選ばせてあげる3
非日常的な日常
『選ばせてあげる』『選ばせてあげる2』の続きです。
下着付きが決定した翌日。
デートは明日だ。
お電話しながら。
一度、どれくらい透けるかちゃんと試着してみようということになった。
携帯を置き赤い下着を付けスカートを履く。
鏡に映すと、ああ、やっぱり透けている。
でも、よく見ないとわからないかもしれない。
微妙な具合だ。
ただこれに外の光をプラスしたらと思うと、ちょっと恐ろしい。
もう一度携帯を握り。
状況を伝える。
「外の光に当ててみないとなんとも言えないですけど、やっぱり透けてます;;」
そう言って。
窓際に立ちお辞儀をするように体を折り曲げ、光を透かしてシルエットの透け具合を確認する。
うっすらとではあるけど肌色がわかるシルエット。
その付け根がこちらもうっすらと赤い影。
逆さまに見えるおまんこだ。
赤い緩やかなカーブを描くおまんこのシルエットから、二本の肌色。
白い生地越しにその膨れるようなカーブを目にした途端。
そこが、ぐわん!!と気持ちよくなってしまった。
ああ、嬉しい。
ここを、こんなに快感で膨れたここを、誰かに見られるんだ。
はしたない、だらしない女。
下着を透けさせて感じる女。
それを那智さんに守ってもらいながら、晒すのだ。
モンスターが疼く。
声が上ずる。
「りん子、感じてるだろ?」
「…はい。」
「嬉しいね、見てもらうの。」
「…、はい。」
「なんで嬉しいの?」
「変な私になれることと、それを那智さんの側でできることです。」
こんなこと口にできてしまうほど、欲情してしまっている。
那智さんに素直に欲情を表せることが、とても気持ちいい。
「りん子は変態だもんね。」
「うう…」
「じゃあ、その姿のまま、おもらしもしようね。」
おもらし?
残酷な、幸福な宣告。
信じられない。
そんなことできない。
堕ちていく。
興奮してしまって、たまらない。
モンスターが、喜んで尻尾を振っている。
(『制服とおもらし』も併せて^^)
「滅多にしない命令をしてあげるね」
「…はい?」
「これから○時までその姿でいなさい。下着の透ける姿で過ごすんだ。」
ああ、崩れ落ちそうだ。
変態の私でいさせてくれることが嬉しくて。
気持ちよくてしょうがない。
携帯を片手にソファに横になりながら、感じる下半身を見る。
腰が勝手に動く。
ふわっとしたスカートから僅かに赤い下着が透けて、それらがゆらゆら揺れている。
それを恍惚としながら、眺める私は歪んだ自己愛を感じている。
(歪んだ自己愛は『ショウウィンドウと鞭と洗濯ばさみ2』『徒然に「露出のこと」』などなど^^)
なんて幸せな数時間。
那智さんが指示した時間が来た。
携帯がなる。
とても残念。
歪んだ自己愛を感じている幸せな時間はおしまい。
まだふわふわした状態のまま、少し話す。
「明日、○○(私の最寄り駅)からペチコート取っていきたいんじゃない?」
「…無理です。」
那智さんと待ち合わせの駅でペチコートを脱ぐことになっていたのだけど、そんなことを言う。
「いいよ、りん子が脱ぎたかったら脱いできても」
「それとも、家から透けさせて来る?」
心の奥底のモンスターがビクッと動いた。
やめて、そんな怖いことに反応しないで。
「…怖すぎます…」
大多数の本心でモンスターの小さな反応を隠すように言う。
「りん子、したそうだよ」
「そんなことないです!!」
「そう?俺にはしたそうに感じられたよ。そうだよな、りん子変態の自分晒したいんだもんな。」
「そんなことないです!!!」
「そうかな〜、それならいいけど。ちょっと驚いた、したいんだって。」
『驚いた』
ああ、聞きたくなかった。
そのひと言で急に心の中がざわつき出し、大勢の嫌悪感がモンスターの頭を押さえつけた。
『驚いた』は、私の心に重くのしかかる。
この日お話しできる時間がおしまいになり、『驚いた』で起こった私の気持ちを話す機会を失い、別な意味で明日の不安が膨らんでしまった。
押さえ込まれたモンスターが一晩中苦しそうにもがいていた。
続きまーす^^
