淫語ウォーキング
非日常的な日常
ウォーキングをしていた。
ただのウォーキングではやる気が出ないからわざわざ用事を作るのだ。
近所で済ませられる買い物を往復8キロとかでする(笑)
那智さんがお話しできる時間帯を選んでヘッドセットをつけて普段着でガシガシ歩くだけ。
歩き方もテキトーだし帰りがけに近所のスーパーでメンチカツを買ってしまうのだから、まあ気休め以外の何者でもないのだけどね^^
「○$&しめて歩くんだよ〜」
あーん、車うるさいよ、聞き取れない。
お腹しめて?
「はい?」
「アナル。アナルしめて歩くといいっていうよ〜」
ひゃ〜〜。
まさか歩きながら耳元で『アナル』なんて聞かされるとは思ってもみなかったです。
聞こえるはずないけど、ついすれ違う人を意識しちゃう。
「アナルをしめて歩くとおまんこの絞まりが良くなるらしいよ〜」
「は、はぉ、そうですか*^^*」
「りん子、いま絞めてるだろ?」
「そ、そんなことありません!!」
「絞めてる、絞めてる〜」
こんな他人が聞いたら(いや、いま書いている本人さえ)どーでもいい話。
ふと那智さんがちょっと改まった口調で話し出した。
「あのさ、実は、俺考えていることがあるんだ」
いやいや、いま『アナル』なんてこと言っていて何を切り出すおつもりですか!?
滅多にこういう口調にならない人なので、ちょっと恐い、身構える。
でも、改まった中にわずかに(笑)な空気も感じられていたので、恐いけどワクワクしちゃっていた。
「%x●&…と思って…」
ああ、車の音がうるさくて聞こえない!!
電波も悪い!!
「はい?なんですか!?」
「…フィ×◎△…頑張ろう…思うんだよね〜」
「はい?フィットネス、行くのですか!?」
「わはは、違うよ〜」
「なんですか!?」
「フィスト」
???
「フィースートー(笑)」
ふぃ す と …?
ぎゃーーーーー。
『ふぃ』って聞こえたからフィットネスかと思ってしまったら、まさかの『フィスト』。
歩きながら『アナル』を聞かされるなんてと思っていた、数秒後に『フィスト』とは。
わたしのウォーキングは淫語ウォーキングだ^^;
なんて苦笑している場合じゃあない!!
フィストはわたしの中ではかなり上級者だ。
考えただけで『ぐぉぉぉ』ってなる。
恐い、ぜーったい、恐い。
痛そうだし苦しそうだし、電マとか鞭みたいに『○○だけど』とか『○○の末に』とかぜったい『ただ気持ちいい』なんてことにはなってくれないはずだ。
でも那智さん、緩くなっちゃうといやだな〜と思っていたし、もともとそれには興味がなかったはずじゃありません?
どうやらよそ様に別の内容でコメントをしたら『フィスト、してみたらいかがですか?』とレスをいただいたのだそうだ。
それを読んで全然興味なかったのに、ふと、やってみようかな〜と思ったらしい。
なに?なに?
カレーにはヨーグルト入れるといいですよ。
ああ、そうですね、入れてみましょう。
まるでレシピを教え合うみたいな軽いノリは?
わたしはカレーか?
うう、新しい展開。
こわいよぅ。
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