わんこと「汚されたい」1
非日常的な日常
「怒らない私」から派生した話を、もっと書けそうな感じもしていますが、またまとまったらしますね。
ということで、お待たせしました、わんことその他です〜。(待ってない!?)
今朝の那智さんは少しお仕事モード。
用事を済ませるために、一足先に待ち合わせの街に行っている。
だから事前に「欲情して」なんて、遊んでくれない。
寂しいけど、ホッとしてもいる。
こういう時のM心は、ゆらゆらと揺れる。
待ち合わせて、もうひとつ用事があるそうで、銀行による。
何やら、カウンターでお話しをしている。
私は後ろのソファで雑誌を見ながら待っている。
もしかしたら、トイレに行きたくなるかもしれない。
手続きをしている間、ソファに戻って来た那智さんに聞いてみる。
「お手洗いに行ってもいいですか?」
「だめだよ。」
ニヤッと微笑む那智さん。
銀行でお仕事モード、私もそれと同じような気分でいたから、その「だめ」は別のスイッチの存在を思い出させる言葉だった。
ああ、拒否が嬉しい。
これが切羽詰まっていたら、嬉しいなんて言ってられないけど、まだ大丈夫。
その甘美な否定に、一瞬酔う。
またカウンターに戻って、銀行員とお話しをはじめた。
スイッチオンとまでいかなかったこの中途半端な状態で、またM心はゆらゆら揺れる。
銀行を出て、いつもホテルに向かう道。
心配していたトイレも大丈夫そう。
お仕事モードの那智さんも見れて、なんだかちょっと浮かれ気味の私。
マ○○の前で立ち止まる。
いきなり、心の針がぶーんと振れる。
どっちに振れたかわからないんだけど、とにかく大きく振れた。
那智さんはモーニングを頼んで、私はコーヒーを頼む。
2階をスルーして3階へ。
誰もいない。
また、針が大きく振れる。
人がいてもなにかするでしょう。
でも、人がいないともっと酷いことになるはず。
どっちがいいのか、わからないわ。
前回わんこになった、入って右端の席にトレーを置いて、那智さんが対角線上にある防犯カメラに気付く。
「あれ?いままでなかったよな。」
那智さんはそれをチェックしているだろうから、恐らく以前はなかったはず。
なぜ、今頃付いてるの!?
私は、そのきっかけが自分たちにあるように思えてしまって、恐ろしくなってしまう。
「多分なかったと思うんだけどな〜。」
そう言いながら、何もなかったように、そのカメラの真下の席に移動してる。
恐いです、那智さん、カメラに映ってしまう。
実際にテーブルに着くと、真下でしかも少しカメラのほうが前に出ている。
これなら、映らないと思いたい。
バッグから尻尾。
「後ろ向いて」
ベンチシートに腰掛ける那智さんに背を向けて立ち、スカートをめくる。
手際良く、尻尾をお尻にねじ込ませてくれている。
私は両側にあるテーブルに手を付き、お尻を突き出すように少しだけ前屈みになって、協力する。
だって、いつ人が来るかわからないのだもの、一秒でも早く終わってほしいもの。
「欲情しなさい」って、遊んでくれなかったから、銀行に行ったりしたから、私の心は正常なの。
だから、いまはとにかく恐い。
誰か来ないうちに、早く終わってほしい。
ビクビクして、終わりになるのを待つ。
ああ、でも、お尻に異物が入っていく感覚が気持ち良くて、正常な心のまま、そんなことで感じてしまう。
尻尾は入って、首輪リードを付けて、完成。
まだ、正常よりでゆらゆらしている。
だから、尻尾を付けてる自分とそれをちょっと喜ぶ自分に、恥ずかしさを隠しきれずにいる。
なんだか、今日は「わんこ」になりきれてないな〜、そんな気持ちを込めて、照れ笑い。
そんな気持ちを知ってか知らずか、リードをグッと引かれ床に下りる指示。
人のいないフロアでわんこになれる嬉しさよりも、今日は戸惑いのほうがずっと大きいよ。
引く力に少し抵抗するように体に力が入る。
それでも、おずおずと床に手を付く。
防犯カメラが気になって、ちょっとでも那智さんの足下に近づこうと、ペタペタとにじり寄る。
もう私の頭はベンチシートに触れんばかりだ。
正常な気持ちでわんこになってる。
ああ、人が上がって来たらどうしよう。
正常な分だけまともな想像ができてしまって、恐くてしかたがない。
「ガタッ!!」
なにか音がした。
全身の毛穴が開いたような、皮膚がビリビリと痺れる感覚。
飛び跳ねて上半身を起こして、那智さんにしがみつく。
恐い、恐い、恐い。
まだ、撫でてくれている。
戻らなきゃ。
四つん這いにならなきゃ。
鼓動が激しくなる。
また、元に戻る。
恐い、那智さん、いつものように「誰か来てもこのままだよ」って言ってください。
そうして、私を正常から引き離して。
観念するしか道はないと、とどめを刺して。
なんの音だったのか、私にはわからなかった。
またスタッフが上がって来たのかもしれない。
心は正常だけど、状況判断ができるほど冷静ではないらしい。
撫でていた手が離れた。
モーニングのマフィンを包む紙の音がしてきて、那智さんがお食事を始めたのがわかった。
私は、まだビクビクしながら、ずっと足下にいる。
誰も上がって来ませんように。
怯えた人間から抜け出せないでいる。
でも、那智さんの太腿に頭をくっつけて、食事をする気配を足下で聞いているのは、わずかに幸せ感をくれた。
「ガサッ」と音がして、目の前にマフィンを包んでいた紙のラップが落とされた。
次に、噛み砕かれたソーセージマフィンの塊がごろっと。
ご飯だ。
床に敷かれた紙の上に置かれた咀嚼したマフィンが、犬のご飯。
ああ、嬉しい、ご飯だ。
その瞬間、今日ずっと私を困らせていた「正常」が一気に飛んでいってしまった。
どうしよう、ためらう気持ちが1ミリくらいしかない。
床に置かれたご飯を喜ぶ私ばかりだ。
床に顔を近づけて、ご飯を口に含む。
モグモグと食べる。
嬉しい、わんこになれたわ。
ここにご飯があるということは、そこにいなさいということだもの、私はわんこでいるしかないのだもの。
やっとわんこになれた。
二口くらい口に含んだ、その時、ゴツンという勢いで、那智さんの足が頭に乗せられた。
革靴の固い底が頭を押し付け、咀嚼されたマフィンに顔を埋める。
ぐりぐりと踏みつけられるたびに、頬に鼻にグチャグチャと着く。
鼻が潰れそうで痛い。
息が苦しい。
顔も髪も油で汚れているだろう。
だけど、嬉しい。
酷くされて、汚くされて、喜んでる私。
足が離された。
ご飯の続き。
顔で潰れてしまったご飯をまた食べる。
唇で探って、舌で掬って。
視界には、残りのご飯と床と那智さんの靴しかない。
顔がギトギトしてるのがわかる。
舌が長かったら、舐めてきれいにできるのに。
紙の上は、マフィンの欠片だけになった。
全部食べたい。
ぺろぺろと舌で舐める。
紙一枚を隔てて、床を感じる。
床を舐めているみたいだ。
タイルの目地までわかる。
固い床を、ぺろぺろ舐める。
那智さんがくれたご飯を全部食べたいもの。
ああ、嬉しい。
床を舐める卑しい犬みたい。
本当に床じゃなくって良かった。
汚いもの。
でも、本当に床でも、同じことをしてしまいそうだ。
食べ終わってしまうのが、とても惜しくて何度も何度も紙を舐めていた。
「怒らない私」から派生した話を、もっと書けそうな感じもしていますが、またまとまったらしますね。
ということで、お待たせしました、わんことその他です〜。(待ってない!?)
