夏の旅行4
独特な幸福感
お外で全裸初体験を終え、また元の道路に戻ってからは、延々とお散歩。
広い歩道では、他に人がいないことをいいことに那智さんたらスカートめくりなどなど(わりとタイとなワンピだったからめくるとヒラッとなるんじゃなくてくる〜んって全部がひっくり変えちゃうのだ!!だから、パンツ丸見え!!)の遊びたい放題。
ときどき追い抜く車に見られてる!!とわたしはキーキー状態。
それ以外の狭い歩道は一列になってどちらかというと黙々と歩く感じだった。
那智さんは山登りの経験があるから長い距離黙々と歩くの得意なんだ。
時折振り返り「足大丈夫?」と気にかけてくれる。
多分、歩くペースもそれに合わせてくれているみたい。
そんな空気が感じ取れる背中に付いていくのはとても安心する。
目的の記念館に到着して一通り見学を終え、旅館に連絡を入れる。
送迎バスに着てもらい、そこからは楽^^
旅館に着いてお部屋に案内され、仲居さんがお茶を煎れながら夕食やお風呂の案内をしてくれる。
若いけれどとても感じの良い仲居さんで、わたしたちも気分良くお昼におうどんを食べたことやずいぶん歩いたことなど楽しくお話しさせてもらった。
とてもゆったりと広い和室で、大きな窓の外には小さな庭とウッドデッキ(そういうと和室にそぐわないのだけど、住宅用語知らないからなんて言えばいいのでしょう?大きな縁側みたいなもの^^;)。
庭には緑が豊富にあって、その先には山が見える。
塀を隔てているいるけれど、緑がずっと奥まで続いているようで気持ちのよい景色だった。
夕飯前に温泉に。
待ち合わせの時間を決めて二手に分かれる。
わたしからすの行水なんだ。
熱いお湯はすぐのぼせちゃう。
だから、多分待ち合わせ時間よりも早く出てしまうだろうなと思いながら、那智さんがゆっくり入れるくらいの時間設定にした。
広いお風呂には何種類かの湯。
のぼせちゃうわたしは熱いお風呂は早々に退散して、露天風呂に行ってみる。
親子連れの先客がいたので、隅っこのほうに。
ぬるめのお湯でほっとする。
少し火照った頬が外気に当たって気持ちいい。
さっきの露出とどこが違うんだ?なんてくすくす思いながら。
そのうち親子連れは出て行った。
遮る物はなく目の前には山々が広がっている。
距離感がおかしくなりそう。
日が傾いて来てから雲行きが怪しくなってきていて、このときもどんよりとした雲が覆いかぶさっているようだった。
だから、鮮やかな緑というよりくすんだ緑が広がって距離感が変だった。
遠くで『ゴロゴロ』と雷の音が聞こえてきた。
見る見るうちに真っ暗に。
夕立だ。
雷よりも早く雨がやってきた。
屋根がある露天風呂だったから、そのまま湯船に浸かっていようと思う。
ほとんど前触れもなく、いきなりザーーーッとものすごい勢いの雨が降ってきた。
山の緑が一気に霞む。
瞬く間に山が遠のいていくみたいだ。
土砂降りの雨。
近づく雷鳴。
視界も聴覚も奪われたみたいな錯覚。
この世界にわたししかいないんじゃないかって思ってしまうような感覚。
自然の大迫力に圧倒される。
すごい、すごい!!
なんておもしろい瞬間に露天風呂にいるんだろう、わたし。
屋根が付いているからこちらには被害はなく。
土砂降りの雨と雷の音だけしか聞こえない、視界が煙った不思議な空間で、ぽつんとひとり湯船に浸かって。
しばらくの間、わくわくしながらなんともラッキーなプレゼントをありがたく受け取っていた。
那智さんも見ていたかななんて思いながら、珍しく長風呂をして待ち合わせ時間ちょうどくらいにお風呂を出た。
ほどなくして那智さんも出てきた。
那智さんは、付き合いはじめの頃、二人が付き合うことで『りん子(二人)が幸福になれるように』と指針を決めてくれた。
それはこの5年半変わらず、実行してくれているのだけど。
この後、その幸福にしようと思ってくれている那智さんの父性たっぷりぶりの出来事が起こるのですが、それはまた次回。
いつまで続くの〜!?