引っぱり気味です〜^^
『選ばせてあげる』『選ばせてあげる2』の続きです。
下着付きが決定した翌日。
デートは明日だ。
お電話しながら。
一度、どれくらい透けるかちゃんと試着してみようということになった。
携帯を置き赤い下着を付けスカートを履く。
鏡に映すと、ああ、やっぱり透けている。
でも、よく見ないとわからないかもしれない。
微妙な具合だ。
ただこれに外の光をプラスしたらと思うと、ちょっと恐ろしい。
もう一度携帯を握り。
状況を伝える。
「外の光に当ててみないとなんとも言えないですけど、やっぱり透けてます;;」
そう言って。
窓際に立ちお辞儀をするように体を折り曲げ、光を透かしてシルエットの透け具合を確認する。
うっすらとではあるけど肌色がわかるシルエット。
その付け根がこちらもうっすらと赤い影。
逆さまに見えるおまんこだ。
赤い緩やかなカーブを描くおまんこのシルエットから、二本の肌色。
白い生地越しにその膨れるようなカーブを目にした途端。
そこが、ぐわん!!と気持ちよくなってしまった。
ああ、嬉しい。
ここを、こんなに快感で膨れたここを、誰かに見られるんだ。
はしたない、だらしない女。
下着を透けさせて感じる女。
それを那智さんに守ってもらいながら、晒すのだ。
モンスターが疼く。
声が上ずる。
「りん子、感じてるだろ?」
「…はい。」
「嬉しいね、見てもらうの。」
「…、はい。」
「なんで嬉しいの?」
「変な私になれることと、それを那智さんの側でできることです。」
こんなこと口にできてしまうほど、欲情してしまっている。
那智さんに素直に欲情を表せることが、とても気持ちいい。
「りん子は変態だもんね。」
「うう…」
「じゃあ、その姿のまま、おもらしもしようね。」
おもらし?
残酷な、幸福な宣告。
信じられない。
そんなことできない。
堕ちていく。
興奮してしまって、たまらない。
モンスターが、喜んで尻尾を振っている。
(『制服とおもらし』も併せて^^)
「滅多にしない命令をしてあげるね」
「…はい?」
「これから○時までその姿でいなさい。下着の透ける姿で過ごすんだ。」
ああ、崩れ落ちそうだ。
変態の私でいさせてくれることが嬉しくて。
気持ちよくてしょうがない。
携帯を片手にソファに横になりながら、感じる下半身を見る。
腰が勝手に動く。
ふわっとしたスカートから僅かに赤い下着が透けて、それらがゆらゆら揺れている。
それを恍惚としながら、眺める私は歪んだ自己愛を感じている。
(歪んだ自己愛は『ショウウィンドウと鞭と洗濯ばさみ2』『徒然に「露出のこと」』などなど^^)
なんて幸せな数時間。
那智さんが指示した時間が来た。
携帯がなる。
とても残念。
歪んだ自己愛を感じている幸せな時間はおしまい。
まだふわふわした状態のまま、少し話す。
「明日、○○(私の最寄り駅)からペチコート取っていきたいんじゃない?」
「…無理です。」
那智さんと待ち合わせの駅でペチコートを脱ぐことになっていたのだけど、そんなことを言う。
「いいよ、りん子が脱ぎたかったら脱いできても」
「それとも、家から透けさせて来る?」
心の奥底のモンスターがビクッと動いた。
やめて、そんな怖いことに反応しないで。
「…怖すぎます…」
大多数の本心でモンスターの小さな反応を隠すように言う。
「りん子、したそうだよ」
「そんなことないです!!」
「そう?俺にはしたそうに感じられたよ。そうだよな、りん子変態の自分晒したいんだもんな。」
「そんなことないです!!!」
「そうかな〜、それならいいけど。ちょっと驚いた、したいんだって。」
『驚いた』
ああ、聞きたくなかった。
そのひと言で急に心の中がざわつき出し、大勢の嫌悪感がモンスターの頭を押さえつけた。
『驚いた』は、私の心に重くのしかかる。
この日お話しできる時間がおしまいになり、『驚いた』で起こった私の気持ちを話す機会を失い、別な意味で明日の不安が膨らんでしまった。
押さえ込まれたモンスターが一晩中苦しそうにもがいていた。
続きまーす^^
引っぱり気味です〜^^