楽しめるように4
独特な幸福感
『楽しめるように』
一度やり直して(笑)手を頭の後ろで組むようにして上半身を縛った。
次は浣腸。
ベッドに上半身を預けお尻を那智さんのほうに向ける。
一回、二回、液体が注ぎ込まれて、お腹苦しくなっちゃうなと不安に思いながら体は少し反応してくる。
ぱりん!!
ガラスの浣腸器が落ちる音がした。
ベッドに顔を埋めているわたしは音しかわからない。
動かないで
下半身を露わにした体勢で指示通りじっとする。
なにやら処理をしている気配。
どうやら角度は悪く浣腸器を落としてしまったみたいだ。
床を拭いている様子も感じる。
割れてしまったのだろうか。
よくない想像がめぐりながらも、那智さんにお任せして「動かないで」の指示通りじっとしていることがなんだかうれしかった。
淡々と処理を終えるとテーブルの箱には欠けたガラスの浣腸器。
ああ、やっぱり割れてしまったのですね。
残念。
趣のある箱に入っていて、なんとなくSMに憧れていた頃に見たようなガラスの浣腸器。
思い出の詰まったアイテムだった。
ちょっと残念な気持ちでガラスの浣腸器さんとはさようなら、でした。
それは残念だったけど、こういうトラブルが起きたとき、こちらに心配をかけないでいられる那智さんは、やっぱり大人でステキだなと思うのでした。
えっと、その後はお尻や電マや同時責めで大騒ぎ(そこは端折る 笑)
最近の盛り上がりは、那智さんのやる気に加えて、わたしのほんの少し能動加減が増えたことが理由にあると思う。
最初の頃は那智さんの繰り出すことに必死についていくことと、性的に乱れる自分を許していくことの積み重ねだった。
徐々に許せるようになり、エッチな自分を受け入れてたくさん感じられるようになってきて、どうも最近は『楽しめている』のではないかと思うのだ。
快感や興奮や幸福や安堵や翻弄や甘い痛みや絶叫や、その時々でどれも精一杯味わってきた。
(いやがうえにも味わわせてもらってた 笑)
それに自ら『楽しんでいる』という意識の能動が加わったような気がする。
なりふりかまわずむしゃぶりつくという域には達していないけど(笑)
過剰な羞恥心や自意識が、そんなことできないと思っていた、その域にちょっとだけ近づいているような感じだ。
まだ『意識』が能動気味になったくらいなのだけど、もしかしたら、これが那智さんにも伝わって、那智さんも楽しいのではないかと思うのだ。
ふたりのセックスに『楽しい』が加わって、またちょっと楽しみかたが増えたかなと思うのでした。
「等式」「楽しめるように4」感想です。ここで「楽しめるように」だったんだ、残念ながら最後までタイトルの意図を理解出来なかった(笑)確かに、気持ち良いのも良いけれど「楽しめる」とは二人のことなのだから。
『楽しめるように』
一度やり直して(笑)手を頭の後ろで組むようにして上半身を縛った。
次は浣腸。
ベッドに上半身を預けお尻を那智さんのほうに向ける。
一回、二回、液体が注ぎ込まれて、お腹苦しくなっちゃうなと不安に思いながら体は少し反応してくる。
ぱりん!!
ガラスの浣腸器が落ちる音がした。
ベッドに顔を埋めているわたしは音しかわからない。
動かないで
下半身を露わにした体勢で指示通りじっとする。
なにやら処理をしている気配。
どうやら角度は悪く浣腸器を落としてしまったみたいだ。
床を拭いている様子も感じる。
割れてしまったのだろうか。
よくない想像がめぐりながらも、那智さんにお任せして「動かないで」の指示通りじっとしていることがなんだかうれしかった。
淡々と処理を終えるとテーブルの箱には欠けたガラスの浣腸器。
ああ、やっぱり割れてしまったのですね。
残念。
趣のある箱に入っていて、なんとなくSMに憧れていた頃に見たようなガラスの浣腸器。
思い出の詰まったアイテムだった。
ちょっと残念な気持ちでガラスの浣腸器さんとはさようなら、でした。
それは残念だったけど、こういうトラブルが起きたとき、こちらに心配をかけないでいられる那智さんは、やっぱり大人でステキだなと思うのでした。
えっと、その後はお尻や電マや同時責めで大騒ぎ(そこは端折る 笑)
最近の盛り上がりは、那智さんのやる気に加えて、わたしのほんの少し能動加減が増えたことが理由にあると思う。
最初の頃は那智さんの繰り出すことに必死についていくことと、性的に乱れる自分を許していくことの積み重ねだった。
徐々に許せるようになり、エッチな自分を受け入れてたくさん感じられるようになってきて、どうも最近は『楽しめている』のではないかと思うのだ。
快感や興奮や幸福や安堵や翻弄や甘い痛みや絶叫や、その時々でどれも精一杯味わってきた。
(いやがうえにも味わわせてもらってた 笑)
それに自ら『楽しんでいる』という意識の能動が加わったような気がする。
なりふりかまわずむしゃぶりつくという域には達していないけど(笑)
過剰な羞恥心や自意識が、そんなことできないと思っていた、その域にちょっとだけ近づいているような感じだ。
まだ『意識』が能動気味になったくらいなのだけど、もしかしたら、これが那智さんにも伝わって、那智さんも楽しいのではないかと思うのだ。
ふたりのセックスに『楽しい』が加わって、またちょっと楽しみかたが増えたかなと思うのでした。
「等式」「楽しめるように4」感想です。ここで「楽しめるように」だったんだ、残念ながら最後までタイトルの意図を理解出来なかった(笑)確かに、気持ち良いのも良いけれど「楽しめる」とは二人のことなのだから。