ゆるい女
独り言
どうも私はゆるい女らしい。
あ、変なこと考えないでね^^
そうじゃなくて。
物はよく落とすし、よくコケる。
握力や脚力がゆるいんじゃないかって疑ってしまうほどだ。
でも、どうも筋力の問題じゃなくて、しっかり握っていようとか落とすもんかという意識が低い。
なんていうかその意識がゆるいという感じ。
まあ、この程度のことは実害は少ないのだけど(いや、足ねん挫したり、包丁を足に落としたりしてるけど^^;)、このゆるさ故に困ることも時々ある。
それは、女性としてそこ意識しなきゃ!!という場面でのゆるさ。
女ならそこ気をつけるだろ〜というところで、なんだか気が回らないことがあるのだ。
今日はそのゆるい故起こる問題についてのお話です。
夏も終わりを迎えたので(?)、水着に関わることを挙げてみてもけっこうありまして。
例えば。
まだ10代後半のころ。
社会人になってはじめて会社の男女で海水浴にいった。
年上の男性と海に行くなんてはじめてだったから、ちょっとドキドキ。
新調した派手めなピンク色の水着、片思いの○○さんは可愛いと思ってくれるかしら〜。
海岸に到着して、ビーチベッドでアンニュイ大人の女を気取ろうと思っていたけど、基本海大好き人間なので、結局波で遊んだり、遠くに見える岩場まで男性に混じって泳いでいったり、おおはしゃぎ。
一休みと思ってアンニュイ組と合流したら、私を見た友人が。
「りん子、毛、透けてる」
がーん。
そうなのです。
インナーを付けてはいたけれど、どうもその性能が良くなかったみたいでうっすらと下半身が黒ずんでる。(ぎゃーー、書いてて恥ずかしいぞ)
慌ててショートパンツを履き、なんとか他の人には気づかれなかったけど、いきなりショートパンツを履くという明らかに『透けちゃってました』を公言するようなはめに。
だって、みんないちいち買ったインナー試す?
わざわざ濡らして?
なんだかエロティックではあるけれど*^^*
どうも、その危機管理が甘い。
そこに気が回らないゆるさがある。
他にも。
もう10年ほど前になるかな、親戚の小学生たちを連れて市民プールへ行った。
このときはレモンイエローのビキニ〜。
パイル地で手触りいいんだ〜。
子供たちと一緒にウォータースライダーへ。
何回か子供たちを見守り安全そうだなと確認したら、う〜ん私もやりたーいとなってしまう^^
ぐるんぐるんと左右に振れ、一気にプールに投げ出される。
もがきながらもザバーンと顔を出して、親戚の子に向かって。
「たのしーねー!!」
こちらを見た小学生が冷静に。
「りん子ちゃん、胸出てる」
見るとパイル地のビキニから、片方の胸がポロ〜ン。
ぎゃーーっと水中に隠れてビキニに収めたけど、ウォータースライダーの到着プール、たっくさんの人に見られたこのは確実。
ああ、おおはしゃぎで片乳を出すおば、ごめん姪っ子。
これも、ウォータースライダーで翻弄されたら胸に気をつけろという意識がゆるい。
こんなふうに、女として締めなきゃいけない場面で危機管理がゆるいようなので、よーく困るのです。
そして、今年もやってしまった。
先にも書いたけど私は海大好きでして、海に行くととにかく遊ばないと気が済まない。
親族で海方面に旅行に行くのだけど、もちろんそこでも子供たち以上に楽しんでしまう。
ビキニを着ている私はまたなにか失態を起こしてしまうのではないかと、今年はラッシュガードを買ってそれを着ることにした。
日焼け防止にもなるし、思いっきり遊べるし一石二鳥^^(サーファーが着ているピタッとした上着ね)
長袖のラッシュガードはとても安心で、大きな浮き輪に乗って子供たちと波に揺られて、とてもとても楽しんでいた。
しばーらくして、ふとうつむくと。
ポチ。
んん?ポチ?
右左、ふたつ。
なに?
もしかして、いや、まさか…。
自分の視界に入ったポチが何かの勘違いだろうと、悪い予感を打ち消すようにもう一度視線を下に。
ポチ…ポチ。
ぎゃーーー、乳首だ!!