もう少々お付き合いくださーい^^
お外で全裸初体験を終え、また元の道路に戻ってからは、延々とお散歩。
広い歩道では、他に人がいないことをいいことに那智さんたらスカートめくりなどなど(わりとタイとなワンピだったからめくるとヒラッとなるんじゃなくてくる〜んって全部がひっくり変えちゃうのだ!!だから、パンツ丸見え!!)の遊びたい放題。
ときどき追い抜く車に見られてる!!とわたしはキーキー状態。
それ以外の狭い歩道は一列になってどちらかというと黙々と歩く感じだった。
那智さんは山登りの経験があるから長い距離黙々と歩くの得意なんだ。
時折振り返り「足大丈夫?」と気にかけてくれる。
多分、歩くペースもそれに合わせてくれているみたい。
そんな空気が感じ取れる背中に付いていくのはとても安心する。
目的の記念館に到着して一通り見学を終え、旅館に連絡を入れる。
送迎バスに着てもらい、そこからは楽^^
旅館に着いてお部屋に案内され、仲居さんがお茶を煎れながら夕食やお風呂の案内をしてくれる。
若いけれどとても感じの良い仲居さんで、わたしたちも気分良くお昼におうどんを食べたことやずいぶん歩いたことなど楽しくお話しさせてもらった。
とてもゆったりと広い和室で、大きな窓の外には小さな庭とウッドデッキ(そういうと和室にそぐわないのだけど、住宅用語知らないからなんて言えばいいのでしょう?大きな縁側みたいなもの^^;)。
庭には緑が豊富にあって、その先には山が見える。
塀を隔てているいるけれど、緑がずっと奥まで続いているようで気持ちのよい景色だった。
夕飯前に温泉に。
待ち合わせの時間を決めて二手に分かれる。
わたしからすの行水なんだ。
熱いお湯はすぐのぼせちゃう。
だから、多分待ち合わせ時間よりも早く出てしまうだろうなと思いながら、那智さんがゆっくり入れるくらいの時間設定にした。
広いお風呂には何種類かの湯。
のぼせちゃうわたしは熱いお風呂は早々に退散して、露天風呂に行ってみる。
親子連れの先客がいたので、隅っこのほうに。
ぬるめのお湯でほっとする。
少し火照った頬が外気に当たって気持ちいい。
さっきの露出とどこが違うんだ?なんてくすくす思いながら。
そのうち親子連れは出て行った。
遮る物はなく目の前には山々が広がっている。
距離感がおかしくなりそう。
日が傾いて来てから雲行きが怪しくなってきていて、このときもどんよりとした雲が覆いかぶさっているようだった。
だから、鮮やかな緑というよりくすんだ緑が広がって距離感が変だった。
遠くで『ゴロゴロ』と雷の音が聞こえてきた。
見る見るうちに真っ暗に。
夕立だ。
雷よりも早く雨がやってきた。
屋根がある露天風呂だったから、そのまま湯船に浸かっていようと思う。
ほとんど前触れもなく、いきなりザーーーッとものすごい勢いの雨が降ってきた。
山の緑が一気に霞む。
瞬く間に山が遠のいていくみたいだ。
土砂降りの雨。
近づく雷鳴。
視界も聴覚も奪われたみたいな錯覚。
この世界にわたししかいないんじゃないかって思ってしまうような感覚。
自然の大迫力に圧倒される。
すごい、すごい!!
なんておもしろい瞬間に露天風呂にいるんだろう、わたし。
屋根が付いているからこちらには被害はなく。
土砂降りの雨と雷の音だけしか聞こえない、視界が煙った不思議な空間で、ぽつんとひとり湯船に浸かって。
しばらくの間、わくわくしながらなんともラッキーなプレゼントをありがたく受け取っていた。
那智さんも見ていたかななんて思いながら、珍しく長風呂をして待ち合わせ時間ちょうどくらいにお風呂を出た。
ほどなくして那智さんも出てきた。
那智さんは、付き合いはじめの頃、二人が付き合うことで『りん子(二人)が幸福になれるように』と指針を決めてくれた。
それはこの5年半変わらず、実行してくれているのだけど。
この後、その幸福にしようと思ってくれている那智さんの父性たっぷりぶりの出来事が起こるのですが、それはまた次回。
いつまで続くの〜!?
もう少々お付き合いくださーい^^
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