今朝の那智さんは少しお仕事モード。
用事を済ませるために、一足先に待ち合わせの街に行っている。
だから事前に「欲情して」なんて、遊んでくれない。
寂しいけど、ホッとしてもいる。
こういう時のM心は、ゆらゆらと揺れる。
待ち合わせて、もうひとつ用事があるそうで、銀行による。
何やら、カウンターでお話しをしている。
私は後ろのソファで雑誌を見ながら待っている。
もしかしたら、トイレに行きたくなるかもしれない。
手続きをしている間、ソファに戻って来た那智さんに聞いてみる。
「お手洗いに行ってもいいですか?」
「だめだよ。」
ニヤッと微笑む那智さん。
銀行でお仕事モード、私もそれと同じような気分でいたから、その「だめ」は別のスイッチの存在を思い出させる言葉だった。
ああ、拒否が嬉しい。
これが切羽詰まっていたら、嬉しいなんて言ってられないけど、まだ大丈夫。
その甘美な否定に、一瞬酔う。
またカウンターに戻って、銀行員とお話しをはじめた。
スイッチオンとまでいかなかったこの中途半端な状態で、またM心はゆらゆら揺れる。
銀行を出て、いつもホテルに向かう道。
心配していたトイレも大丈夫そう。
お仕事モードの那智さんも見れて、なんだかちょっと浮かれ気味の私。
マ○○の前で立ち止まる。
いきなり、心の針がぶーんと振れる。
どっちに振れたかわからないんだけど、とにかく大きく振れた。
那智さんはモーニングを頼んで、私はコーヒーを頼む。
2階をスルーして3階へ。
誰もいない。
また、針が大きく振れる。
人がいてもなにかするでしょう。
でも、人がいないともっと酷いことになるはず。
どっちがいいのか、わからないわ。
前回わんこになった、入って右端の席にトレーを置いて、那智さんが対角線上にある防犯カメラに気付く。
「あれ?いままでなかったよな。」
那智さんはそれをチェックしているだろうから、恐らく以前はなかったはず。
なぜ、今頃付いてるの!?
私は、そのきっかけが自分たちにあるように思えてしまって、恐ろしくなってしまう。
「多分なかったと思うんだけどな〜。」
そう言いながら、何もなかったように、そのカメラの真下の席に移動してる。
恐いです、那智さん、カメラに映ってしまう。
実際にテーブルに着くと、真下でしかも少しカメラのほうが前に出ている。
これなら、映らないと思いたい。
バッグから尻尾。
「後ろ向いて」
ベンチシートに腰掛ける那智さんに背を向けて立ち、スカートをめくる。
手際良く、尻尾をお尻にねじ込ませてくれている。
私は両側にあるテーブルに手を付き、お尻を突き出すように少しだけ前屈みになって、協力する。
だって、いつ人が来るかわからないのだもの、一秒でも早く終わってほしいもの。
「欲情しなさい」って、遊んでくれなかったから、銀行に行ったりしたから、私の心は正常なの。
だから、いまはとにかく恐い。
誰か来ないうちに、早く終わってほしい。
ビクビクして、終わりになるのを待つ。
ああ、でも、お尻に異物が入っていく感覚が気持ち良くて、正常な心のまま、そんなことで感じてしまう。
尻尾は入って、首輪リードを付けて、完成。
まだ、正常よりでゆらゆらしている。
だから、尻尾を付けてる自分とそれをちょっと喜ぶ自分に、恥ずかしさを隠しきれずにいる。
なんだか、今日は「わんこ」になりきれてないな〜、そんな気持ちを込めて、照れ笑い。
そんな気持ちを知ってか知らずか、リードをグッと引かれ床に下りる指示。
人のいないフロアでわんこになれる嬉しさよりも、今日は戸惑いのほうがずっと大きいよ。
引く力に少し抵抗するように体に力が入る。
それでも、おずおずと床に手を付く。
防犯カメラが気になって、ちょっとでも那智さんの足下に近づこうと、ペタペタとにじり寄る。
もう私の頭はベンチシートに触れんばかりだ。
正常な気持ちでわんこになってる。
ああ、人が上がって来たらどうしよう。
正常な分だけまともな想像ができてしまって、恐くてしかたがない。
「ガタッ!!」
なにか音がした。
全身の毛穴が開いたような、皮膚がビリビリと痺れる感覚。
飛び跳ねて上半身を起こして、那智さんにしがみつく。
恐い、恐い、恐い。
まだ、撫でてくれている。
戻らなきゃ。
四つん這いにならなきゃ。
鼓動が激しくなる。
また、元に戻る。
恐い、那智さん、いつものように「誰か来てもこのままだよ」って言ってください。
そうして、私を正常から引き離して。
観念するしか道はないと、とどめを刺して。
なんの音だったのか、私にはわからなかった。
またスタッフが上がって来たのかもしれない。
心は正常だけど、状況判断ができるほど冷静ではないらしい。
撫でていた手が離れた。
モーニングのマフィンを包む紙の音がしてきて、那智さんがお食事を始めたのがわかった。
私は、まだビクビクしながら、ずっと足下にいる。
誰も上がって来ませんように。
怯えた人間から抜け出せないでいる。
でも、那智さんの太腿に頭をくっつけて、食事をする気配を足下で聞いているのは、わずかに幸せ感をくれた。
「ガサッ」と音がして、目の前にマフィンを包んでいた紙のラップが落とされた。
次に、噛み砕かれたソーセージマフィンの塊がごろっと。
ご飯だ。
床に敷かれた紙の上に置かれた咀嚼したマフィンが、犬のご飯。
ああ、嬉しい、ご飯だ。
その瞬間、今日ずっと私を困らせていた「正常」が一気に飛んでいってしまった。
どうしよう、ためらう気持ちが1ミリくらいしかない。
床に置かれたご飯を喜ぶ私ばかりだ。
床に顔を近づけて、ご飯を口に含む。
モグモグと食べる。
嬉しい、わんこになれたわ。
