もうがおかまいなし。
だって基本『かわいがってる』んだという自負があるからね。
やめてくれない。
しかも、酔っぱらいさんだもの、余計だ^^;
『$$$ぅ〜〜〜』
「ああ、このりん子必死なんだよな〜」
「もう、やめてください那智さん、わたしはきらいです。落ち込むっていったのに…」
なんで?
俺は、ああいうりん子が好きなんだよ。
りん子が自己嫌悪してしまうのは、かまわないけど、俺がこのりん子が好きだってことはわかってるよね?
で、俺がりん子を傷つけようと思っていないこともわかってるよね?
はい。
うん、じゃあいい、自己嫌悪してても。俺は好き。
そんな嬉しい言葉をかけてもらえるけど、一度落ち込んでしまうとオセロをひっくり返すようには返られない。
なんだかお手数かけちゃうな、でも、ウソで元気になりたくない。
それに、見せたのも、続けたのも那智さんの意志だから、こうなることも想定内なはず、だから、申し訳ないけど付き合ってもらおう。
しばらく、自己嫌悪話に付き合ってもらう。
こんなわたし、きらい。
きらいって言っているのに、やめてくれない那智さんもいや。
でも、それだけじゃない気持ちに気づいて、正直に伝える。
「那智さん、だって、わたしそこに映ってる『わたし』のこと知らない。だから、置いてきぼり食らってるように感じちゃうみたいです」
「ん?」
「那智さんと、画面の『わたし』だけ、楽しそう」
「へ?」
「…わたし、『わたし』に焼きもちやいているみたいです」
「はあああ!?(笑)」
ふう、文鳥や明太子だけじゃなくて、わたしはとうとう過去の『わたし』にさえ嫉妬してしまうの?
あまりのエゴぶりに、かなりトホホ。
で、信じたくないけど、嫉妬以外のもうひとつの心も、なんとなーく感じ取ってしまう。
見たいんでしょ?りん子。(読んでる皆さんも、ここで頷く?)
いや、見たいわけなじゃい。
絶対ショックを受ける。
でも、感じて崩れているわたし見てみたい気もする。
ううん、死ぬほど恥ずかしい。
ああ、でも、恥ずかしいことは、感じる。
いいや、やっぱり見たくない!!
……。
そこがね、エゴで被虐願望があって、羞恥系の葛藤に苦しむわたしのジレンマ。
もう、いい加減自分でも面倒になってくる、この女^^;
で、全然関係ないけれど。
普段いろんなことをはっきりと書いている。
恥ずかしいのは恥ずかしいけど、文章にするのにぼやかすほうがよっぽど恥ずかしいからね。
だけど、なんだかね、自分の喘ぎ声や何かをやっている様子を『聞いたまま再現する』のって、とーっても恥ずかしいのでした。
いつも自分のことを思い出して書いているのだけど、意外とその時の感覚とかを思い出して少し浸ってしまえるんだ。(恥ずかしいけどね)
でも、この過去の映像を再現するというのは、もう、自分を客観視しまくりで、異常なほどに恥ずかしい。
だからね、セリフを『◎×#%▲』とかにしちゃった。
喘ぎ声なんて、書こうと思えば『あ」とか『う』とかを羅列すればいいだけのことなのに、できなかった;;
しかたなく$マークで誤摩化す。
でも、『$$$$$$$〜〜〜!!』にしたほうが、エロティックになってしまった気がするのは、わたしだけでしょうか!?
ただの喘ぎ声なのに、なんだかとんでもないことを口走っているような、必要以上に想像力を掻立ててしまう結果になってしまってない?