間違いない、乳首浮き出てるーーーー!!!!
うそ、信じらんない、乳首がはっきりわかる〜〜〜〜。
どうしよう、どうしよう。
慌ててガシッと体を海に沈め、そっと胸の辺りを手探りで確認してみる。
なんとなく沖のほうに向きを変えて^^;
乳房、さわさわ…。
ああああ、ビキニのパットが入っていない。
入れ忘れたんだ〜。
ってことは、いつからポチだったんだ!?
うう、あまり考えたくない^^;
も、もしかして、ポチが、ただのシワだったりしてくれないかな。
一縷の望み。
もう一度手探り確認。
突起の感触、若干の刺激。(感じてないよ^^;)
万事休す。
乳首だ。
今度はそーっと体を出して恐る恐る見下ろす。
やっぱりポチッとしてる。
うう、どうしよう。
なんとか誤摩化す方法はないものか。
苦肉の策をあれこれ。
裾から空気を入れて膨らましてみたらどうだろう。
一瞬は大丈夫だけど、すぐまたポチ。
猫背になってみるっていうのは?
張り付いたラッシュガードは容赦なく、浮き出させる。
ああ、神様。
このまま乳首を浮き出させたままはしゃげる度胸は、私にはない。
なんとかしよう。
あ〜ん、でも面倒臭いよ〜、せっかく遊んでるのに〜。
とりあえず海の家にパットが売っていないか、もしなければ海岸沿いの小さなコンビニに行ってみよう。
「ちょっとトイレ行ってくる〜」
親戚にそう伝えて、一目散で海の家へ。
ちょっと空気を入れたりしながら、必死だ。
浜辺で日焼けするたくさんの人の間を縫っていく、猫背で^^;
海の家にはなかった。
次はコンビニ。
しかし、ここはおしゃれなリゾート地じゃないので、コンビニにはせいぜいあってもビーサンや浮き輪。
水着やインナーなんてなかった。
2、3周ストアをうろついて何か代用できないかと思案する。
ここでも猫背ときどき裾から空気を入れて、挙動不審^^;
結局絆創膏を買って、それで押さえることに。
公営のトイレに入り絆創膏の箱を開けると、なんと極小サイズしか入っていないやつだった。
この面積で足りるか、私?
個室でまずは片乳を出し、横に一枚、押さえるように。
とりあえず、乳首は隠れた。
ビキニとラッシュガードを下ろしてみるけど、まだ全然わかる。
今度は縦にもう一枚。
これでもシワには見えない…、どう見ても乳首だ。
え〜ん、なんでよ〜、私の乳首さん、そんなに頑張らないで〜;;
しょうがないから斜めにバッテン。
抵抗する乳首さんを押さえ込んで、左右放射線状の絆創膏。
とりあえず完成、だけどあんまり見つめることができない。
乳首に放射線状の絆創膏ってなんだかミョーに生々しい^^;
見ちゃいけないもののようで、そわそわ。
でも、ちょっとチラッと^^;
いや、やっぱり、だめ、見てはいけないものだ、これは!!