ここにご飯があるということは、そこにいなさいということだもの、私はわんこでいるしかないのだもの。
やっとわんこになれた。
二口くらい口に含んだ、その時、ゴツンという勢いで、那智さんの足が頭に乗せられた。
革靴の固い底が頭を押し付け、咀嚼されたマフィンに顔を埋める。
ぐりぐりと踏みつけられるたびに、頬に鼻にグチャグチャと着く。
鼻が潰れそうで痛い。
息が苦しい。
顔も髪も油で汚れているだろう。
だけど、嬉しい。
酷くされて、汚くされて、喜んでる私。
足が離された。
ご飯の続き。
顔で潰れてしまったご飯をまた食べる。
唇で探って、舌で掬って。
視界には、残りのご飯と床と那智さんの靴しかない。
顔がギトギトしてるのがわかる。
舌が長かったら、舐めてきれいにできるのに。
紙の上は、マフィンの欠片だけになった。
全部食べたい。
ぺろぺろと舌で舐める。
紙一枚を隔てて、床を感じる。
床を舐めているみたいだ。
タイルの目地までわかる。
固い床を、ぺろぺろ舐める。
那智さんがくれたご飯を全部食べたいもの。
ああ、嬉しい。
床を舐める卑しい犬みたい。
本当に床じゃなくって良かった。
汚いもの。
でも、本当に床でも、同じことをしてしまいそうだ。
食べ終わってしまうのが、とても惜しくて何度も何度も紙を舐めていた。
わんこと「汚されたい」2
非日常的な日常
ぺろぺろと床に置かれた紙を舐め続けて、どれくらいたったかしら。
床の固さが気持ち良くて、いつまででも舐めていたいと思っていたのは、覚えてる。
こういうときは、時間の感覚や出来事の順番があんまり思い出せない。
きっと、長い時間じゃないと思うけど、はっきりわからない。
そして、これもはっきりしないのだけど、何かをきっかけに私は顔を上げた。
呼ばれたのかな?
髪を引かれたのかな?思い出せない。
ご飯のカスがついている油でギトギトになった顔を上げて那智さんを見る。
那智さん、わたし汚いかな。
わたしの顔汚れちゃってるかな。
そんな私を見て、那智さんはどう思うかしら。
きっと惚けているだろう。
汚くなっているくせに、なんだか誇らしくて見上げる。
今度はポテトを手持ってる。
ケチャップを付けて、私に近づけてくる。
食べさせてくれるんだ!
嬉々として口を開けて待つ。
それなのに、そのポテトは口には入らず、頬に向かったのだ。
頬にケチャップの冷たさを感じた。
べちゃあ〜っと頬に塗られる。
わあ、顔にケチャップ!?
更に指で掬って、もっといっぱい塗り始めた。
頬とか口の周りとか!!
いやあ、そんなに顔中ケチャップにしないで〜。
あんまりたっぷり顔に付けたから、一滴スカートに垂れてしまった。
幸い黒いワンピースを着ていたから、それほど慌てることにはならなかったけど、そこで私もちょっと正気になって、もう一度那智さんを見上げた。
「あっははははは」
那智さんが思わず笑っている。
「いいよ、席に戻りな(笑)」
うけてる(泣)
SM的行為で「うけて」しまうことは、ちょっと避けたいな〜(泣)
カメラを出して、写真撮ってる。
ああ、どんな顔になってるんだろ。
誰もいないフロア。
でも、いつ人が来るかわからないことを思い出して、体を斜めに壁を向きうつむく。
「なんか、おかしくなっちゃったよ〜。」
「お笑いモード」が好きな那智さん、私をパンツ姿でダッシュさせたり、ハプニングバーで「はい!いってもいいですか!?」と大声で挙手させたり、だけど、今日の「笑い」は計らずもおかしいものになってしまったみたい。
「惨めにりん子を汚したい」と顔にケチャップを塗ったけど、見上げる私を見て思わず噴き出してしまった。
微笑ましかったんですって。
ほら、よく海外の投稿ビデオハプニング集みたいなので、白人の小さな子がいたずらして自分の顔にペイントしちゃうのあるでしょ?
あれに似た微笑ましさ。
なんだか私まで笑っちゃった。
でも、まだ「よし」が出てないから、ケチャップを付けたままだ。
我に返ってまた、うつむいて壁に向いて神妙にする。
いま人は来ても、困るな〜。
いじわるでなく「お笑い」になってしまった那智さんは、これ以上酷いことになることしないで「もういいよ」って言ってくれた。
ああ、よかった、顔拭ける。
そばにあった紙ナフキンでざっと拭う。
サッと席を立って、追加の紙ナフキンを取ってきてくれた。
それに、コーヒーを垂らして、簡易ウェットティッシュ(笑)
「えええ、コーヒーですか!?」
「油も入ってないし、いいだろ!」
そういって、濡れたフキンで顔を拭いてくれる。
いやん、私、こういうの好きなの。
那智さんが、私の世話を焼いてくれるの、好き。
されるがままで、その幸せを味わっていた。
さあ、そろそろ出ようということになって、お尻の尻尾の確認をする。
今日は膝より少し短い薄手のワンピース。
尻尾、まるわかり^^:
このときばかりは、真剣にお願いした。
「外させてください〜泣」
2回くらいお願いしてもダメだったから、諦める。
これ以上、拒否したら、もっと酷いことになりそうだ。
尻尾の紐を下着にくぐらせるようにすると、多少裾から出る量は減るんだけど、尻尾が下に垂れるというより、下着の上からニョキッと出てる感じになるから、変なくらい「ぼこ〜」っとお尻が出っ張ってしまう。
下着のしたから出せば、裾から20㎝は出てしまう。
変で目立つか、尻尾自体で目立つか!?
那智さんは、普通にワンピースから尻尾が出ている姿をかわいいと言ってくれてる。
かわいいだけを頼りに、尻尾をいっぱい見せたまま、マ○○を出る。
もう、腕組んで絶対離れない!!