モザイクと一緒で隠せば隠すほど、『いけないもの』感が増している気がする。
いまさらながら『あ』とか『う』を並べておいたほうがよかったかもと、思ってます。
こんなことまで、あれこれ考えてしまう面倒な人間だなぁと、やっぱり自分にトホホなんだけど、でも、割とこの『トホホ』なところキライじゃない。
いろいろ考えて、気持ちが行ったり来たりして楽しんでいるところもある^^
ということで、わたしなりに楽しみましたので。
皆さんは『$』とか『◎』にお好みの言葉を当てはめて、お楽しみくださいませ^^
夜、電話で話しをしていると、那智さんはときどきわたしをからかって遊ぶ。
お仕事も一段落、ちょっと一杯ひっかけて、ちょっと遊んでやってから帰るかな〜みたいな感じだろう。
可愛がる。
遊んであげる。
かまう。
からかう。
どれも、那智さんにとっては同義語なんでしょうね。
で、「からかう」バージョンのときは、こんな感じ。
あのね、普段ほとんど撮らないのだけど、少しだけ在庫(?)あって、そのわたしの映像を流すのだ。
パソコンに取り込んであるんだよね、それを流す。
会話をしていると、不意に人の声が聞こえてくるから、最初は驚くの。
だって、那智さんひとりしかいないはずなのに、誰かいるの?
まさか心霊現象!?
なに?なに?なんですか!?とちょっとビビっていると。
さらに、また。
ん?なんか、かすかに喘ぎ声?
やーだー、那智さんエッチ動画見てるのですか〜?
やめてくださいよぉ、わたしと電話中にぃ〜。
なんて、トホホでいると。
また。
んんん?
聞き覚えのある声…。
那智さんと…わたしの声じゃないですかーーー!!
ぎゃーーーー、やめてーーーー。
もう、のたうち回る。
『●×$”して』
『できません…』
『するの』
『…はい…』
『$$…$$$…』
『こっち、見て』
『ああ、×○*##…』
『どう?』
『▲#!&ですぅ…』
『聞こえないよ』
『…▲#!&ですぅ…あ、あ、$$$$$$$$!!!』
だーーーーーーー。
なんじゃーーーー、この女はーーーーーー!!!!
信じられない事を口にして、あり得ない喘ぎ声!!!!!!
「那智さんんんんん!!!!やめてくださいいいいいい!!!」
「なんで?りん子、気持ち良さそうだよ〜」
「いいえ、それわたしじゃありません」
「そんなことないよ、じゃあ、今度見てみる?」
「ぎゃあああ、見るのは厳しい」
『$$$$$$〜〜〜〜』
「あ〜ほら、○○してる」
「うわぁ、やめて、那智さん!!」
『$$$$$$$〜〜』
「ほら、○○して$$だって(笑)」
「やめてーーーーーーー」
うるさいぞーー、どっちのわたしもーー。
「このときのりん子の手って、○○なんだよな〜」
「知りません!!知りませんんんんんん!!!!」
「なんで?かわいいよ」
かわいいという言葉に一瞬ヨロッとしそうだけど、そこは即否定。
だって、絶対かわいいはずないもん。
もちろん『那智さんにとって』ということ限定であれば、ありかもしれないけど。
どう考えても『$$$$$$!!』のわたしが、お腹のぽこや鼻の穴の見え具合に注意を払ってるようには感じられない。
キレイなAV女優さんのそれと重ねてみようとするけど、まったくもって無理がある。
映像は画像以上に、現実的なはずだ。
実は、わたしは、その手の『わたしの動画』をほとんど見たことないんだ。
付き合いはじめのころに一度と那智さんがいないときにこっそり未遂に終わったときくらいしかないの。
だから、こうやって音声だけ聞かされると、もう想像の羽が広がりまくりで大変。
見てみたい気持ちはあるけれど、見たらショック受けそうだし、機会もなくて、結局見ずじまいでいる。
だから、那智さんの言葉で一喜一憂、右往左往。
手って、なに!?
○○してるって、どれくらい!?
かわいい?(ムフ♪)…いいや、あり得ない!!(打ち消し!!)
どこかに救いはないか、無理クリ想像してみても、あり得ない図しか思い描けない。
だから、もう、のたうち回るしかないのだ。
でも、これが厄介なことで。
わたしは、崩れるわたしを嫌悪するところがある。
羞恥心をなくさない、いつまでもはじらいを持って。
こう言葉にすると、とてもかわいらしい女ではあるけど、わたしの場合、これと自己嫌悪が表裏一体なんだ。
本気で恥ずかしいから、『いやん、那智さん♪』じゃ済まされなくなってしまう時もあるの。
そんなになるわたし、きらい!!
