攻守交代
独り言
『水曜どうでしょう』や『大泉洋』の検索でいらした方、当ブログはこのお話以外に彼らの関することは登場しません。
アダルトカテゴリのブログになりますのでお気をつけくださいませ。
特に未成年の方はここだけ読んだら、あとは閲覧禁止です!!
いまさらながら『水曜どうでしょう』にハマっている。
1996年に北海道のローカルテレビでスタートし6年ほど放映された、かれこれ20年近くも前の番組に。
我が子が同級生から借りてきたDVDを観たことがきっかけだった。
いまは全国区になっているけれど当時は無名の青年だった大泉洋ともうひとりの演者で大泉洋の事務所の社長でもあるミスターこと鈴井貴之とディレクターの藤村と嬉野の4人が様々な(くだらい^^)企画に挑戦する。
いちおう旅番組という触れ込みではあるけれど名所やグルメなどはほとんどなく、そこで起こるハプニングややり取りを藤村ディレクターの編集でひたすら垂れ流しする。
大泉洋の親曰く「旅番組ではなく移動番組」だ。
それのいったい何にこんなにも惹きつけられるのだろう。
たぐいまれなる愛嬌と華を持った大泉洋の魅力、藤村ディレクターの編集の妙、いろいろな要素はあるけれど、4人の関係性が大きな魅力のひとつだと思う。
『水曜どうでしょう』の魅力として「学生時代を思い出す」というようなことを挙げる人がいる。
バカみたいにムキになって延々と枕投げをした修学旅行の夜。
何が面白かったのか忘れてしまうけど、とにかく面白くてずっと笑いながら帰った道。
そういう愛すべきくだらない日々を思い出させるのが『水曜どうでしょう』というのは多くのファンの見解だ。
くだらない日々のやり取りの魅力、それは対等な人間同士優劣のない関係の表れ、具体的にいうと『攻守交代できる関係』ということなのではないだろうか。
わたしたちは日々、人より優位に立とうと戦々恐々としている。
誰かがミスしないか見張り、揚げ足を取り合う。
一度『いじられキャラ』なんて位置になったら、それこそみんなからいじられる。
みんなは自分がその位置にならないように結束して一人をいじり続ける殺伐とした人間関係。
社会はもちろん、いまどきは学校でもそんな状況なのではないだろうか。
それは決して対等な人間関係とはいえない。
あるときはコイツがいじられ、あるときは反撃に出て他のヤツが辛辣な言葉を浴びせられる。
いつでも攻守交代できる関係が対等な者同士だ。
『水曜どうでしょう』では、年齢もバラバラだし、ミスターは大泉の社長だし、それぞれ仕事上の『上下関係』はあるかもしれないけれど人としては対等なのだ。
ときには一番年長のミスターが丸め込まれて赤福を一気喰いさせられ、大泉洋はディレクターの藤村にクダを巻いて食ってかかる。
もちろん、場面によっては攻守逆転もありなのだ。
いつでも攻守交代できる、している、その対等な人間同士が集まって流れる気を張らなくていい穏やかな空気。
それが観ているこちらをリラックスして笑わせ、ときにはホロッとさせ、何度も何度も繰り返し観たいと思わせるのではないだろうか。
会社で子育てで学校で、常に優劣をつけようとしている社会の中に身を置いているわたしたちは『水曜どうでしょう』を観ながら、その攻守交代できる対等な人間関係の一員のような気持ちになっているのだろう。
これが『水曜どうでしょう』が20年経っても色褪せず、いまでも人気な理由だと思うのです。
と、那智さんをはじめ『水曜どうでしょう』をご覧になったことがない方にはよくわからないエントリーになってしまいましたが^^;
対等な人間同士の上下関係はいいよね!?と無理矢理『等式』につなげてみておしまい(笑)
「等式」感想です。文中に「対等な人間同士の上下関係はいいよね!?」あるけれど、その関係性は会社・学校・サークルみないな社会性のある場所では先輩・後輩・同輩だろう。夫婦・恋人・友達のような、個人的な関係性で双方が納得し快適な上下関係を成立させるのは難しそうでだね。
『水曜どうでしょう』や『大泉洋』の検索でいらした方、当ブログはこのお話以外に彼らの関することは登場しません。
アダルトカテゴリのブログになりますのでお気をつけくださいませ。
特に未成年の方はここだけ読んだら、あとは閲覧禁止です!!