早く、早く、ホテルに入りたい。
歩く度に「ぽんぽこ、ぽんぽこ」と左右の足に交互に尻尾が当たる
前を、年配女性の団体が歩いている。
すみません、どいてください…早くホテルに入りたいのです。
那智さんの腕を取って、私が先導するように早足で団体を抜かす。
ああ、「ぽんぽこ、ぽんぽこ」してる〜。
尻尾に気付いちゃうかしら。
最新のファッションって思ってくれないかしら。
次は、男の人。
急いで抜かす。
きっと私は「あわあわ」してるはずだ。
でも、もう一刻も早く、この場からいなくなりたい。
慌てて数人抜かして、前が詰まって速度が遅くなったとき、さっき抜かした男性が私たちを追い抜いた。
そして、振り返った。
「あの人、なにかわかってるね。」
いや!!!もう恥ずかしくて、恐くて、死にそう。
顔を伏せて歩く。
「ほら、また振り返ってる。」
ごめんなさい、どうか無視してください…。
命からがら、ホテルのそばのいつも飲み物を買う自販機まで辿り着いた。
そこで那智さんが
「あんなに、急いで抜かしたら、余計にたくさんの人に見られるのに(笑)」
ガーン、そうでした。
周りと同じ速度で歩いていれば、気付かれる確率は高いけど、人数は限られるものね…。
あわあわと早足で抜かしていけば、目立つしいっぱいの人に見られるものね…。
普通にしてればいいのはわかっているけど、できないの。
自分の浅はかさが恥ずかしくて情けなくて、更に早くホテルに入りたいと思うのでした。
まだ、続きます!
ぺろぺろと床に置かれた紙を舐め続けて、どれくらいたったかしら。
床の固さが気持ち良くて、いつまででも舐めていたいと思っていたのは、覚えてる。
こういうときは、時間の感覚や出来事の順番があんまり思い出せない。
きっと、長い時間じゃないと思うけど、はっきりわからない。
そして、これもはっきりしないのだけど、何かをきっかけに私は顔を上げた。
呼ばれたのかな?
髪を引かれたのかな?思い出せない。
ご飯のカスがついている油でギトギトになった顔を上げて那智さんを見る。
那智さん、わたし汚いかな。
わたしの顔汚れちゃってるかな。
そんな私を見て、那智さんはどう思うかしら。
きっと惚けているだろう。
汚くなっているくせに、なんだか誇らしくて見上げる。
今度はポテトを手持ってる。
ケチャップを付けて、私に近づけてくる。
食べさせてくれるんだ!
嬉々として口を開けて待つ。
それなのに、そのポテトは口には入らず、頬に向かったのだ。
頬にケチャップの冷たさを感じた。
べちゃあ〜っと頬に塗られる。
わあ、顔にケチャップ!?
更に指で掬って、もっといっぱい塗り始めた。
頬とか口の周りとか!!
いやあ、そんなに顔中ケチャップにしないで〜。
あんまりたっぷり顔に付けたから、一滴スカートに垂れてしまった。
幸い黒いワンピースを着ていたから、それほど慌てることにはならなかったけど、そこで私もちょっと正気になって、もう一度那智さんを見上げた。
「あっははははは」
那智さんが思わず笑っている。
「いいよ、席に戻りな(笑)」
うけてる(泣)
SM的行為で「うけて」しまうことは、ちょっと避けたいな〜(泣)
カメラを出して、写真撮ってる。
ああ、どんな顔になってるんだろ。
誰もいないフロア。
でも、いつ人が来るかわからないことを思い出して、体を斜めに壁を向きうつむく。
「なんか、おかしくなっちゃったよ〜。」
「お笑いモード」が好きな那智さん、私をパンツ姿でダッシュさせたり、ハプニングバーで「はい!いってもいいですか!?」と大声で挙手させたり、だけど、今日の「笑い」は計らずもおかしいものになってしまったみたい。
「惨めにりん子を汚したい」と顔にケチャップを塗ったけど、見上げる私を見て思わず噴き出してしまった。
微笑ましかったんですって。
ほら、よく海外の投稿ビデオハプニング集みたいなので、白人の小さな子がいたずらして自分の顔にペイントしちゃうのあるでしょ?
あれに似た微笑ましさ。
なんだか私まで笑っちゃった。
でも、まだ「よし」が出てないから、ケチャップを付けたままだ。
我に返ってまた、うつむいて壁に向いて神妙にする。
いま人は来ても、困るな〜。
いじわるでなく「お笑い」になってしまった那智さんは、これ以上酷いことになることしないで「もういいよ」って言ってくれた。
ああ、よかった、顔拭ける。
そばにあった紙ナフキンでざっと拭う。
サッと席を立って、追加の紙ナフキンを取ってきてくれた。
それに、コーヒーを垂らして、簡易ウェットティッシュ(笑)
「えええ、コーヒーですか!?」
「油も入ってないし、いいだろ!」
そういって、濡れたフキンで顔を拭いてくれる。
いやん、私、こういうの好きなの。
那智さんが、私の世話を焼いてくれるの、好き。
されるがままで、その幸せを味わっていた。
さあ、そろそろ出ようということになって、お尻の尻尾の確認をする。
今日は膝より少し短い薄手のワンピース。
尻尾、まるわかり^^:
このときばかりは、真剣にお願いした。
「外させてください〜泣」
2回くらいお願いしてもダメだったから、諦める。
これ以上、拒否したら、もっと酷いことになりそうだ。
尻尾の紐を下着にくぐらせるようにすると、多少裾から出る量は減るんだけど、尻尾が下に垂れるというより、下着の上からニョキッと出てる感じになるから、変なくらい「ぼこ〜」っとお尻が出っ張ってしまう。
下着のしたから出せば、裾から20㎝は出てしまう。
変で目立つか、尻尾自体で目立つか!?
那智さんは、普通にワンピースから尻尾が出ている姿をかわいいと言ってくれてる。
かわいいだけを頼りに、尻尾をいっぱい見せたまま、マ○○を出る。
もう、腕組んで絶対離れない!!
早く、早く、ホテルに入りたい。
歩く度に「ぽんぽこ、ぽんぽこ」と左右の足に交互に尻尾が当たる
前を、年配女性の団体が歩いている。
すみません、どいてください…早くホテルに入りたいのです。
那智さんの腕を取って、私が先導するように早足で団体を抜かす。
ああ、「ぽんぽこ、ぽんぽこ」してる〜。
尻尾に気付いちゃうかしら。
最新のファッションって思ってくれないかしら。
次は、男の人。
急いで抜かす。
きっと私は「あわあわ」してるはずだ。
でも、もう一刻も早く、この場からいなくなりたい。
慌てて数人抜かして、前が詰まって速度が遅くなったとき、さっき抜かした男性が私たちを追い抜いた。
そして、振り返った。
「あの人、なにかわかってるね。」
いや!!!もう恥ずかしくて、恐くて、死にそう。
顔を伏せて歩く。
「ほら、また振り返ってる。」
ごめんなさい、どうか無視してください…。
命からがら、ホテルのそばのいつも飲み物を買う自販機まで辿り着いた。
そこで那智さんが
「あんなに、急いで抜かしたら、余計にたくさんの人に見られるのに(笑)」
ガーン、そうでした。
周りと同じ速度で歩いていれば、気付かれる確率は高いけど、人数は限られるものね…。
あわあわと早足で抜かしていけば、目立つしいっぱいの人に見られるものね…。
普通にしてればいいのはわかっているけど、できないの。
自分の浅はかさが恥ずかしくて情けなくて、更に早くホテルに入りたいと思うのでした。
まだ、続きます!
