好き勝手?
独特な幸福感
ある日の那智さんの「好き勝手ぶり」、食べ物編!
お昼間から、焼き肉♪
チェーン店のランチだから、焼き肉って言ってもそんな贅沢なものじゃないけれど、たまにはいいよねってことで。
ランチタイムは、ドリンクバーもあって、ご飯やスープもセルフサービス。
私はご飯をよそり、那智さんはスープを用意してくれる。
白いお米が大好きな私は、お肉は多くなくてもいから、ご飯いっぱいが嬉しかったりするから、たくさんよそる。
ついでに那智さんの分も同じくらいよそる。
私の白米好きを知っているから、「よく食うねぇ」と苦笑い。
これくらいに焼き加減が美味しいとか、この肉は少し焼いたほうがいいとか、私の保護者さんは、私のお肉にまで言及してくる。
しまいには、私の分まで焼きはじめて、小皿に盛り始める。
私はご飯がたくさん食べたいから、そのお肉に合わせてばくばくご飯を食べる。
もう、満足。
チェーン店のランチのわりには美味しくて、満足。
食後のお茶を啜っていると、那智さんさんが「デザート食べないのかよ〜」と聞いてくる。
そういえば、ドリンクバーのところに、ソフトクリームに機械が置いてあったな〜。
「私は、いりません」
そうなの、私は甘いものに全然執着がないの。
甘いものでお腹を満たすなら、白米をもう一口♪お肉をもう一切れ♪♪ビールをもう一口(笑)
「甘いものは、別腹」が私にはないのです。
「なんだよ、食わないの?食えよ〜。」
はい、はい、わかりました、一人でソフトクリームを取りに行くのが恥ずかしいのですね。
連れの女が食べるから、しょうがない付き合ってやるか的な感じで、取りに行きたいのですね。
席に戻って、数口食べるけど、まったく興味がわかない。
「なんだよ、そのいやそうな顔 笑」
「あなたの可愛いりん子を、太らせてもいいなら、食べますけど〜」
結局、ほぼ二人分那智さんが食べたのでした。(あれ?好き勝手は、どっち??)
面白い鍋料理を見付けた。
ラム肉を30種類くらいのスパイスを入れたタレで煮込む。
最初はラムの独特の臭みが気になるけれど、野菜も一緒に食べていると、だんだん病み付きになって、そのスパイスと臭みが後を引いてなかなか止まらない、鍋料理。
ダイエットをしているという那智さんは、そうそうにご飯を半分残し、ラムと野菜だけを食べている。
え〜、このスパイスがご飯に合うのに!!
気にせず、私は食べる。
そろそろ野菜だけかな、ラムはおしまいかな、見た感じでは、そう見えるけど、スパイスがドロッとしていて、お味噌のように濁っているから、底の方に何がどれくらい残っているかわかりにくい。
「俺はもういいよ」
私もだいぶお腹いっぱいになってきたけど…。
「あと、あげる。」そういって、れんげでスパイスを掻き混ぜ底を探り、ラム肉の欠片を見付けようとしている。
私は複雑な気持ちで、そのドロっとしたスパイスと那智さんの手の動きを眺めている。
きっとラム肉を探してくれているはずなのでしょうけれど、どうもそのドロッとした感じと那智さんの消極と積極の混ざったような手の動きが、それが本来食べる物ではない物のように見えてきてしまったのだ。
ドロドロを掻き混ぜて、小さな肉片を探す那智さん、黙って見つめる私…。
「性処理奴隷」ならぬ、「残飯処理奴隷」?
それじゃ、ほんとの豚(笑)
でも、スパイスの魅力と「よそってくれる」嬉しさみたいなものもあるから、つい小皿を片手に、待機するように動向を見つめる。
「なんか、鼻の穴膨らんでるよ 笑」
那智さんも、私の複雑な感情を読み取ったようで、二人で大笑い。
それでも、恥ずかしがりながらも、最後まで食べきる私^^;(これも、勝手じゃないか?)
那智さんと居酒屋に入った。
それほど時間のない時で、お互い食べたいつまみを数品ピックアップして、飲む。
この時も最後にデザートをという話になるけど、私は全然乗り気じゃない。
甘いものはどっちでもいい。
もし、食べるなら、凝ったものとかは好きじゃない。
アイスならバニラ。
ケーキなら、チョコレートケーキ。
那智さんは「杏仁豆腐」を頼もうとしている。
「私は、食べませんよ〜。」
杏仁豆腐みたいなものさえ、全然好みじゃないの。
「なんでもいいから、頼めよ〜。」
しかたなく、バニラアイスクリームを頼む。
確かに、お酒を飲んだあとの冷たいアイスは美味しいものね、それならお相伴できる♪
ひんやりとしたアイスを食べて、それはそれで満足。
でも、那智さんは、自分の杏仁豆腐を食べさせたいらしい。
「食べていやならしかたない。でも、食べる前から拒否するのはダメ。」
那智さんらしいご意見ね^^;
多分、「わあ、やっぱり美味しい♪」も「うえ〜、苦手〜」となるにしても、那智さんは楽しいのでしょうけどね。
口の側まで、スプーンを持ってきたりしてる。
回避、回避。
「那智さん、私の口の中はね、いまバニラの美味しい味が広がって、幸せなのですよ。だから、苦手な味で消したくないのですよ。」
納得^^
よし、一本取った気分。
那智さんは、私が「わあ、美味しい」も「うえ〜、苦手も」好き。
さらに、「納得」で、手を引っ込められることも、多分好き。
やっぱり、好き勝手ぶりにならなかったみたいですね、今日のお話。
ある日の那智さんの「好き勝手ぶり」、食べ物編!