いまさらながら『水曜どうでしょう』にハマっている。
1996年に北海道のローカルテレビでスタートし6年ほど放映された、かれこれ20年近くも前の番組に。
我が子が同級生から借りてきたDVDを観たことがきっかけだった。
いまは全国区になっているけれど当時は無名の青年だった大泉洋ともうひとりの演者で大泉洋の事務所の社長でもあるミスターこと鈴井貴之とディレクターの藤村と嬉野の4人が様々な(くだらい^^)企画に挑戦する。
いちおう旅番組という触れ込みではあるけれど名所やグルメなどはほとんどなく、そこで起こるハプニングややり取りを藤村ディレクターの編集でひたすら垂れ流しする。
大泉洋の親曰く「旅番組ではなく移動番組」だ。
それのいったい何にこんなにも惹きつけられるのだろう。
たぐいまれなる愛嬌と華を持った大泉洋の魅力、藤村ディレクターの編集の妙、いろいろな要素はあるけれど、4人の関係性が大きな魅力のひとつだと思う。
『水曜どうでしょう』の魅力として「学生時代を思い出す」というようなことを挙げる人がいる。
バカみたいにムキになって延々と枕投げをした修学旅行の夜。
何が面白かったのか忘れてしまうけど、とにかく面白くてずっと笑いながら帰った道。
そういう愛すべきくだらない日々を思い出させるのが『水曜どうでしょう』というのは多くのファンの見解だ。
くだらない日々のやり取りの魅力、それは対等な人間同士優劣のない関係の表れ、具体的にいうと『攻守交代できる関係』ということなのではないだろうか。
わたしたちは日々、人より優位に立とうと戦々恐々としている。
誰かがミスしないか見張り、揚げ足を取り合う。
一度『いじられキャラ』なんて位置になったら、それこそみんなからいじられる。
みんなは自分がその位置にならないように結束して一人をいじり続ける殺伐とした人間関係。
社会はもちろん、いまどきは学校でもそんな状況なのではないだろうか。
それは決して対等な人間関係とはいえない。
あるときはコイツがいじられ、あるときは反撃に出て他のヤツが辛辣な言葉を浴びせられる。
いつでも攻守交代できる関係が対等な者同士だ。
『水曜どうでしょう』では、年齢もバラバラだし、ミスターは大泉の社長だし、それぞれ仕事上の『上下関係』はあるかもしれないけれど人としては対等なのだ。
ときには一番年長のミスターが丸め込まれて赤福を一気喰いさせられ、大泉洋はディレクターの藤村にクダを巻いて食ってかかる。
もちろん、場面によっては攻守逆転もありなのだ。
いつでも攻守交代できる、している、その対等な人間同士が集まって流れる気を張らなくていい穏やかな空気。
それが観ているこちらをリラックスして笑わせ、ときにはホロッとさせ、何度も何度も繰り返し観たいと思わせるのではないだろうか。
会社で子育てで学校で、常に優劣をつけようとしている社会の中に身を置いているわたしたちは『水曜どうでしょう』を観ながら、その攻守交代できる対等な人間関係の一員のような気持ちになっているのだろう。
これが『水曜どうでしょう』が20年経っても色褪せず、いまでも人気な理由だと思うのです。
と、那智さんをはじめ『水曜どうでしょう』をご覧になったことがない方にはよくわからないエントリーになってしまいましたが^^;
対等な人間同士の上下関係はいいよね!?と無理矢理『等式』につなげてみておしまい(笑)
「等式」感想です。文中に「対等な人間同士の上下関係はいいよね!?」あるけれど、その関係性は会社・学校・サークルみないな社会性のある場所では先輩・後輩・同輩だろう。夫婦・恋人・友達のような、個人的な関係性で双方が納得し快適な上下関係を成立させるのは難しそうでだね。
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