わんこと「汚されたい」3
非日常的な日常
ホテルに着いて、和やかな時間。
ケッチャップ顔や尻尾丸見え話で盛り上がり、わんこから一気になだれ込みという感じにはならなかった。
座椅子に腰掛ける那智さんのお腹に頬を付け、上半身を預けてくっついてる。
髪を撫で、煙草を吸う。
沸いたお湯でコーヒーを煎れてる。
太腿には尻尾の感触。
いいな〜、私ずっと那智さんの犬でいたい。
足の辺りをチラッと見ると、ワンピースが少しめくれて露になってるガーターの黒いストッキングと白い尻尾が幸せそう♪
うっとりと幸せに目を閉じていると、不意に膝の裏に強い刺激。
「ぎゃっ」っと体を強ばらせる。
お湯だ。
いま湧いた熱湯で煎れたコーヒーを垂らしてる。
火傷をするほどではないけど、不意の刺激は感覚を鋭くさせるみたい。
また、掬って、ポタポタ。
ポタポタ。
コーヒーカップの中は徐々に冷めてくる。
最初のころの刺激が減ってきて、私の反応がいまひとつにポタポタではつまらなくなったみたいで、腿の裏側に「だー」っとコーヒーを垂らす。
熱い!
でも、耐えられるかな、それより私さっきコーヒーで顔拭いてもらってるし、なんだかコーヒーまみれ(笑)
髪を掴まれて引かれた、那智さんの足に体を乗せるような位置になる。
ワンピースをめくられ、お尻をスパンキング。
何度も何度も叩かれて、痛いことが嬉しくて気持ち良くなる。
お尻への平手のスパンキングは、もう私には幸せな快感装置。
そんな甘美な時間は、今日はあまり与えてもらえなかった。
また髪を掴み、体を畳に投げ出された。
踏まれて、そして蹴りはじめた。
背中、お尻、お腹、太腿。
力を加減しながら、でも、痛いピンポイントを狙ってる。
踵を太腿に蹴り落とされて、痛さに体を仰け反らせる。
みぞおちを蹴られて、お腹を抱えて小さく丸まる。
足だけでグチャグチャにされて、のたうち回る私。
惨めな姿が嬉しい。
那智さんに酷くされるのが、嬉しい。
だけど、ちょっと不安になる。
冷静な視線で上から見下ろされ、ただ蹴られている。
惨めな様子が嬉しい反面、これが愛情から来るものだと確認したくなってしまう。
「那智さん、愛してる?」と蹴られながら聞く。
「ああ、愛してるよ。」蹴りながら答えてくれる。
ずいぶん長い間続いたと思う。
一回、お風呂にお湯を張りに行ったみたい。
髪を掴まれ引き起こされる。
唇に指。
ビンタの合図。
ビンタは、何度しても恐い。
怯えが消えることなく、恍惚がやってくる。
数発ビンタされ、また蹴りはじめた。
今度は、おまんこだ。
最初は軽かったけど、蹴る位置を少し左にずらしてから、力が入ってきた。
痛い。
痛い。
なんだかわならないけど、とっても痛い。
那智さんが蹴るたびに、何か固いものが当たっている。
それがおまんこに当たって、とっても痛い。
那智さん、痛い。
ここに何か当たって痛い。
きっと、尻尾のアナルパールが出てるんだ。
それが足とおまんこの間に挟まってるんだ。
だから、ゴツゴツと当たって、すごく痛いんだ。
ただ「痛い」とうわ言ののように繰り返す。
那智さんは、ずっと蹴り続ける。
那智さん、痛いよ。
助けて、固いのが痛い。
ここの固いのがあるから、痛い。
それを取って、取って、取って、お願い。
「痛い、痛い、痛い、いたいいたいいたい!!!!!!!」
外に聞こえてる。
絶対、大きい声のはず。
痛くてしかたがない、固い何かが気になっている、思考回路がちょっとおかしい。
ただ、たんに恥骨(っていうのかな?)に当たってるだけなのに、まったく冷静な判断できなかった。
痛くて絶叫して、それなのに快感で腰を振る。
その絶叫を合図に、お風呂のお湯を止めにいき、戻って来た。
また髪を鷲掴みにして、そのままバスルームに連れて行かれる。
???
お風呂じゃないの??
洋服を着て、ストッキングを履いたまま、バスルームに入る違和感。
さっき蹴られたおまんこがズキズキしている。
那智さんは、一言も発していない。
そして、髪を掴んだまま、私の顔をお湯の中に突っ込んだ。
ホテルに着いて、和やかな時間。
ケッチャップ顔や尻尾丸見え話で盛り上がり、わんこから一気になだれ込みという感じにはならなかった。
座椅子に腰掛ける那智さんのお腹に頬を付け、上半身を預けてくっついてる。
髪を撫で、煙草を吸う。
沸いたお湯でコーヒーを煎れてる。
太腿には尻尾の感触。
いいな〜、私ずっと那智さんの犬でいたい。
足の辺りをチラッと見ると、ワンピースが少しめくれて露になってるガーターの黒いストッキングと白い尻尾が幸せそう♪
うっとりと幸せに目を閉じていると、不意に膝の裏に強い刺激。
「ぎゃっ」っと体を強ばらせる。
お湯だ。
いま湧いた熱湯で煎れたコーヒーを垂らしてる。
火傷をするほどではないけど、不意の刺激は感覚を鋭くさせるみたい。
また、掬って、ポタポタ。
ポタポタ。
コーヒーカップの中は徐々に冷めてくる。
最初のころの刺激が減ってきて、私の反応がいまひとつにポタポタではつまらなくなったみたいで、腿の裏側に「だー」っとコーヒーを垂らす。
熱い!