段々落ち込んできてしまうのだ。
だから、『那智さん、これ以上続けるとわたし落ち込みそうですよ』と申告する。
那智さんは、わたしが落ち込もうがおかまいなし。
だって基本『かわいがってる』んだという自負があるからね。
やめてくれない。
しかも、酔っぱらいさんだもの、余計だ^^;
『$$$ぅ〜〜〜』
「ああ、このりん子必死なんだよな〜」
「もう、やめてください那智さん、わたしはきらいです。落ち込むっていったのに…」
なんで?
俺は、ああいうりん子が好きなんだよ。
りん子が自己嫌悪してしまうのは、かまわないけど、俺がこのりん子が好きだってことはわかってるよね?
で、俺がりん子を傷つけようと思っていないこともわかってるよね?
はい。
うん、じゃあいい、自己嫌悪してても。俺は好き。
そんな嬉しい言葉をかけてもらえるけど、一度落ち込んでしまうとオセロをひっくり返すようには返られない。
なんだかお手数かけちゃうな、でも、ウソで元気になりたくない。
それに、見せたのも、続けたのも那智さんの意志だから、こうなることも想定内なはず、だから、申し訳ないけど付き合ってもらおう。
しばらく、自己嫌悪話に付き合ってもらう。
こんなわたし、きらい。
きらいって言っているのに、やめてくれない那智さんもいや。
でも、それだけじゃない気持ちに気づいて、正直に伝える。
「那智さん、だって、わたしそこに映ってる『わたし』のこと知らない。だから、置いてきぼり食らってるように感じちゃうみたいです」
「ん?」
「那智さんと、画面の『わたし』だけ、楽しそう」
「へ?」
「…わたし、『わたし』に焼きもちやいているみたいです」
「はあああ!?(笑)」
ふう、文鳥や明太子だけじゃなくて、わたしはとうとう過去の『わたし』にさえ嫉妬してしまうの?
あまりのエゴぶりに、かなりトホホ。
で、信じたくないけど、嫉妬以外のもうひとつの心も、なんとなーく感じ取ってしまう。
見たいんでしょ?りん子。(読んでる皆さんも、ここで頷く?)
いや、見たいわけなじゃい。
絶対ショックを受ける。
でも、感じて崩れているわたし見てみたい気もする。
ううん、死ぬほど恥ずかしい。
ああ、でも、恥ずかしいことは、感じる。
いいや、やっぱり見たくない!!
……。
そこがね、エゴで被虐願望があって、羞恥系の葛藤に苦しむわたしのジレンマ。
もう、いい加減自分でも面倒になってくる、この女^^;
で、全然関係ないけれど。
普段いろんなことをはっきりと書いている。
恥ずかしいのは恥ずかしいけど、文章にするのにぼやかすほうがよっぽど恥ずかしいからね。
だけど、なんだかね、自分の喘ぎ声や何かをやっている様子を『聞いたまま再現する』のって、とーっても恥ずかしいのでした。
いつも自分のことを思い出して書いているのだけど、意外とその時の感覚とかを思い出して少し浸ってしまえるんだ。(恥ずかしいけどね)
でも、この過去の映像を再現するというのは、もう、自分を客観視しまくりで、異常なほどに恥ずかしい。
だからね、セリフを『◎×#%▲』とかにしちゃった。
喘ぎ声なんて、書こうと思えば『あ」とか『う』とかを羅列すればいいだけのことなのに、できなかった;;
しかたなく$マークで誤摩化す。
でも、『$$$$$$$〜〜〜!!』にしたほうが、エロティックになってしまった気がするのは、わたしだけでしょうか!?
ただの喘ぎ声なのに、なんだかとんでもないことを口走っているような、必要以上に想像力を掻立ててしまう結果になってしまってない?
モザイクと一緒で隠せば隠すほど、『いけないもの』感が増している気がする。
いまさらながら『あ』とか『う』を並べておいたほうがよかったかもと、思ってます。
こんなことまで、あれこれ考えてしまう面倒な人間だなぁと、やっぱり自分にトホホなんだけど、でも、割とこの『トホホ』なところキライじゃない。
いろいろ考えて、気持ちが行ったり来たりして楽しんでいるところもある^^
ということで、わたしなりに楽しみましたので。
皆さんは『$』とか『◎』にお好みの言葉を当てはめて、お楽しみくださいませ^^
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