もう、ひとり個室で静かに変なテンション^^;
面倒以外でも無駄にパワーを使って疲れちゃった。
なんとかおとなしく収まってとりあえず海に戻ったらいとこに『生理になったの?かわいそうに』と慰めてもらったりして、まさか乳首が浮き出てましたとも言えず曖昧に頷いてしまった。
(実際生理ではあったので、嘘じゃないのだけどね)
『乳首死守』とか『危機管理能力』とか『羞恥系の葛藤』とか言ってるくせに、ゆるい。
下着を透けさせることで大騒ぎなくせに、乳首隠す意識が甘い。
もしかしたら、私は緩急がちょっとズレてるみたいな気がする;;
こんなふうに女としての危機管理の甘い私。
それ故に、かえって面倒なことになったりするのはわかっているのだけど、このゆるさは生まれ持った特性のようで何度苦い経験をしても変わらない。
緩急のズレは、一生直らないような気がします。
そして、ちょうどこの日は那智さんのお誕生日。
那智さん、ごめんなさい。
あなたのりん子はあなたのお誕生日に、乳首に放射線状に絆創膏を貼付けていました^^;
そして、お誕生日を忘れました;;
『happy birthday』をご覧ください^^
どうも私はゆるい女らしい。
あ、変なこと考えないでね^^
そうじゃなくて。
物はよく落とすし、よくコケる。
握力や脚力がゆるいんじゃないかって疑ってしまうほどだ。
でも、どうも筋力の問題じゃなくて、しっかり握っていようとか落とすもんかという意識が低い。
なんていうかその意識がゆるいという感じ。
まあ、この程度のことは実害は少ないのだけど(いや、足ねん挫したり、包丁を足に落としたりしてるけど^^;)、このゆるさ故に困ることも時々ある。
それは、女性としてそこ意識しなきゃ!!という場面でのゆるさ。
女ならそこ気をつけるだろ〜というところで、なんだか気が回らないことがあるのだ。
今日はそのゆるい故起こる問題についてのお話です。
夏も終わりを迎えたので(?)、水着に関わることを挙げてみてもけっこうありまして。
例えば。
まだ10代後半のころ。
社会人になってはじめて会社の男女で海水浴にいった。
年上の男性と海に行くなんてはじめてだったから、ちょっとドキドキ。
新調した派手めなピンク色の水着、片思いの○○さんは可愛いと思ってくれるかしら〜。
海岸に到着して、ビーチベッドでアンニュイ大人の女を気取ろうと思っていたけど、基本海大好き人間なので、結局波で遊んだり、遠くに見える岩場まで男性に混じって泳いでいったり、おおはしゃぎ。
一休みと思ってアンニュイ組と合流したら、私を見た友人が。
「りん子、毛、透けてる」
がーん。
そうなのです。
インナーを付けてはいたけれど、どうもその性能が良くなかったみたいでうっすらと下半身が黒ずんでる。(ぎゃーー、書いてて恥ずかしいぞ)
慌ててショートパンツを履き、なんとか他の人には気づかれなかったけど、いきなりショートパンツを履くという明らかに『透けちゃってました』を公言するようなはめに。
だって、みんないちいち買ったインナー試す?
わざわざ濡らして?
なんだかエロティックではあるけれど*^^*
どうも、その危機管理が甘い。
そこに気が回らないゆるさがある。
他にも。
もう10年ほど前になるかな、親戚の小学生たちを連れて市民プールへ行った。
このときはレモンイエローのビキニ〜。
パイル地で手触りいいんだ〜。
子供たちと一緒にウォータースライダーへ。
何回か子供たちを見守り安全そうだなと確認したら、う〜ん私もやりたーいとなってしまう^^
ぐるんぐるんと左右に振れ、一気にプールに投げ出される。
もがきながらもザバーンと顔を出して、親戚の子に向かって。
「たのしーねー!!」
こちらを見た小学生が冷静に。
「りん子ちゃん、胸出てる」
見るとパイル地のビキニから、片方の胸がポロ〜ン。
ぎゃーーっと水中に隠れてビキニに収めたけど、ウォータースライダーの到着プール、たっくさんの人に見られたこのは確実。
ああ、おおはしゃぎで片乳を出すおば、ごめん姪っ子。
これも、ウォータースライダーで翻弄されたら胸に気をつけろという意識がゆるい。
こんなふうに、女として締めなきゃいけない場面で危機管理がゆるいようなので、よーく困るのです。
そして、今年もやってしまった。
先にも書いたけど私は海大好きでして、海に行くととにかく遊ばないと気が済まない。
親族で海方面に旅行に行くのだけど、もちろんそこでも子供たち以上に楽しんでしまう。
ビキニを着ている私はまたなにか失態を起こしてしまうのではないかと、今年はラッシュガードを買ってそれを着ることにした。
日焼け防止にもなるし、思いっきり遊べるし一石二鳥^^(サーファーが着ているピタッとした上着ね)
長袖のラッシュガードはとても安心で、大きな浮き輪に乗って子供たちと波に揺られて、とてもとても楽しんでいた。
しばーらくして、ふとうつむくと。
ポチ。
んん?ポチ?
右左、ふたつ。
なに?
もしかして、いや、まさか…。
自分の視界に入ったポチが何かの勘違いだろうと、悪い予感を打ち消すようにもう一度視線を下に。
ポチ…ポチ。
ぎゃーーー、乳首だ!!