でも、耐えられるかな、それより私さっきコーヒーで顔拭いてもらってるし、なんだかコーヒーまみれ(笑)
髪を掴まれて引かれた、那智さんの足に体を乗せるような位置になる。
ワンピースをめくられ、お尻をスパンキング。
何度も何度も叩かれて、痛いことが嬉しくて気持ち良くなる。
お尻への平手のスパンキングは、もう私には幸せな快感装置。
そんな甘美な時間は、今日はあまり与えてもらえなかった。
また髪を掴み、体を畳に投げ出された。
踏まれて、そして蹴りはじめた。
背中、お尻、お腹、太腿。
力を加減しながら、でも、痛いピンポイントを狙ってる。
踵を太腿に蹴り落とされて、痛さに体を仰け反らせる。
みぞおちを蹴られて、お腹を抱えて小さく丸まる。
足だけでグチャグチャにされて、のたうち回る私。
惨めな姿が嬉しい。
那智さんに酷くされるのが、嬉しい。
だけど、ちょっと不安になる。
冷静な視線で上から見下ろされ、ただ蹴られている。
惨めな様子が嬉しい反面、これが愛情から来るものだと確認したくなってしまう。
「那智さん、愛してる?」と蹴られながら聞く。
「ああ、愛してるよ。」蹴りながら答えてくれる。
ずいぶん長い間続いたと思う。
一回、お風呂にお湯を張りに行ったみたい。
髪を掴まれ引き起こされる。
唇に指。
ビンタの合図。
ビンタは、何度しても恐い。
怯えが消えることなく、恍惚がやってくる。
数発ビンタされ、また蹴りはじめた。
今度は、おまんこだ。
最初は軽かったけど、蹴る位置を少し左にずらしてから、力が入ってきた。
痛い。
痛い。
なんだかわならないけど、とっても痛い。
那智さんが蹴るたびに、何か固いものが当たっている。
それがおまんこに当たって、とっても痛い。
那智さん、痛い。
ここに何か当たって痛い。
きっと、尻尾のアナルパールが出てるんだ。
それが足とおまんこの間に挟まってるんだ。
だから、ゴツゴツと当たって、すごく痛いんだ。
ただ「痛い」とうわ言ののように繰り返す。
那智さんは、ずっと蹴り続ける。
那智さん、痛いよ。
助けて、固いのが痛い。
ここの固いのがあるから、痛い。
それを取って、取って、取って、お願い。
「痛い、痛い、痛い、いたいいたいいたい!!!!!!!」
外に聞こえてる。
絶対、大きい声のはず。
痛くてしかたがない、固い何かが気になっている、思考回路がちょっとおかしい。
ただ、たんに恥骨(っていうのかな?)に当たってるだけなのに、まったく冷静な判断できなかった。
痛くて絶叫して、それなのに快感で腰を振る。
その絶叫を合図に、お風呂のお湯を止めにいき、戻って来た。
また髪を鷲掴みにして、そのままバスルームに連れて行かれる。
???
お風呂じゃないの??
洋服を着て、ストッキングを履いたまま、バスルームに入る違和感。
さっき蹴られたおまんこがズキズキしている。
那智さんは、一言も発していない。
そして、髪を掴んだまま、私の顔をお湯の中に突っ込んだ。
ちょっと一服
独り言
すみれさんとのことが、少しずつ進んでいる。
スケジュールや内容。
忙しい那智さんに代わって、いろいろ動く私。
すみれさんの宿泊先のピックアップ(予約の手配は何かしらのリスクに備えて那智さんがしました)、いつも利用するホテルに問い合わせ(3人が可能かね)。
すみれさんと那智さんの意見や希望の仲介。
那智さんの意志を汲み取って、すみれさんに伝える。
すみれさんの心配事をひとつひとつ消してあげる。
もちろん、那智さんとすみれさんもやり取りをしている。
でも、忙しいから、わりと「重要なポイント」を中心に動いているみたい。
「怒らない私で思ったこと」に出てきた「被虐願望(性癖M)」と「従いたい願望(性格M)」。
このすみれさんの一件で、那智さんの手となり足となり私を動かすのは、性格Mだ。
那智さんの指示はもちろん、先回りしてみたり。
「おっ、偉い」とか言われると、嬉しい。
詳しい考察はいつかまた。
那智さんには、私の「性癖M」と「性格M」の両方を丸抱えしてもらって、なおかつ増長しないで、私を大切に扱ってもらうという、面倒臭く自制心の必要なことをお願いしているな〜と思ってる。
それでも、それをし続けてくれる那智さんのメリットってなんでしょうね。
とりあえず、3人で会ったとき、一服する間私が那智さんの手足になってすみれさんの相手をするという、メリットはありますね。
那智さんの役に立ちたい、でも、レズは戸惑う。
私が戸惑えば、すみれさんはもっと戸惑う。
(って、普通にレズとか書いてるけど、やったことないのよ!!すごーく戸惑ってるのですよ)
「どうか、その時は、飛ばしちゃってください〜」とお願いしてる最中です(泣)
そしたら、立派な「那智さんの手足」になれると、思うから…多分…。
わんこと「汚されたい」の続きは、また明日になります。
もうちょっと、待っててくださいね。
(こういう話、記事カテゴリーに迷いますね、独り言にしてるけど)
すみれさんとのことが、少しずつ進んでいる。
スケジュールや内容。
忙しい那智さんに代わって、いろいろ動く私。
すみれさんの宿泊先のピックアップ(予約の手配は何かしらのリスクに備えて那智さんがしました)、いつも利用するホテルに問い合わせ(3人が可能かね)。
すみれさんと那智さんの意見や希望の仲介。
那智さんの意志を汲み取って、すみれさんに伝える。
すみれさんの心配事をひとつひとつ消してあげる。
もちろん、那智さんとすみれさんもやり取りをしている。
でも、忙しいから、わりと「重要なポイント」を中心に動いているみたい。
「怒らない私で思ったこと」に出てきた「被虐願望(性癖M)」と「従いたい願望(性格M)」。
このすみれさんの一件で、那智さんの手となり足となり私を動かすのは、性格Mだ。
那智さんの指示はもちろん、先回りしてみたり。
「おっ、偉い」とか言われると、嬉しい。
詳しい考察はいつかまた。
那智さんには、私の「性癖M」と「性格M」の両方を丸抱えしてもらって、なおかつ増長しないで、私を大切に扱ってもらうという、面倒臭く自制心の必要なことをお願いしているな〜と思ってる。
それでも、それをし続けてくれる那智さんのメリットってなんでしょうね。
とりあえず、3人で会ったとき、一服する間私が那智さんの手足になってすみれさんの相手をするという、メリットはありますね。
那智さんの役に立ちたい、でも、レズは戸惑う。
私が戸惑えば、すみれさんはもっと戸惑う。
(って、普通にレズとか書いてるけど、やったことないのよ!!すごーく戸惑ってるのですよ)