お昼間から、焼き肉♪
チェーン店のランチだから、焼き肉って言ってもそんな贅沢なものじゃないけれど、たまにはいいよねってことで。
ランチタイムは、ドリンクバーもあって、ご飯やスープもセルフサービス。
私はご飯をよそり、那智さんはスープを用意してくれる。
白いお米が大好きな私は、お肉は多くなくてもいから、ご飯いっぱいが嬉しかったりするから、たくさんよそる。
ついでに那智さんの分も同じくらいよそる。
私の白米好きを知っているから、「よく食うねぇ」と苦笑い。
これくらいに焼き加減が美味しいとか、この肉は少し焼いたほうがいいとか、私の保護者さんは、私のお肉にまで言及してくる。
しまいには、私の分まで焼きはじめて、小皿に盛り始める。
私はご飯がたくさん食べたいから、そのお肉に合わせてばくばくご飯を食べる。
もう、満足。
チェーン店のランチのわりには美味しくて、満足。
食後のお茶を啜っていると、那智さんさんが「デザート食べないのかよ〜」と聞いてくる。
そういえば、ドリンクバーのところに、ソフトクリームに機械が置いてあったな〜。
「私は、いりません」
そうなの、私は甘いものに全然執着がないの。
甘いものでお腹を満たすなら、白米をもう一口♪お肉をもう一切れ♪♪ビールをもう一口(笑)
「甘いものは、別腹」が私にはないのです。
「なんだよ、食わないの?食えよ〜。」
はい、はい、わかりました、一人でソフトクリームを取りに行くのが恥ずかしいのですね。
連れの女が食べるから、しょうがない付き合ってやるか的な感じで、取りに行きたいのですね。
席に戻って、数口食べるけど、まったく興味がわかない。
「なんだよ、そのいやそうな顔 笑」
「あなたの可愛いりん子を、太らせてもいいなら、食べますけど〜」
結局、ほぼ二人分那智さんが食べたのでした。(あれ?好き勝手は、どっち??)
面白い鍋料理を見付けた。
ラム肉を30種類くらいのスパイスを入れたタレで煮込む。
最初はラムの独特の臭みが気になるけれど、野菜も一緒に食べていると、だんだん病み付きになって、そのスパイスと臭みが後を引いてなかなか止まらない、鍋料理。
ダイエットをしているという那智さんは、そうそうにご飯を半分残し、ラムと野菜だけを食べている。
え〜、このスパイスがご飯に合うのに!!
気にせず、私は食べる。
そろそろ野菜だけかな、ラムはおしまいかな、見た感じでは、そう見えるけど、スパイスがドロッとしていて、お味噌のように濁っているから、底の方に何がどれくらい残っているかわかりにくい。
「俺はもういいよ」
私もだいぶお腹いっぱいになってきたけど…。
「あと、あげる。」そういって、れんげでスパイスを掻き混ぜ底を探り、ラム肉の欠片を見付けようとしている。
私は複雑な気持ちで、そのドロっとしたスパイスと那智さんの手の動きを眺めている。
きっとラム肉を探してくれているはずなのでしょうけれど、どうもそのドロッとした感じと那智さんの消極と積極の混ざったような手の動きが、それが本来食べる物ではない物のように見えてきてしまったのだ。
ドロドロを掻き混ぜて、小さな肉片を探す那智さん、黙って見つめる私…。
「性処理奴隷」ならぬ、「残飯処理奴隷」?
それじゃ、ほんとの豚(笑)
でも、スパイスの魅力と「よそってくれる」嬉しさみたいなものもあるから、つい小皿を片手に、待機するように動向を見つめる。
「なんか、鼻の穴膨らんでるよ 笑」
那智さんも、私の複雑な感情を読み取ったようで、二人で大笑い。
それでも、恥ずかしがりながらも、最後まで食べきる私^^;(これも、勝手じゃないか?)
那智さんと居酒屋に入った。
それほど時間のない時で、お互い食べたいつまみを数品ピックアップして、飲む。
この時も最後にデザートをという話になるけど、私は全然乗り気じゃない。
甘いものはどっちでもいい。
もし、食べるなら、凝ったものとかは好きじゃない。
アイスならバニラ。
ケーキなら、チョコレートケーキ。
那智さんは「杏仁豆腐」を頼もうとしている。
「私は、食べませんよ〜。」
杏仁豆腐みたいなものさえ、全然好みじゃないの。
「なんでもいいから、頼めよ〜。」
しかたなく、バニラアイスクリームを頼む。
確かに、お酒を飲んだあとの冷たいアイスは美味しいものね、それならお相伴できる♪
ひんやりとしたアイスを食べて、それはそれで満足。
でも、那智さんは、自分の杏仁豆腐を食べさせたいらしい。
「食べていやならしかたない。でも、食べる前から拒否するのはダメ。」
那智さんらしいご意見ね^^;
多分、「わあ、やっぱり美味しい♪」も「うえ〜、苦手〜」となるにしても、那智さんは楽しいのでしょうけどね。
口の側まで、スプーンを持ってきたりしてる。
回避、回避。
「那智さん、私の口の中はね、いまバニラの美味しい味が広がって、幸せなのですよ。だから、苦手な味で消したくないのですよ。」
納得^^
よし、一本取った気分。
那智さんは、私が「わあ、美味しい」も「うえ〜、苦手も」好き。
さらに、「納得」で、手を引っ込められることも、多分好き。
やっぱり、好き勝手ぶりにならなかったみたいですね、今日のお話。