『男の子』は作られる
独り言
まもなく幼稚園の年長さんというお子さん連れの母子とご飯を食べた。
この親子とは過去に数回ご一緒する機会があった。
我が子よりちょこまか動く子だけど(といっても我が子は動かなすぎな子だったから、ほとんどの子は『我が子より動く』のだけど^^;)、けして乱暴な子ではなく、どちらかというといろいろなことに興味を持ってしまってうろちょろしちゃうというような感じの子だった。
どことなく、我が子の穏やかな空気に似ているところもあって、第一子特有のものかな~なんて思っていた。
わたしはわりと気に入られていて、たいして遊んであげるわけでもないのに何かと近寄ってきて、まあ、それなりに相手していた。
前回会ったときは幼稚園に入ったばかりとかだったから、すこし会話らしきもののできるようになってきて、我が子のときはどうだったかなと思い出してみたりする。
ご飯を支度をしていたら、その子が何かを『うーん』と持ち上げるような仕草をしてこちらにアピールをしてきた。
あらら、やっぱり男の子って、そういう力を誇示したくなるものなのかな。
それまで、どこか我が子に似て『ジェンダーフリー』な感じの子だったけど、大きくなるとだんだん変わってくるのかなと、納得なような残念なような気持ちで眺めていた。
わたしは我が子に『男だから、女だから』という理由で何かを促したことがほとんどないのだ。
小さい頃異性の格好をしたいといっても肯定してきた。
だから、我が子は『力を誇示する』などのジェンダーによるアピールをほとんど見たことない^^;
それが、わたしは好きなので、その子の変化が納得しながらも、ちょっと残念に思ってしまっていたのだ。
ご飯がはじまる。
最近、その子があまり食が進まないようでママはなかなか手こずっているみたいだった。
こういう特別な場では興奮して食べないことは仕方ないとしても、日常生活では食べやすいようにレシピを工夫したり苦労しているらしい。
その子が通う幼稚園では週の半分は給食で食べ終わるまで遊んじゃいけないようで、給食の日は一時間もかかってしまうそうだ。
いまどき、そういうのまだあるんだ。
幼稚園から、それじゃ、大変だよね。
『食事』がキライにならないといいな。
そんなこともあって、親子にとってちょっぴりナーバスな『ご飯タイム』っぽかった。
我が子も白米ばーっかりな子だったから心配な気持ちはわかるけど、あまり根つめなくてもいつか食べるようになるよ~ってくらいママが気楽にかまえていられるといいのになと思ってみていた。
野菜を細かく切ったりなど工夫と併せて、気持ちを盛り上げることもしているらしい。
ママ、いろいろ頑張ってる^^;
もう、おだてまくってる(笑)
そうで
えらいね~
とか
強くなるよ~
とか
おだてて、その気にさせていると話していた。
だから、さっきの力持ちの仕草とか、してるんだと思う
と。
ああ、なるほど~。
ママの苦肉の策が『力誇示』につながっていったんだね。
ふう。
『男の子』は、こうして作られる、のだね。
ご飯を食べてほしい気持ちはわかるし、叱って食べさせるより、いい気持ちで食べさせるほうがずっとずっと好きだ。
『男の子』は強いほうが、社会では生きやすいだろう。
どれも間違っていない。
ただ、こうやって『作られていくんだな』と、目の当たりにした感じだった。
ちなみに、この親子なんて、ぜんぜん良いケースでね。
むかし、我が子の同級生の男の子がうちに遊びにきて、わたしも一緒にゲームをやったことがあって、わたしが勝ったら
女のクセに生意気~
といっていた子がいた。
小2が大人のわたしに向かって(笑)
そのとき、きっとこの子の家ではパパがそういうセリフをいう人なんだろうなと勝手に想像していたけど、こういうもの『作られる』んだよね。
ちなみに、その子は我が子によく意地悪をしていたな。
あれはね、たぶん、わたしの我が子に対する全肯定なことが羨ましかったのだと思う。
その子、わたしに気に入られようと必死だったしね。
(詳細省くけど、そういうのって伝わるのだよね)
ところで、この日、わたしはその男の子のご飯を食べるのをちょっとだけ手伝った。
ママがスプーンですくった豆ご飯を「おいしそう!!ちょうだい?」と、その子にねだったのだ。
その子は「ダメ~」と言いながら、ぱく。
わあ、いいな~、◯君、もういらないでしょ?
残りおばちゃんにちょうだい!?
とくり返すと、その都度ぱくぱく食べてくれた。
まあ、この手が何度も通じるとは思わないけど、その子に楽しく食べてもらえたらいいなと思うのでした^^
「等式」「男の子は作られる」感想です。作らなければ、魅力ある男性や女性が出来ないよ!