「どうか、その時は、飛ばしちゃってください〜」とお願いしてる最中です(泣)
そしたら、立派な「那智さんの手足」になれると、思うから…多分…。
わんこと「汚されたい」の続きは、また明日になります。
もうちょっと、待っててくださいね。
(こういう話、記事カテゴリーに迷いますね、独り言にしてるけど)
わんこと「汚されたい」4
非日常的な日常
無言で髪を掴んまま歩き出す。
那智さんより背の高い私は当然のように、体を折り曲げながら歩く。
ジタバタとして歩きにくい、そんなことおかまいなしで引っ張られることが嬉しい。
バスルームに連れて行かれて、バスタブの前で「ぐい」っと力を入れて屈ませられる。
そうか、顔を入れられるんだと、その時に思った。
Mを自覚して旅をしていたころ、公衆の面前で頭から水をかけられるという夢を見て感じていた私。
10代の頃、雨に濡れるのが好きで、台風のときにわざと傘を閉じて雨風に晒されながら歩いた。
わざと下着を着けておもらしをしたこともある(わあ、恥ずかしいぞ)
水に濡れるというのは、私の何かを刺激する。
それは水に濡れた姿か、それともなす術なしの状態か、両方かもしれない。
いろんな場面で共通しているのは「ぐちゃぐちゃ」になりたいと思うことだ。
そして、それは心も姿も両方、そうしてほしいと思ってる。
「水(もしくは濡れる)」は、私のMとしての性癖の重要なファクターのひとつのはず。
顔を水に突っ込まれるというのは、憧れのひとつだった。
顔や髪が濡れて、息が苦しくむせて咳き込む。
姿も心もぐちゃぐちゃだ。
それが、実際自分の身に起こると思った瞬間、「憧れ」の光は瞬く間に恐怖に変わってしまった。
沈黙のまま顔を水に突っ込まれる。
その瞬間から、もう苦しい。
きっと息はまだ平気なんだけど、恐怖に身構えてしまった体がすぐに音を上げてしまう。
苦しい、違う、恐い。
バスタブをバンバン叩いて暴れる。
髪を引き一度顔を上げる。
はあはあと呼吸して、すぐまた水。
今度はさっきより空気は吸えたはずだから、少し我慢できるだろうと恐怖を払拭するように言い聞かせる。
洋服が濡れないようにしてくれたのか、時間の関係か、バスタブに半分くらいしか入っていない水に顔を押し込むから、頭を下にした状態になる。
そうすると余計に鼻に水が入ってきそうになって、やっぱり恐い。
大げさだけど、「死」を予感してしまった。
那智さんに首を絞められたこともある。
だけど、そのときは感じなかった「死」に対する恐怖を感じてしまったのだ。
首を絞めることで苦しくなるような、じわじわと歩み寄る「死」の予感ではなくて、鼻や気管に水が入ってむせかえる、瞬時に「死」が訪れるような恐さ。
ほんと大げさで弱虫。
だから、息を吸っても全然だめ。
恐い=苦しいになってしまって、だめ。
もう冷静な判断ができない。
苦しい、苦しい、苦しい。
恐い、恐い、恐い。
顔を上げられると、心の底から安堵する。
また入れられる。
何回か繰り返す。
多分呼吸自体はまだ耐えられるはずなんだけど、もう水に突っ込まれた途端に、恐怖で苦しくなる。
少し鼻に水が入ってきたのを感じた。
だめ、このままじゃ、むせる、死んじゃう。
那智さん、恐い、恐いよ!!!!
バスタブを叩き、足をばたつかせ暴れる。
もう無我夢中、なり振り構わず暴れてバスタブを叩いていた腕が水に入ってしまった。
着ていた上着の袖を濡らした。
那智さんが、私を引き上げた。
「ごめんなさい、ごめんなさい。恐いの、どうしても恐いの!!!!!」
バスルームの床にペタリと座り、垂れる水が洋服を濡らすことも構わず、泣く。
しょうがねーなーといった感じでバスタオルを投げてくれて、それに顔を押し当てて子供のように泣いた。
「なるべく濡れないようにしてやってたのに、自分で手を突っ込んじゃうんだもんな〜。」
濡れた上着をハンガーに掛けてエアコンのそばに下げてくれる。
「脱ぎな、風呂入ろ。」
そういってさっさと支度を始める。
私もワンピースを脱いであとに続く。
「死」を予感させるような追い詰められた状態で感じるであろう快感を、今日は感じることはできなかった。
死の予感のずーーーーーーっと手前でギブアップ。
憧れていたことなのに、那智さんのしてくれることは何でも幸せなんて言ってるくせに、ほんとへなちょこ。
水浸しでわんわん泣く、このずーーーーーーーーっと手前の甘い「ぐちゃぐちゃ」だけでも満足しちゃう、弱虫。
バスルームに入ったら「ちょうどいいや、おしっこ。」と那智さん。
足下にしゃがんだ。
「かけてあげるね。」
今日は飲むんじゃないのね。
濡れたついでにかけてくれるんだ。
体にかけてもらったことはあるけど、頭からははじめて。
嬉しい。
目を閉じておとなく待つ。
温かいおしっこがかかってきた。
それが顔に垂れてくる。
口に垂れたのを飲む。
嬉しい、那智さんのおしっこ。
頭に顔に体にかかってる。
それだけで感じる。
ああ、嬉しい、私をぐちゃぐちゃにして。
大好きな那智さんのおしっこをかけて喜ぶ私を愛でて。
那智さんのおしっこで、私を汚して。
でも、こんなに大好きな那智さんのおしっこが私を「汚す」ものに思えないよ。
愛されてるとしか思えないよ。
ただ愛されてる。
私汚れてないよ。
惨めな状態さえも、愛される姿。
あなたの手で、あなたにだけ私を惨めで幸せにすることができる。
一段落して、休憩しながらデジカメに収められてる画像を見る。
マ○○の床に四つん這いになってるもの。
尻尾を付けた後ろ姿。
ケチャップがべっとり塗られた顔。
確かに、それで満面の笑顔の私は、ちっとも「汚れて」ない。
那智さんのいう「子供のいたずら」っぽい微笑ましさも感じられる。
嬉しくて、冗談まじりにいう。
「那智さん、私のこと汚せないですね。だって、私幸せそうで汚くないもの。」
もっと調子に乗っていう(2人の間の戯れ言ですから、許してね)
「きれいだから、何しても汚くならないですものね。どうしましょ、ケチャップ塗られてもきれい。」
「じゃあ、うんこを顔に塗ったら?」
かなり呆れながら付き合ってくれる。
「うん、多分それでもきれい!!那智さん、どうにかして、私を汚して♪」
汚したり醜くしたりをしている人。
「させてる」人は、その汚くなったる姿を見て、どう思ってるんだろう。
本当に汚いと思ってるのかしら。
汚いけど、愛しい。
醜いけど、それがいい。
汚くなくて、美しい。
「されてる」人はどう思う?
醜いのは恥ずかしい(から感じる?)
