とんこつ醤油
那智さんとその他友人とラーメン屋さんに入った。
ここは以前にも一度連れて来てもらっておいしかったからご満悦。
ラーメン、つけ麺(あれ?聞いたことある!?)に冷麺、おつまみ的なものまであるので、メニューを広げてうれしい迷い。
とはいいつつ、わたしは割りと定番ものをまず選ぶ。
ほら、定番ものにこそ、お店の力量が表れるなんていうじゃない!?
あ〜、それは体のいい理由付け(笑)
だって、わたしが選んだ『とんこつ醤油ラーメン』は、たしか前回来たときもいただいたのだもの。
お店の力量なんてすでに計れているはずだ(計れる力量があれば^^;)
それにも関わらず、また同じ定番ものを選ぶのは、そんなカッコいい理由なんかなじゃなくて、ようは冒険しないってだけのこと。
わかりやすく、リスクの少ないものを選ぶタイプなのだ。
ところで、最近、お仕事をいただいているホテルが新しいプランナー会社を参入させた。
そのことで、ずいぶんやり方が変わってきた。
もともとホテル業界は(たぶん)古い体質なところがあると思うのだけど、ホテルごとに徐々にシステムを変更したりして時代の波に取り残されないようにしているようで、このホテルも遅ればせながら、変革しているのだろう。
それにともない司会者の仕事が増えたり、減ったり、まあ、それはかまわないのだけど、別のところでもずいぶん変革?を要求されている。
それは服装や髪型の細かい指定。
色や形、アクセサリーの種類、髪の色や長さ、まるで校則みたい!
もちろん、常識の範囲内であることは当然のことだけど、常識のさらに内側に収まるような要求されているように感じるのだ。
そのホテルの求める常識やクオリティはそこなんだろうな思うけど、でも、それってどうなんだろう?と思ってしまう。
わたしなんて、かなり『普通』なので、普段からだいたい指定の範囲内だからいいのだけど、司会者って、ある意味個性も売り物だと思うんだよね。
華やかな雰囲気、クールなイメージ、柔らかい印象、どれも臨機応変に操れることがプロだと言われてしまえばそれまでだけど、それでもやっぱりその人が一番力を発揮できる形はあると思うのだ。
若くて、ちょっと派手めな(若干ヤンキー色が強い^^)お客様のお仕事の発注がいつもあるくりっとした猫目のキュートな司会者さんがおとなしめの服装とまとめ髪になっているのを見て、うーんと残念な気持ちになってしまったりもする。
平均的なもののほうが安心するのはわかる。
求められるものを提供するのがプロではあるけれど、お客様にとっては、どっちがいいんだろうね。
どの駅前にも同じカフェがあって、同じ居酒屋があって、同じ洋服屋がある景色を想像してしまった^^;
とはいえ、わたしだって、はじめて降り立つ駅に◯タバと個人経営の喫茶店があったら前者に入ってしまうだろうから、ちょっぴり反省。
常識の、さらに内側に収めているのは安心だけど、そればかりじゃ味気ない?
もうちょっとバラエティ豊かになるのもいいよねと、最近縛りがキツくなってちょっと窮屈な愚痴と、ラーメン選びを無理矢理結びつけてみました^^
そんなことを言いながらも、他の皆さんが『なんとか冷麺』や『ゆず味なんとか』や『激辛なんとか』とバラエティに富んだものを選ぶ中、ひとり前回と同じ『とんこつ醤油』を選ぶわたしだった。
で、同席して一同に『食はノーマルで性癖はアブノーマル』とツッコミを入れられながらおいしくおただきました^^
「等式」「とんこつ醤油」感想です。詳細を記すことが出来ないのが残念なのです。きっと、司会者を選ぶ時、没個性によるリスク回避を狙っているのだと思うが、外見の自己主張が無くなったら個性を見抜くのが大変になるだけだと思うのだけれどな?(笑)
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