親が作るのか、自分が作るのか、アニメが作るのかは別にしてね。
まもなく幼稚園の年長さんというお子さん連れの母子とご飯を食べた。
この親子とは過去に数回ご一緒する機会があった。
我が子よりちょこまか動く子だけど(といっても我が子は動かなすぎな子だったから、ほとんどの子は『我が子より動く』のだけど^^;)、けして乱暴な子ではなく、どちらかというといろいろなことに興味を持ってしまってうろちょろしちゃうというような感じの子だった。
どことなく、我が子の穏やかな空気に似ているところもあって、第一子特有のものかな~なんて思っていた。
わたしはわりと気に入られていて、たいして遊んであげるわけでもないのに何かと近寄ってきて、まあ、それなりに相手していた。
前回会ったときは幼稚園に入ったばかりとかだったから、すこし会話らしきもののできるようになってきて、我が子のときはどうだったかなと思い出してみたりする。
ご飯を支度をしていたら、その子が何かを『うーん』と持ち上げるような仕草をしてこちらにアピールをしてきた。
あらら、やっぱり男の子って、そういう力を誇示したくなるものなのかな。
それまで、どこか我が子に似て『ジェンダーフリー』な感じの子だったけど、大きくなるとだんだん変わってくるのかなと、納得なような残念なような気持ちで眺めていた。
わたしは我が子に『男だから、女だから』という理由で何かを促したことがほとんどないのだ。
小さい頃異性の格好をしたいといっても肯定してきた。
だから、我が子は『力を誇示する』などのジェンダーによるアピールをほとんど見たことない^^;
それが、わたしは好きなので、その子の変化が納得しながらも、ちょっと残念に思ってしまっていたのだ。
ご飯がはじまる。
最近、その子があまり食が進まないようでママはなかなか手こずっているみたいだった。
こういう特別な場では興奮して食べないことは仕方ないとしても、日常生活では食べやすいようにレシピを工夫したり苦労しているらしい。
その子が通う幼稚園では週の半分は給食で食べ終わるまで遊んじゃいけないようで、給食の日は一時間もかかってしまうそうだ。
いまどき、そういうのまだあるんだ。
幼稚園から、それじゃ、大変だよね。
『食事』がキライにならないといいな。
そんなこともあって、親子にとってちょっぴりナーバスな『ご飯タイム』っぽかった。
我が子も白米ばーっかりな子だったから心配な気持ちはわかるけど、あまり根つめなくてもいつか食べるようになるよ~ってくらいママが気楽にかまえていられるといいのになと思ってみていた。
野菜を細かく切ったりなど工夫と併せて、気持ちを盛り上げることもしているらしい。
ママ、いろいろ頑張ってる^^;
もう、おだてまくってる(笑)
そうで
えらいね~
とか
強くなるよ~
とか
おだてて、その気にさせていると話していた。
だから、さっきの力持ちの仕草とか、してるんだと思う
と。
ああ、なるほど~。
ママの苦肉の策が『力誇示』につながっていったんだね。
ふう。
『男の子』は、こうして作られる、のだね。
ご飯を食べてほしい気持ちはわかるし、叱って食べさせるより、いい気持ちで食べさせるほうがずっとずっと好きだ。
『男の子』は強いほうが、社会では生きやすいだろう。
どれも間違っていない。
ただ、こうやって『作られていくんだな』と、目の当たりにした感じだった。
ちなみに、この親子なんて、ぜんぜん良いケースでね。
むかし、我が子の同級生の男の子がうちに遊びにきて、わたしも一緒にゲームをやったことがあって、わたしが勝ったら
女のクセに生意気~
といっていた子がいた。
小2が大人のわたしに向かって(笑)
そのとき、きっとこの子の家ではパパがそういうセリフをいう人なんだろうなと勝手に想像していたけど、こういうもの『作られる』んだよね。
ちなみに、その子は我が子によく意地悪をしていたな。
あれはね、たぶん、わたしの我が子に対する全肯定なことが羨ましかったのだと思う。
その子、わたしに気に入られようと必死だったしね。
(詳細省くけど、そういうのって伝わるのだよね)
ところで、この日、わたしはその男の子のご飯を食べるのをちょっとだけ手伝った。
ママがスプーンですくった豆ご飯を「おいしそう!!ちょうだい?」と、その子にねだったのだ。
その子は「ダメ~」と言いながら、ぱく。
わあ、いいな~、◯君、もういらないでしょ?
残りおばちゃんにちょうだい!?
とくり返すと、その都度ぱくぱく食べてくれた。
まあ、この手が何度も通じるとは思わないけど、その子に楽しく食べてもらえたらいいなと思うのでした^^
「等式」「男の子は作られる」感想です。作らなければ、魅力ある男性や女性が出来ないよ!
親が作るのか、自分が作るのか、アニメが作るのかは別にしてね。