汚れてる自分が好き。
この人に汚されるから、いい。
那智さんが愛情を持って私を汚す限り、私は汚れないと思ってしまう。
そして、私は、他の誰でもない那智さんに汚してほしいのだ。
この矛盾、どうやって解消しましょうか、那智さん。
わからないから、とりあえず言っとくわ。
「那智さん、私を汚して!!」
無言で髪を掴んまま歩き出す。
那智さんより背の高い私は当然のように、体を折り曲げながら歩く。
ジタバタとして歩きにくい、そんなことおかまいなしで引っ張られることが嬉しい。
バスルームに連れて行かれて、バスタブの前で「ぐい」っと力を入れて屈ませられる。
そうか、顔を入れられるんだと、その時に思った。
Mを自覚して旅をしていたころ、公衆の面前で頭から水をかけられるという夢を見て感じていた私。
10代の頃、雨に濡れるのが好きで、台風のときにわざと傘を閉じて雨風に晒されながら歩いた。
わざと下着を着けておもらしをしたこともある(わあ、恥ずかしいぞ)
水に濡れるというのは、私の何かを刺激する。
それは水に濡れた姿か、それともなす術なしの状態か、両方かもしれない。
いろんな場面で共通しているのは「ぐちゃぐちゃ」になりたいと思うことだ。
そして、それは心も姿も両方、そうしてほしいと思ってる。
「水(もしくは濡れる)」は、私のMとしての性癖の重要なファクターのひとつのはず。
顔を水に突っ込まれるというのは、憧れのひとつだった。
顔や髪が濡れて、息が苦しくむせて咳き込む。
姿も心もぐちゃぐちゃだ。
それが、実際自分の身に起こると思った瞬間、「憧れ」の光は瞬く間に恐怖に変わってしまった。
沈黙のまま顔を水に突っ込まれる。
その瞬間から、もう苦しい。
きっと息はまだ平気なんだけど、恐怖に身構えてしまった体がすぐに音を上げてしまう。
苦しい、違う、恐い。
バスタブをバンバン叩いて暴れる。
髪を引き一度顔を上げる。
はあはあと呼吸して、すぐまた水。
今度はさっきより空気は吸えたはずだから、少し我慢できるだろうと恐怖を払拭するように言い聞かせる。
洋服が濡れないようにしてくれたのか、時間の関係か、バスタブに半分くらいしか入っていない水に顔を押し込むから、頭を下にした状態になる。
そうすると余計に鼻に水が入ってきそうになって、やっぱり恐い。
大げさだけど、「死」を予感してしまった。
那智さんに首を絞められたこともある。
だけど、そのときは感じなかった「死」に対する恐怖を感じてしまったのだ。
首を絞めることで苦しくなるような、じわじわと歩み寄る「死」の予感ではなくて、鼻や気管に水が入ってむせかえる、瞬時に「死」が訪れるような恐さ。
ほんと大げさで弱虫。
だから、息を吸っても全然だめ。
恐い=苦しいになってしまって、だめ。
もう冷静な判断ができない。
苦しい、苦しい、苦しい。
恐い、恐い、恐い。
顔を上げられると、心の底から安堵する。
また入れられる。
何回か繰り返す。
多分呼吸自体はまだ耐えられるはずなんだけど、もう水に突っ込まれた途端に、恐怖で苦しくなる。
少し鼻に水が入ってきたのを感じた。
だめ、このままじゃ、むせる、死んじゃう。
那智さん、恐い、恐いよ!!!!
バスタブを叩き、足をばたつかせ暴れる。
もう無我夢中、なり振り構わず暴れてバスタブを叩いていた腕が水に入ってしまった。
着ていた上着の袖を濡らした。
那智さんが、私を引き上げた。
「ごめんなさい、ごめんなさい。恐いの、どうしても恐いの!!!!!」
バスルームの床にペタリと座り、垂れる水が洋服を濡らすことも構わず、泣く。
しょうがねーなーといった感じでバスタオルを投げてくれて、それに顔を押し当てて子供のように泣いた。
「なるべく濡れないようにしてやってたのに、自分で手を突っ込んじゃうんだもんな〜。」
濡れた上着をハンガーに掛けてエアコンのそばに下げてくれる。
「脱ぎな、風呂入ろ。」
そういってさっさと支度を始める。
私もワンピースを脱いであとに続く。
「死」を予感させるような追い詰められた状態で感じるであろう快感を、今日は感じることはできなかった。
死の予感のずーーーーーーっと手前でギブアップ。
憧れていたことなのに、那智さんのしてくれることは何でも幸せなんて言ってるくせに、ほんとへなちょこ。
水浸しでわんわん泣く、このずーーーーーーーーっと手前の甘い「ぐちゃぐちゃ」だけでも満足しちゃう、弱虫。
バスルームに入ったら「ちょうどいいや、おしっこ。」と那智さん。
足下にしゃがんだ。
「かけてあげるね。」
今日は飲むんじゃないのね。
濡れたついでにかけてくれるんだ。
体にかけてもらったことはあるけど、頭からははじめて。
嬉しい。
目を閉じておとなく待つ。
温かいおしっこがかかってきた。
それが顔に垂れてくる。
口に垂れたのを飲む。
嬉しい、那智さんのおしっこ。
頭に顔に体にかかってる。
それだけで感じる。
ああ、嬉しい、私をぐちゃぐちゃにして。
大好きな那智さんのおしっこをかけて喜ぶ私を愛でて。
那智さんのおしっこで、私を汚して。
でも、こんなに大好きな那智さんのおしっこが私を「汚す」ものに思えないよ。
愛されてるとしか思えないよ。
ただ愛されてる。
私汚れてないよ。
惨めな状態さえも、愛される姿。
あなたの手で、あなたにだけ私を惨めで幸せにすることができる。
一段落して、休憩しながらデジカメに収められてる画像を見る。
マ○○の床に四つん這いになってるもの。
尻尾を付けた後ろ姿。
ケチャップがべっとり塗られた顔。
確かに、それで満面の笑顔の私は、ちっとも「汚れて」ない。
那智さんのいう「子供のいたずら」っぽい微笑ましさも感じられる。
嬉しくて、冗談まじりにいう。
「那智さん、私のこと汚せないですね。だって、私幸せそうで汚くないもの。」
もっと調子に乗っていう(2人の間の戯れ言ですから、許してね)
「きれいだから、何しても汚くならないですものね。どうしましょ、ケチャップ塗られてもきれい。」
「じゃあ、うんこを顔に塗ったら?」
かなり呆れながら付き合ってくれる。
「うん、多分それでもきれい!!那智さん、どうにかして、私を汚して♪」
汚したり醜くしたりをしている人。
「させてる」人は、その汚くなったる姿を見て、どう思ってるんだろう。
本当に汚いと思ってるのかしら。
汚いけど、愛しい。
醜いけど、それがいい。
汚くなくて、美しい。
「されてる」人はどう思う?
醜いのは恥ずかしい(から感じる?)
汚れてる自分が好き。
この人に汚されるから、いい。
那智さんが愛情を持って私を汚す限り、私は汚れないと思ってしまう。
そして、私は、他の誰でもない那智さんに汚してほしいのだ。
この矛盾、どうやって解消しましょうか、那智さん。
わからないから、とりあえず言っとくわ。
「那智さん、私を汚して!!」