間違いない、乳首浮き出てるーーーー!!!!
うそ、信じらんない、乳首がはっきりわかる〜〜〜〜。
どうしよう、どうしよう。
慌ててガシッと体を海に沈め、そっと胸の辺りを手探りで確認してみる。
なんとなく沖のほうに向きを変えて^^;
乳房、さわさわ…。
ああああ、ビキニのパットが入っていない。
入れ忘れたんだ〜。
ってことは、いつからポチだったんだ!?
うう、あまり考えたくない^^;
も、もしかして、ポチが、ただのシワだったりしてくれないかな。
一縷の望み。
もう一度手探り確認。
突起の感触、若干の刺激。(感じてないよ^^;)
万事休す。
乳首だ。
今度はそーっと体を出して恐る恐る見下ろす。
やっぱりポチッとしてる。
うう、どうしよう。
なんとか誤摩化す方法はないものか。
苦肉の策をあれこれ。
裾から空気を入れて膨らましてみたらどうだろう。
一瞬は大丈夫だけど、すぐまたポチ。
猫背になってみるっていうのは?
張り付いたラッシュガードは容赦なく、浮き出させる。
ああ、神様。
このまま乳首を浮き出させたままはしゃげる度胸は、私にはない。
なんとかしよう。
あ〜ん、でも面倒臭いよ〜、せっかく遊んでるのに〜。
とりあえず海の家にパットが売っていないか、もしなければ海岸沿いの小さなコンビニに行ってみよう。
「ちょっとトイレ行ってくる〜」
親戚にそう伝えて、一目散で海の家へ。
ちょっと空気を入れたりしながら、必死だ。
浜辺で日焼けするたくさんの人の間を縫っていく、猫背で^^;
海の家にはなかった。
次はコンビニ。
しかし、ここはおしゃれなリゾート地じゃないので、コンビニにはせいぜいあってもビーサンや浮き輪。
水着やインナーなんてなかった。
2、3周ストアをうろついて何か代用できないかと思案する。
ここでも猫背ときどき裾から空気を入れて、挙動不審^^;
結局絆創膏を買って、それで押さえることに。
公営のトイレに入り絆創膏の箱を開けると、なんと極小サイズしか入っていないやつだった。
この面積で足りるか、私?
個室でまずは片乳を出し、横に一枚、押さえるように。
とりあえず、乳首は隠れた。
ビキニとラッシュガードを下ろしてみるけど、まだ全然わかる。
今度は縦にもう一枚。
これでもシワには見えない…、どう見ても乳首だ。
え〜ん、なんでよ〜、私の乳首さん、そんなに頑張らないで〜;;
しょうがないから斜めにバッテン。
抵抗する乳首さんを押さえ込んで、左右放射線状の絆創膏。
とりあえず完成、だけどあんまり見つめることができない。
乳首に放射線状の絆創膏ってなんだかミョーに生々しい^^;
見ちゃいけないもののようで、そわそわ。
でも、ちょっとチラッと^^;
いや、やっぱり、だめ、見てはいけないものだ、これは!!
もう、ひとり個室で静かに変なテンション^^;
面倒以外でも無駄にパワーを使って疲れちゃった。
なんとかおとなしく収まってとりあえず海に戻ったらいとこに『生理になったの?かわいそうに』と慰めてもらったりして、まさか乳首が浮き出てましたとも言えず曖昧に頷いてしまった。
(実際生理ではあったので、嘘じゃないのだけどね)
『乳首死守』とか『危機管理能力』とか『羞恥系の葛藤』とか言ってるくせに、ゆるい。
下着を透けさせることで大騒ぎなくせに、乳首隠す意識が甘い。
もしかしたら、私は緩急がちょっとズレてるみたいな気がする;;
こんなふうに女としての危機管理の甘い私。
それ故に、かえって面倒なことになったりするのはわかっているのだけど、このゆるさは生まれ持った特性のようで何度苦い経験をしても変わらない。
緩急のズレは、一生直らないような気がします。
そして、ちょうどこの日は那智さんのお誕生日。
那智さん、ごめんなさい。
あなたのりん子はあなたのお誕生日に、乳首に放射線状に絆創膏を貼付けていました^^;
そして、お誕生日を忘れました;;
『happy birthday』をご覧ください^^
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